ポルトガルに戻るのかと思った国際列車はほどなくスペインのVIGOという駅に到着した。
VIGO→

も海沿いの町なので、駅に到着する前は大西洋を思う存分眺めていられた。
海面には夕日が反射してキラキラ光っていて、静かな海面には何かの養殖イカダがたっくさん浮かんでいて、
伊勢志摩の海を思い出した。
VIGO駅に着くと、時間は20:00を過ぎていた。こんな時間なのにまだまだ明るい。。。
「国境のこじんまりした駅」を想像していたのに、VIGOはそこそこ大きな街らしく駅も大きくて立派。ポルトガルのあちこちで目にしたアズレージョ(絵つきタイル)がないのを少し寂しく思いつつ、駅構内を1歩出てみると・・・
わ!すごい上り坂!!今から
タヌ夫さん(キャスターつきリュック)を引っ張って宿探しはキツイなあ。
駅員さんにセントロ(街の中心地)の場所を教えてもらおうとしていると、客引きをしていた大柄なセニョーラ(おばさん)が近づいてきて、
「シャワーつきの部屋なら1泊2,500円、シャワーなしなら1泊2,200円」と声をかけてきた。
連泊するから少し値引きして!!と答えると、1泊2,150円にすると。
ほんとに「少し」の値引きだなあ。。。まあとりあえず部屋を見て決めよう、とセニョーラについて駅を出ると、駅前にはたくさんのオスタル(安宿)の看板が。
「安宿がいっぱいある・・・」とつぶやくと、セニョーラは耳ざとく「あら!
ポルトガル語が話せるの?!」と少し嬉しそう。(
スペイン語とうまく切り替えができず、無意識にポルトガル語が出たらしい)笑うと優しそうなセニョーラなのでちょっとワガママを言ってみようと思い、
「あのオスタルの中の何軒かを見てみたい」と言うと、
「ダメダメ!ウチが一番バラート(安いん)だから!!」とにべもない。

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