洗面台の蛇口から水は出ない見知らぬ男は寝てる床は髪の毛だらけ(これは自分が悪い)・・もーこの宿キライ!!バルセロナもちょっとキライ。
イザという時には貞操も守らないといけないので、明け方(と言っても日が射さないので薄暗い)まで悶々として寝られず。同室の彼は9:00過ぎに宿の枕まで持って出て行った。泥棒?
眠いけどどうも二度寝もできなさそうなので、昨日に引き続き、遠足気分でカタルーニャ地方の聖地、
モンセラット(のこぎり山)に行くことにした。
郊外電車に揺られ、ロープウェイに乗り換えてバルセロナから約1時間半でモンセラットに到着。岩山をくりぬいて作られた町って感じ。聖地というより、隠れ家って感じだなあ。雰囲気もメキシコっぽい(これまたあくまでイメージ)。

モンセラットでのお目当ては13:00から始まる少年修道士の聖歌隊(エスコラニア)のお歌鑑賞。
場所はモンセラットの中腹にあるベネディクト派の修道院らしい。モンセラットに着いたのが12:30過ぎだったので、30分ほど修道院の周りをウロウロしてから修道院に入ってみた。
大聖堂の中では結婚式の最中で、聖歌隊はいつ登場するんだろう?結婚式が終わってからかな?と思っていると、結婚式と聖歌隊のお歌はなんと同時進行・・・いいのかなあ。
まあ新郎新婦には素晴らしいBGMにはなりそうだけど。
「大聖堂」といいつつ、案外こぢんまりしたつくり。でも数えてみたら礼拝堂は12室もある。
天井はヨーロッパでよく見た宗教画ではなくて、青を基調にしたチロリアンテープみたいな縁取りと余白に分かれてて、修道院の大聖堂というよりは、どこかのおうちの天井みたい。「聖地」のわりに、なんだか庶民的な雰囲気のモンセラット修道院。
他に見るべきものは、「ラ・モレネータ」。長年まつられてる間に、
ロウソクの火であぶられてススか何かで黒くなってしまったマリア像なのだが。めちゃくちゃ混んでるの!拝顔するまでに1時間くらい行列で待たないといけないらしく。。。
他にすることもないし並んだけど。並びに並んでやっとお会いしたマリア様は、ちょっとスロバキアのマリア像を髣髴とさせるのっぺりフェイスだった。
お土産物屋さんをブラブラし、「十字架の小道」をそぞろ歩いていると、いきなりダーーーーっと大雨。毎日毎日雨ばっかり降って,全然スペインって感じじゃない・・・もうバルセロナも潮時?そろそろ南下し始めようかなあと思いつつ、郊外電車に乗ってウトウトしてたら・・・
冷房が強すぎて・・・寒いっ!! こんな大雨の涼しい日になぜ冷房をいれるか?と考え始めたら水の出ない洗面台、不意に見知らぬ男が寝ている等々宿への不満もフツフツと湧いてきて・・・
私は寒さに震える為にスペインに来たんじゃなーーーいっ!!!
宿も郊外電車ももうイヤ!もう移動することに決めたっ!
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