イソラ(島)ディ モツィアというけれど、実はモツィアは島ではなく、面積40ヘクタールの潟。
古代フェニキア・カルタゴの居住地としては
ヨーロッパで一番の重要地と言われている。
モツィアの歴史は紀元前8世紀まで遡るが、注目を集め始めたのは1875年に遺跡の発掘を始めてからのこと らしい。
モツィア全体がカルタゴの遺跡となっている中でも、有名なのは紀元前5世紀の大理石の彫像「モツィアの若者」。発掘された彫像などは、
発掘を始めたビジネスマンの名前を冠した美術館・
Museo Villa Whitakerに展示されている。
ものは試し と、Museo Villa Whitaker、その隣にあるモザイクの家に立ち寄ってみたけれど、貴重なはずの発掘品の展示の仕方はパレルモで博物館を見学するたびに感じた
「これって・・・ほんまに貴重なものなんやんなあ?」という印象を覆すものではなかった。
紀元前のものがゴロゴロ発掘されるんだから、ひとつひとつをキレイに整列して展示する余裕も人手もないのかもしれないけれど・・・
閉店直前のフリーマーケットみたいに、あらゆるものがごちゃごちゃになっている棚には驚いた。
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