芸術三昧で幸せな気持ちで、18:00にKとオデオンで待ち合わせ。オデオン便り(在パリ日本人向けのフリーペーパー)に載ってる評判のいい中華料理店に連れて行ってもらい、久しぶりの中華料理を堪能した。中華料理って、ほんとどの国で食べてもハズレがない。しかも価格もお手頃。世界各地に自国の食材やら料理道具やらをヒトと共に送り出す中華人民共和国。
さすが4000年の歴史、侮れないなあ。 今日は2人でお互いの来し方行く末のことなど結構真剣に話し合う。ヨーロッパに腰を据えて生活していく為には、VISAとか色々煩雑な手続きが待ってると思うけどKやったら大丈夫!!きっと立派なステンドグラス職人になれるよ! 21:30発の電車に乗り込むまで見送ってくれたKに、お礼としてはほんとに些細なものだけど、母が送ってくれた味付けのりやふりかけ、今までの旅した国で買ってきたコマゴマしたお土産を受け取ってもらった。アトリエの仕事も忙しいのに、毎日毎日相手してくれてありがとう。
ほんまにほんまに楽しかったわ!! 卒業旅行で来た時に入ったレストランで、注文した料理にハエが入っていたので
「これ虫入ってる」 って店員に言ったら、目の前で入ってたハエをポイってつまんで捨てただけで何事もなかった顔をされて以来、
「パリってイヤなとこ!」 と何年間も思い込んで生きてきたけど、間違ってたなあ。。。
街の雰囲気もいいし、好きな絵もいっぱいあるし、
それに歩いてる人たちがみんなオシャレ!!
岸恵子 みたいに何気にストール巻いたりベレー帽かぶったりしてるおばちゃんや、襟首からノドボトケまで胸毛かヒゲかわからんぐらいギャランドゥがぼーぼーのおっちゃんやじーちゃんの味のあること!!次に来る時は私ももっともっとオシャレな服装でポンヌフを闊歩できますように。。。
さようなら遺体入れの袋と水道管破裂と(滞在中お宿の近くで毎日毎日違う水道栓から水がじゃーじゃー湧いていたのだ)カバネルのいた芸術の都パリ。オヴァ~!
スペインへの移動は、この旅で初めてのクシェット(簡易寝台列車)を利用してみた。1等と2等があるけどもちろん2等。ひとつのコンパートメントの左右に3段ベッドが置かれているので、定員6人。私は3段ベッドの一番上だったけど、予想以上に狭苦しい寝台で天井に頭がゴツゴツぶつかって寝られたものじゃなかった。しっかり寝られると思ったから普通の座席じゃなくてクシェットにしたのに~!
でもパスポートは車掌さんが来て集めてってくれたから、
「寝てる間にパスポート盗まれるかも」 って心配はしなくていいし気楽といえば気楽だな。あとは乗り換えさえうまくいけば、明日の昼にはバルセロナ着。
フランスとスペインと国境駅、Latour de Carolに到着するのは7:45の予定。で、そこで8:13にバルセロナ行きの電車に乗り換えしないとダメらしいけど、今乗ってる列車、走ってみたり停まってみたり・・・「快調にとばしてます!」って感じが全くしない。4:00過ぎくらいにこりゃもう8:13迄にはLatour de Carolには着きそうにないな、って気がしてきた。
ピレネー越えは予想外に手間がかかるかも・・・ 。 ↑
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