朝ゴハンを済ませ、このお宿で最初に対応してくれたおっちゃんにいちゃんが廊下にいたので挨拶をしていると、セニョーラ(おばさん)も別の部屋から顔を出し、
「昨日教えたカテドラルの近くのおいしいリストランテ(レストラン)に行ってみた?」と満面の笑みで聞いてくる。
あ、そういえば・・・わざわざお宿の外に出て、「
カテドラルのこちら側にいいリストランテがある」って教えてくれたけれど、店名を聞くのを忘れていたんだった。
「今日のお昼に行ってみます!」とセニョーラに返事をし、いつも持ち歩いているメモ帳にリストランテの名前を書いてもらう。
これで今日のランチもおいしいものが食べられるに違いない。ブラブラとカテドラル前の広場にやって来た。昨日は気付かなかったけれど、大きなリュックを背負って砂埃まみれの靴を履いた、真の巡礼者たちを眺めていると、
みんな手帳?を開いて、何かの事務手続きをしているみたい。ポルトガルのロカ岬で発行する「最西端証明書」みたいに、
「聖地到達書」が頂けるのかな?と思い、窓口で質問してみると、
ここで発行するのは
「巡礼証明書」で、それを発行してもらえるのはこのカテドラルに至る道のりをしっかりと「巡礼」し、巡礼路上にある札所(?)のスタンプを押印している巡礼手帳を持っている人のみ、とのこと。
フラリとやって来た観光客ごときに「聖地に来た証明」をくれるところではないのね。私の後から窓口のところ(巡礼事務所というちゃんとした名前がついているらしい)にやってきた5人の巡礼者たちが、
巡礼証明書を片手で恭しく持ちあげ、
お互いに堅く握手をし合っている。
達成感に満ちた笑顔と態度の晴れがましさったら!!見ている私も幸せになるくらい。
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