いつものように運転手さんのすぐ後ろの席に座ると、
ア・コルーニャの思い出と次の街への期待が混ざり合い、なんともいえない高揚感に包まれた。そんな私の他に4〜5人の乗客を乗せたバスは大西洋に突き出た半島からどんどん内陸部に進む。
思えばポルトガルのリスボン以来、大西洋とは長い間着かず離れずのいい関係(?)を築いてきたのだなあ。潮風に吹かれながら泳いだり眺めたりした
大西洋ともこれでついにお別れか。。。オラリオ(時刻表)通りに出発したバスがベタンソスという町を通り過ぎる頃には、バスの窓からの風景はすっかり山の中の景色になっていた。
真っ青な海と空の景色を見慣れた目には濃い緑の山々はとっても新鮮。バスの窓を開けて酸素がたっぷりありそうな空気を吸い込みたい誘惑にかられている間に今回の目的地、
Lugo(
ルーゴ)に到着。
Lugoは紀元前26年から12年にかけてローマ皇帝アウグストゥスの軍団長によって建設され、「ルクス(明るい)・アウグスティ」と名付けられた。カンタブリアとの戦争による駐屯地の跡に建てられた町で、3世紀終わりから4世紀始めのローマ帝国後期に、立派な市壁が建設された。
そんな
Lugoもローマ時代以降は無人となり、中世初期に住んでいたのは聖職者だけだったという説もあるらしい。。。
西洋史の光と影。栄枯盛衰。そんな言葉を髣髴とさせる町だなあ。
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