VIGOに戻るバスに乗る為に、Bayonaのバス停まで
タヌ夫さん(キャスターつきリュック)をゴロゴロと引きずって行こうと玄関に出ると、テレサは
「サイズ直しをした指輪を受け取りに行くから、私もバス停まで一緒に行くわ!」と、私の手から
タヌ夫さんを奪うようにして、Bayonaの町のセントロ(中心地)へと向かう坂道を下り始めた。
歩く道々、またしてもテレサは
「VIGOは大きな街だから、迷子にならないでね」と旅の心得を説いてくれる。
VIGO行きのバスがやってくるまでテレサは私と一緒にバス停で待っていてくれた。そしてバスが来ると、運転手さんに
「これVIGO行きのバスよね?」と確認してくれ、
運転手さんが
Si!と大きな声で答えると
「この子、これからサンティアゴ・デ・コンポステーラに行くの。間違いなくVIGOのエスタシオン デ アウトブセス(バスターミナル)で降ろしてやってね。何にも分からない子なんだから、
ほんとに頼んだわよ!!」と、何度も念押しをしてくれた。
運転手さんもイヤな顔をすることもなく、
「セニョリータがVIGOのエスタシオン デ アウトブセスで乗り換える時に間違わないよう、俺が面倒をみるよ!(多分)
」とノリのいい返事をしてくれたので、テレサも私も安心し、
「アディオス!」と手を振り合ってバスの中と外とに別れた。
いつもバスで移動する時は、運転手さんの真後ろの席に陣取り、
「○○に着いたら教えて!」とお願いしておくけれど、今回はテレサがしつこいくらいに
「VIGOで降ろしてやって」と運転手さんに言ってくれていたので安心。
バスの一番後ろの席に座り、見送ってくれているテレサに向かってもう一度手を振った。
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