代理店を出て、待ち合わせ場所のBar・サンカールロに入ったのは10:00ピッタリだった。
約束の時間にサンカールロに着いたのはいいけれど、お客は初老のシニョールばかりで
(しかもみんなよく似ていて)一体誰がジャンフランコなんだか。。。とりあえずBarの中を一巡し、ついでに外の席も見てみたけれどそれらしきシニョールは見つからず。
いっそ「ジャンフランコ!」と大きな声で言ってみる?
向田邦子のエッセイで、闇夜にお父さんを探す時、すれ違う人たちに向かって「向田トシオ」「向田トシオ」とつぶやきながら歩いた っていうのがあったよなあなどと考えながらカウンターにいるお客を覗き込むようにしてい見ていると、レジにいるシニョールに目をつけられ、Barのお作法
(レジで注文してレシートをもらい、それをカウンターの中のシニョールに渡してしばし待つ)とレクチャーされる。
そんなこと知ってるっつーの。 と思いながらもレジでニコニコと愛想よく笑っているシニョールの親切を無下にもできず、
飲みたくもないのにラッテマッキャートを注文してしまった。ティレニア汽船のチケットといい、このラッテマッキャートといい・・・
NOと言えないにも程があるぞ、私。
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