小さな教会から出て、更にずんずんと歩く。
海からの風が強くなってきたなあ、と思っていると、とうとう岬の端にある灯台に着いた。
ああここがスペインの西のはてなのだなあ。。。
やや観光地化されたロカ岬とはまた違った雰囲気の
「ここに地終わり 海始まる」ところだ。灯台の近くにも、さきほど教会で見かけた巡礼者のような人たちが何人かいて、大西洋から吹きつける風に髪をなびかせながら、じっと海を見つめていたり、カップルが手をつないで寄り添っていたり。
みんな巡礼者の為のミサが終わった後のようないい顔をしている。ロカ岬のような
「最西端到達証明書」は発行されないけれど、目の前に広がる青と緑がちょうどいい具合にまざった、美しい海の色と強い潮風は、
今ここにいる人たちの記憶に強烈に残るだろう。この風も海の輝きも、私は一生忘れない。灯台からの眺めを目と心に焼き付け、
フィニステレの町に戻る。
夕飯には少し早いかな?という時間だったけれど、混み始める前にゆっくりを食事をしようと思ったので、あまり観光客でザワザワしていない、でも活気があるリストランテを物色してみた。
ガリシア地方に来て、今まで以上に食への期待が高まった気がする。
今日もおいしいマリスコス(魚介類)が私を待ってくれている!と思うと
足取りも軽い軽い。

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