カターニアからシラクーサへの道中は曇り空が広がっていてお天気が少し心配だったけれど
、シラクーサに着く頃には快晴になっていてよかった。シチーリア島の東南にあり、イオニア海に面したシラクーサ
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は、紀元前5世紀には30万人の人口を擁する大都会
(現在の人口は12万人)。
全てのギリシャ都市の中で
「最も大きく、最も美しい」と称えられたこの町は
ギリシャの数学者・
アルキメデスの生まれたところでもある。
シチーリア全土に影響を与える力を持った町に発展したシラクーサでは、アテネのような民主主義は育たず、僭主ディオニソスが専制政治を敷いた。
やがてローマの支配に続き、聖パオロの布教でキリスト教都市になるが、9世紀にはアラブ人の支配を受けることになる。
シチーリア島の他の町と同じように、シラクーサも異民族の支配をたびたび受けてきた地域なのだ。

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