キリスト教の聖地、
サンティアゴ・デ・コンポステーラのカテドラルにはにはひっきりなしに巡礼者(と私のような観光者)たちがやって来る。
カテドラル内があまりにもザワザワして「らしさ」が感じられなくなってきたので、カテドラルの敷地内にあるヘルミレス宮殿に移動した。
大司教座が置かれているこの宮殿、
カテドラルと同じように入場無料であろうとタカをくくっていると、ここではしっかり入場料を取られた
(『取られた』って表現をしてしまうところに私の心の卑しさが表れているなあ)。といっても200円弱なので、今まで見学してきたカテドラルやバジリカに比べると破格の安さではある(
といちいち自分を慰めるところがまた卑しい)。この宮殿もカテドラル同様、たくさんの彫刻があって、全ての部屋を見学させてもらえるわけではないけれど見ごたえは充分。
歩き疲れたなあ、と思っていると、カテドラルの裏手にある公園に出た。
地図で確認すると、キンターナ広場というところらしい。壁に大きな十字架がかかったペラヨ修道院の近くににはベンチもあるし、のんびりできそうだなあと眼星をつけてから、
サンティアゴ・デ・コンポステーラ名物のお菓子を買いに行く。
名前に聖人サンティアゴ(聖ヤコブ)を頂く「Tarta de Santiago」はアーモンドの粉がタップリ入った素朴な円形のカステラ風ケーキ。
表面には粉糖で十字架が描かれた、名前も見た目もありがたいこのお菓子、サイズは大・中・小があり、ペケーニョ(小)サイズのものでも直径11~12cmくらいある。
値段は300円くらいなので、
ものすごく安い!というわけでもないけれど、「名物にうまいものなし」ということもなく、毎日食べても飽きなさそう。と思いながら、キンターナ広場のベンチに腰掛けて休憩しながらおいしく頂いた。
コレならグランデ(大)サイズを買っても食べられたかも。
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