翌日。
もし昨日ケルト風わらぶき屋根の家から出てきて、
私に
「オーーラ!」と
挨拶したセニョール(おじさん)と同じ格好をした人がいたらどうしよう・・・と、ドキドキしながら雨の中をエスタシオン デ アウトブセス(バスターミナル)に向かう。
世界遺産のローマ城壁も見たし、久しぶりに
美味しいお肉料理・Raxo(ラショ)も堪能した。おまけにおばけ(多分)まで見たことだし、
もうLugoに関してはお腹いっぱいという気持ちになったので次の町に移動することにした。
(昨日の出来事でガリシア地方からしばらく離れたくなった気持ちがあることも否めない・・・)エスタシオン デ アウトブセスに着いてから「歩き方」を読んだりバスの路線図を見てみたり、とものすごく適当に行き先を決めてみた。カンタブリア山脈を越え、更に
スペイン内陸部に向かうことにして、降り続ける雨の中、
タヌ夫さん(キャスターつきリュック)と共にバスに乗り込んだ。
通路を挟んで隣り合わせになったおばあちゃんが
「セニョリータ、Lugoに住んでるの?」と突拍子もない事を聞くので、
旅をしていてLugoには数日滞在しただけで、今は次の町に移動中なんです、と答えると、
「旅の最中なの!私の孫と同じね。私の若い頃は戦争(スペイン内戦、もしくは第2次世界大戦??)で旅なんてできなかったけれど、孫もセニョリータも自由に旅ができて羨ましいわ!
セニョリータはいつまでスペインにいるの?私の孫は
昨日はフランスにいたと思うと今日はアルゼンチンにいるくらい、あちこち移動しているのよ」と、賑やかにお話をしてくれた。

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