16:10発のバスに乗り込み、窓際の席を確保。
心の故郷、ナザレを後にして、新たな土地へ踏み出すのだ!寂しくないぞ、
頑張れ私!!という熱意がバスにも伝わったのか、この窓際の席、ものすごく暖房が効く。。。
暑くて暑くて、顔が脂汗でテッカテカになるような過酷な2時間強のバスの旅を終え、着いたところはポルトガルの文化の中心地で学生の街、
コインブラ。
バスターミナルは
ナザレのものとは比べ物にならないくらい大きくて人もたくさんいて、シティオ地区の観光客の集団を思い出す。近くにいた地元の人らしきセニョール(おじさん)に、
「セントロ(街の中心地)はどこ?ここから遠いですか?」と聞くと、
セントロはあっち(と指で方向を示してくれた)、それほど遠くない、歩いて行けるよ、と教えてくれたのでお礼を言って
タヌ夫さん(キャスターつきリュック)と共にセントロを目指して進む。
マリアやアベルのお宿みたいに快適なところが見つかればいいなあ。大きな通りの向かいには、すぐに
「レジデンシア」(レストランのない安宿)の看板が見つかったけれど、
交通量の多い通りを横断するのが面倒なことと、もう少しセントロに近いお宿の方が何かと便利だろうと考えたのでしばらくそのまま歩いたものの、全く「宿泊施設」らしきものがなかったため、諦めて大きな通りを横断。
こんな時、
タヌ夫さんが抱えて走れるくらいに軽くて小さければいいのに・・・とつくづく思う。
パッキングが下手でいつまで経っても大荷物と縁が切れない自分が恨めしい。通りのお向かいに渡って最初にアタックしたお宿は、
1泊3,500円、3泊以上で値引きありという条件。
お部屋を見ると、通りに面した大きな窓があり、お部屋の中には洗面台、更にビデまでついている。
ダブルのお部屋をシングルユースさせてくれるし(気付けばポルトガルに来てからずーーーっとダブルベッドで寝ている)シャワーもトイレも清潔だし、
なんと革張りの椅子まで置いてある!安宿らしからぬ立派なインテリア、というか、安宿ゆえに余計に引き立つのかな?背もたれの彫刻もすごく凝っていて、少し腰かけてみると座るところの硬さもちょうどよく、
いつまでも座っていたい気持ちになった。
こんなに快適な椅子に座って通りを眺めながら絵ハガキでも書いてみたい!!と思ったので、早速値段の交渉。2泊で5,000円まで値切れて大満足。
幸先いいぞ、コインブラ!
↑
今日もお付き合い頂いてありがとうございます!
人気blogランキングへ ↑こちらもクリックしていただければとっても励みになります。
スポンサーサイト