緑豊かな木々に囲まれた
エラドゥーラ公園の中は
空気がしっとりとしていて、深呼吸をするだけで体が浄化されるような。。。酸素も濃そうだし、たくさんのジョガーたちが集まる理由も分かる気がする。森林浴気分でしばらく坂道を登ると、不意に視界が開けて、
堂々としたカテドラル、そして現在はなんと五つ星!のパラドール(スペイン国営ホテル)として利用されている旧王立病院が目に飛び込んできた。こんなに離れているのに、天を突くようにそびえるように見える、カテドラルの立派な塔。その前の広場には何人もの人が集まっている。
タヌ夫さん(キャスター付きリュック)よりも大きくて重そうなバックパックを背負った人たちの集団は、「Camino de Santiago(サンティアゴへの道)」と呼ばれる、
昔ながらの巡礼路を歩いてきた人たちなのだろう。9世紀はじめ、サンティアゴ・デ・コンポステーラではキリストの十二使途の一人、サンティアゴ(聖ヤコブ)のお墓が見つかり、その場所に小さな教会が建てられたという伝説があった。
その伝説はヨーロッパ中に伝わり、11世紀になると巡礼路も整備され、
スペインの守護聖人であるサンティアゴ(
レコンキスタ全盛時には巡礼者の数が増えたが、イスラム教徒をイベリア半島から追い出し、
レコンキスタが終了した後は巡礼者の数もグンと減ったらしい。
THE 苦しい時の神頼み)を祀った場所であるこの町には、
スペイン国内はもちろん、遠くはイギリスや北欧からも巡礼者が集まり、
多い年には年間50万人(!)ものキリスト教信者たちがやってきたらしい。その頃ほどの盛況ぶりはないにしても、観光シーズンでもないこの時期に、あとからあとからやって来る巡礼者たちがどんどん広場に集まってくる。。。
小さな町のわりに宿泊施設の数が多いことも宿泊施設の「満室」が多いことも、未だにこの町がキリスト教徒の心の拠りどころになっている証なんだなあ。
↑
今日もお付き合い頂いてありがとうございます!
人気blogランキングへ ↑こちらもクリックしていただければとっても励みになります。