翌日。
今日も鉄道会社のストライキが続いてたら移動はバスにしないと・・・などと考えつつフロントに行くと、クラウディオがいた。
「今日もバスのストライキが続いてる?」と聞こうとして、
ついつい
「ショーペロ」(
イタリア語でストライキのこと)と言ってしまい、クラウディオに
「ストライキは昨日で終わったよ。リスボンに来る事があればまたいつでも歓迎するよ、
さよなら、ショーペロセニョーラ!」と笑顔で送り出してもらった。
まずはカセムという駅までの近郊電車に乗る。
シントラに行く時に乗ってあまりの新しさに感動した近郊列車の車両とは違い、
「使い込んでます」調の車両。でも座席は片側が2列、通路を挟んで片側が3列が横並びになっていて、人が少なければ6人掛けのボックス席を1人で占領できる幅広さ。
2等車両で6人掛けを占有していると、途中からアーミーっぽい若い衆たちがどやどやと乗り込んで来て相席になった。
どこまで行くの?と聞かれたので、今から行く町の名前答えると、
その前に「オビドス」に行くべきだ!と熱心に勧められた。オビドスね、覚えとく!!先日ファドレストランで出会い、リスボンを案内してくれた語夫婦といい、このアーミーの若い衆たちといい、ガイドブックがなくても色々と情報は集まるものだなあ。アーミー達は先に下車してしまい、
カセムで乗り換えてからは
車両にはほぼ私一人という状態。そこから2時間半の列車の移動中、いや
本当にポルトガルはいい!!ってことを実感した。
窓からの景色がすごくいい。なだらかに続く丘の上には風車がちらほら。一面の草原の中にポツポツと立っている白い壁に赤い屋根のおうちはミニチュアにして部屋に飾っておきたいくらいに可愛いし。。。
「のどか」という言葉を絵に描いて、その絵を
延々と電車の窓の外に吊り下げてもらっているのでは?と思うくらい。
これから未知の土地に行くのを忘れるくらいに心が休まる風景だなあ・・・。
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