水の出ない蛇口とオノレの浅はかさを恨めしく思いつつ、
タヌ夫さん(キャスターつきリュック)を部屋に置いて
ア・コルーニャの街に繰り出した。
お宿のフロントには値段の交渉をしたセニョール(おじさん)がいたので、とりあえず
「洗面台の水が出ない!同じ値段でお水の出る部屋か、別のお部屋に替えて下さい」と言ってみたけれど、
「No!」と軽くあしらわれる。まあ自分の不注意だし、2泊くらいの不自由はガマンしますか。。。窓ガラスがキラキラと輝くマリーナ大通りを過ぎると、
ア・コルーニャの岬に出る。
(
『ア・コルーニャ』というのはこの地域(ガリシア地方)の現地語表記。標準スペイン語では『ラ・コルーニャ』だそうです)
港を右手に見ながら
サン・アントン城に至る遊歩道は、道幅も広くてとってもキレイに整備されている。ゆるいカーブを描く道なりに歩いていると、岬の先端には周りを城壁に囲まれた古いお城、
サン・アントン城が見える。
1516年〜1556年の間に在位した
カルロス1世(=
神聖ローマ帝国皇帝カール五世)が香辛料の通商院を設立し、その施設の防衛のために建設した16世紀に要塞として建てられたこのお城は三方を海に囲まれていて、
遊歩道から眺めるとまるで
「陸の孤島」。
要塞の役目をはたした今では内部が博物館になっていて、装飾品・食器・大砲・
なぜか骸骨・ローマ時代の武器などなど、雑多なモノたちが
「展示」というよりも
「とりあえず置いておきます」という感じで陳列されている。値打ちのあるモノなんだろうし、安くても入場料を取っている施設なんだから、もう少しきちんと展示してくれても。。。
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