地元に住んでいそうな60歳代くらいのご夫婦がいたので、
「すみません、今ここに着いたんですが、オスタル(安宿)がどこにあるか教えて下さい」声をかけてみる。
ご主人は
「オスタルねえ・・・」と、あまり心当たりがない様子。
一方奥さんは私に寄り添っている、荷物がたっぷり入ってコロコロとよく太った
タヌ夫さん(キャスターつきリュック)を見て、
「その大きな荷物と一緒に泊まるなら、大きな部屋が必要ね!」と言いつつ、ニコニコと微笑んでいる。
なんというか・・・癒し系の奥さんだなあ。部屋は大きくなくていいから、とりあえずどこか泊まれるところを教えてもらえないかな~、と内心で思ったのを察したのか、奥さんは
「泊まるところならあるわよ!」と言って、手招きをしてくれた。安宿に案内してもらえると思い、
タヌ夫さんと引っ張ってそいそとついていくと、セニョーラが足を止めたのは明らかに一軒の
「普通の家」の前だった。
あ、客引きのご夫婦だったんだ。それなら話が早い。
早速値段の交渉交渉。
こういうのは先手必勝だし、
「1泊いくらですか?」とこちらから尋ねると、奥さんは相変わらず穏やかに微笑んで
「1泊いくらかですって?お金はいらないわよ」と答える。
では、とご主人の方を見ると、
「No!No!」と、こちらも首を左右に振って
「いらないよ」と言ってくれている。。。
ええええっほんとに泊めてくれるの?!
そんなにあっけなく謎の東洋人を信用していいの?

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