料理上手でダンナさんのことが大好きな農家のセニョーラ(おばさん)に見送られながら、セニョール(おじさん)が切り取ってくれた大きな
ヒマワリをたくさん抱えて、
コルドバに戻ってきた。
コルドバへ戻る間もずーーーっと車の窓から
ヒマワリ畑を眺めていて、本当に
ヒマワリは全部同じ方向を向いている事に今更ながら驚きながら(でも
『太陽を追って動く』のはツボミの間のことだけらしく、こんなに花が大きく咲いてしまうと、
ずーーーーっと東を向いたままになっているらしい)
ヒマワリ畑のムンムンするような草いきれを思い出しつつ、
またひとつ目標が達成できたことに大満足していた。 こうやって一面の
ヒマワリ畑を堪能したのも、
サルモレホをはじめヤギのチーズやガスパチョ・アンダルスなどなど美味しいお料理を味わえたのも、
元をたどればバレンシアからクエンカに移動しようとして列車に乗り間違ったことから始まったんだなあ。 そしてあの時たまたま1泊することになってしまったUtielで親切な観光案内所の職員さんに出会わなければ、
もう一度コルドバに来よう!って気持ちにならなかったと思うし・・・。
わざわざ
コルドバに戻ってこなくても、行き先や時期によっては
ヒマワリ畑くらいは町から町への移動中にたまたま通りがかって
「見かける」こともあったかもしれないけど、
昨日みたいに気が済むまでヒマワリに囲まれたり、農家のセニョールの素晴らしい歌声を聴けたりすることはなかっただろうな。 イザその時は
「しまった!失敗した!!私のバカバカ!!」と思っていても、後々考えてみるとその失敗のおかげで旅が一層楽しくなった、ってことが本当にたくさんある。
今回もまたいい思い出が作れてよかったなあ。失敗は成功の母、ってほんとだね。そんな事を考えながら、
コルドバのセニョーラの元に帰ってきた。ここで車から降ろしてもらい、お店に顔を出してセニョーラに
「Hola!帰って来たよ~!!ヒマワリたっっっくさん見たよ!!」とテンション高く報告した。
この感じ、ほんとに自分ちに帰ってきたみたいだなあ。。。
(自分ちじゃこんなにテンション高く挨拶して帰宅することなんて、無いに等しいけど・・・)

↑
今日もお付き合い頂いてありがとうございます!
人気blogランキングへ ↑こちらもクリックしていただければとっても励みになります。
よろしくお願いしまあす。
スポンサーサイト