気ままに暮らす旅好き・離島好き・変身写真好きなはてるまの身辺雑記です。
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ちなみにプロフの写真はベトナムで撮ってきました。
海外放浪経験の思い出などなど、マイペースで更新していきますのでよろしくう~
   


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はじめまして中欧!
はじめましてハンガリー!!

初めての土地で浮足立ったのと、バスから降りるとあまりに寒かったのと、エリザベート広場に着いたのが6:40という早朝だったこと・・・
と、色々な要因があり
イタリアでは見かけなかった「バスターミナルでの積極的な客引き」のいいなりで宿を決めてしまった。

タヌ夫さん(キャスター付きリュック)を預けられるようなところがあるのかなあ、とキョロキョロしているとステーファノと名乗るオヤジ(もうハンガリー語の『シニョール』が分からないので)が近づいてきた。

とりあえず一緒に来て部屋だけでも見ろ見ろ、ブダペストはユースホステルでも1泊10ドルくらいだから、ウチとそれほど変わらないよ、(宿泊客が感想を書いているノートを開いて)ほら、このノートにはウチの宿泊客がこんなにたくさんメッセージを残しているよ、中心地からも近くて便利だよ!!!

と、熱心に勧誘してくる言葉が
英語、全部英語だ・・・


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「パスポート!!」と言いながら思わず立ち上がると、隣の席のユーリおばちゃんが目を覚まし、
「大丈夫よ(多分)」と、私の上着を引っ張って座らせようとする。

本当に大丈夫なのか。
ていうか、ユーリおばちゃんは本当に「大丈夫」と言っているのかどうかも定かではないけど・・・

ソワソワして待っていると、しばらくして先ほどと同じ、ハンガリーの入国審査官(と思われる)女性がパスポートを持って戻ってきてくれた。
ああよかった、ひと安心。

入国審査官に思わず「グラーツィエ」とお礼を言ったけれど、あっさり無視。
イタリア語だから無視されたのか、ちょっと冷たい人なのか?照れ隠しでユーリおばちゃんの方を向くと、おばちゃんはもうぐっすり寝ている。

バスがブダペストに着くまではまだ4時間くらいあるし、無事に入国もできたことだし、私も少し寝よう。
バスを降りたら寒さの中、
しかも文盲状態で宿探しをしなくちゃだし。


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MR.ビーンを見て笑っている乗客もかなり少なくなり、バスの中が徐々に静かになる。
19:52にヴェネツィアを出発したVOLANBUS は2:05にハンガリーの国境に着いた(と思う)。

イタリアから出国する時はパスポートコントロールがなく、その後も一度もパスポートコントロールがなかったのでどんなルートでここまで来たのか分からないけど、
とにかく無事に移動できてよかった。

どこの国か分からないけど(こんなにあやふやでいいのか)、出国審査官(と思われる)男の人が一人バスに乗り込み、一通り乗客の顔を見渡してバスから降りてしまったので、えっこれで終わり?!と驚いた。

でも、その後にハンガリーの入国審査官(と思われる)女の人がバスに乗り込んできて、他のこれまた一通り乗客を見渡した後、迷いなく私に近づいてくる。
「パスポート!(多分)」と、言われるままにパスポートを渡すと
私のパスポートを持ったままあっという間にバスから降りてしまった。

どどどどーしよーーー!!!
追っかけるべき?


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東欧へ向かうユーロライン(正しくはVOLANBUS)って、『サービス』の意味を履き違えちゃない?

夜通しMr.ビーンを映し続けるのはカンベンしてほしい。ヒコーキみたいにイヤホン着用ができるならいざ知らず、大音量のハンガリー語を絶え間なく聞いていると不安がどんどん大きくなる。

しかもなぜか私が座った席だけ、リクライニングがいつの間にか元通りになってしまうし。
うとうとしていても背もたれが90度に戻ると、自然に目が覚めてしまう。

隣の席のユーリおばちゃんが寝てしまったので、おばちゃん越しに窓から景色を見ようとしても真っ暗で何も見えない。山の中を走っているのがかろうじてわかるくらい。
窓ガラスを通してもジンジンするような冷気が伝わってきて、外の寒さはヴェネツィアとは段違いなような・・・

ああ、そういえばミラノも寒かったなあ。ブダペストはミラノよりもっと北だし、
手持ちの上着で寒さを乗りきれるかしら。


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バスが動き出すと更に深まる不安感。

大体このバス、ユーロラインカラーじゃないし。車体が赤と白って、おめでたすぎる上に
「VOLANBUS」とか描いてるし。
第一バスのフェルマータすらどこか分からなくてあやうく乗りそこなうところだった。

乗れば乗ったでバスの前方にあるテレビで放送している「Mr.ビーン」までハンガリー語喋ってるよ・・・
バスの乗客は大喜びの大笑い。コメディって万国共通なのだなあ。

隣の席のユーリおばちゃんが、私があまりにも心細そうにしているせいか、MR.ビーンを見て笑う合間にハンガリー語の初歩の初歩を教えてくれようとしてくれた(と思う)。
でもやっぱり聞き取れるのは「イゲン」のみ。

フィウミチーノ空港に着いた時にはイタリア語で挨拶、0から100までの数字、曜日、挨拶、簡単な質問くらいは話せるようになっていたことと比べても仕方がない。

今更言っても詮無いけれど、チェコやスロバキアのビザを取る以外にすることがなかった時に、丸顔で押しの強いフロントマンの相手なんてしてないで、ハンガリー語の挨拶でも覚えておけばよかったなあ。。。


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あのー・・・なんというか・・・
ブダペスト行きのユーロライン、既にここはハンガリーです。

飛び交う言葉は全てハンガリー語(聞き取れるのはイゲンのみ)、そしてバスが混んでいることにも驚いた。
このクソ寒い時期に、更に寒い(であろう)ブダペストに行く人なんていないだろう、
と思っていたのに、意表を突かれるほぼ満席。

ユーリ(多分)っておばちゃんの隣にかろうじて座れたけど、マジ混みだ。
そしてみんなみんなハンガリー人のような気がする。

クソ寒い時期にブダペストを目指す旅人が私一人なだけで、他の乗客はハンガリーに帰る人たちなんだろう。
だってだって、車内放送まで既にハンガリー語のみ。前途多難の予感がする・・・

イタリアに来た時って、不安よりワクワク度がはるかに大きくてやたらテンションが高かったけど・・・
言葉にも人にも慣れたイタリアをあとにして新たな国に向かうのをこんなに心細く感じるとは。


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日本へ帰す荷物を送るのに2日間お世話をかけまくったSuore Cannosianoのスオアラたちが
最後までお見送りをしてくれた。

スケジュール帳をくれたスオアラも、規則を破って時間外に部屋に入れてくれたスオアラもいる。

「気をつけて!」
「ハテルマ、良い旅を!」
「ヴェネツィアに戻ってきてね」

と、涙と笑顔で送り出してくれたスオアラたち。もしSuore Cannosianoでローマの宗教施設と同じくらいの時間を過ごしていたら、今以上に仲良くなって離れがたかっただろう。

南イタリアにどっぷり浸った後では「基本的にクールな人たち」という印象が強いヴェネツィアの人たちの中では抜群に優しいスオアラたちとお別れするのはとても寂しい。。。

でも、見送ってくれる人たちがいるだけでも心強いと思わねば!
スオアラたちに大きな声で「Ciao Ciao!!」とお別れの挨拶をして、振り返らずに
ユーロラインのバスに乗り場に向かった。


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また編集できなくなりました。
なんなんでしょうね、fc2(-"-)

以下本文です↓↓


ヴェネツィアングラスとレースでしっかり目の保養をし、ペンダントヘッドとレースを買ったつもりで手持ちのお金は全てスタンダ ではなくCOOPで食料品に使ってやった。

ハンガリーは多分イタリアより物価は安いだろうけど、とりあえず夜行バスで食べる夜食と、明日の朝ゴハンくらいは準備しておこうと思って。

これが見納めになるかもしれないミニサイズ食パン(日本の食パンの半分ぐらいの大きさ)や1kgのビスケットなどの庶民的な買い物を終えて外に出ると、すっかり暗くなり流れる霧も濃くなっていた。

Suore Cannosianoに戻り、預かってもらっていたタヌ夫さん(キャスター付きリュック)を引き取った。

ああ、プリンスがいないってこんなにも身軽なのね。
7.5kgの不要な持ち物をそぎ落とし、新たな気持ちで異国に向かうのだ!
(イタリアも異国だけど)


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ムラーノ島から一旦ヴェネツィアのフォンダメンタ・ヌオーヴェ停船所に戻る。ここからヴァポレットに乗って向かったのは漁村とレース編みの村・ブラーノ島。

12番のヴァポレットに乗って揺られること30分。

ピンクやグリーンで塗られた建物が続く家並みが運河沿いに見え始める。

絵本の中の町みたい。

シニョーラたちは(観光客に見せる為かもだけど)家の外に出てレースを編んでいる。人で溢れそうなサン・マルコ広場や、サンタ・ルチア駅周辺と比べるとまるで別世界。
のどかだなあ。。。

他の町や村ならBarでいっぱいひっかけているであろうシニョールたちも、漁船の網の手入れで忙しそう。シニョールやシニョーラが働いているのを見ながら、お土産物屋兼島の人たちの売店のようなお店に入ってみた。

小さなお店にはみっしりとヴァネツィアン・レースが積まれている。
でも「歩き方」によると、こういう売店に積まれているのはほとんどが中国などから輸入したレースだそう。
お土産にするならサイズが小さくても高いものを選ぶべし。


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中央郵便局の14番窓口に「日本まで、船便でお願いします」とパッコ(箱)を差し出す時は少し緊張したけれど、今日の窓口にいたシニョールは当たりがいい人で
「日本までですね、分かりました」と笑顔で対応してくれた。
Suore Cannosianoのスオアラたち以外に、ヴェネツィアでこんなに笑顔で接してもらえたことってなかったかも。

手続きもサクサク進み、あんなに大量にガムテープを貼ったのになぜか船便の送料も昨日より下がった
(と言っても180円くらい)。
あまりにスムーズに処理してもらえたので

悪評高いイタリアの郵便事情なんて、

私のパッコについては関係ない、絶対に無事に日本に着くはず!!と根拠のない自信に溢れて中央郵便局を後にした。

ハンガリーに向かうバスに乗るまではまだ半日以上ある。
昨日無駄にした半日を取り戻すべく、まずはムラーノ島を再訪。
ちょうど観光するのにいい時間帯だったようで、ガラス細工を扱うお土産物やさんでたっぷり目の保養ができた。

少しだけ頑張ったら買えそうな値段のペンダントヘッドがたくさんある。
目の保養というより、目の毒かも・・・



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