周りの人たちが
「エンシエロ(牛追い)」が見やすそうな柵の板の隙間をめがけて殺到するのに負けじと自分用の隙間をキープした後、
その場で
ヤンキー座りをすること30分。足が痺れて耐えきれず、
小雨がぱらついてきたので湿っているにも関わらず地面にぺったりとお尻をつけて座って待つこと30分。牛たちの通り道を清掃車が走ったり
(なぜ今になって清掃を?昨日の間にしておけばいいのに)、私が陣取っている隙間の前には赤十字の柵が立っていて
(避難者用のスペースかな?)、そのあたりに溜まっているゴミを吹き飛ばしているのをボーっと見ていたり。
あと10分でエンシエロが始まる!という時になって赤十字のユニフォームを着た屈強なおじちゃんやおにいちゃんが私のいる隙間の前にたくさんやって来て打ち合わせをするので
「ちょっと!どいてよっ!!見えへんやんか!」と心で毒づいたり(5分くらい打ち合わせをした後であちらこちらに配置されたから結局
エンシエロ見物の邪魔にはならなかったけれど)。
そんな風に一人でヤキモキしている私を見かねたのか、柵の上に座っていた見物客のセニョール(おじさん)が
「ここに座る?」というように自分の隣のほんのわずかな隙間を指差しながら声をかけてくれた。

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