のんきに二度寝をしている間に、テレサはすっかり夕食の支度を調えてくれていた。
そしてまるで当然のように
「夕食ができたわよ!カルド・ヴェルデ(野菜スープ)もあるわよ!」と私に声をかけてくれた。
テレサに昼寝中に毛布をかけてくれたお礼を言い、(食事つきのお宿ではないのに)遠慮なくテレサのお向かいの席についてパンや
カルト・ヴェルデやトルティーリャ(オムレツ)や果物を頂く。
今日もいつものようにテレサはひとしきりダビーとダビーの家族の話をし、
私は私で海が冷たかっただの海草がたくさんあって気持ち悪かっただのと1日の出来事を報告する。
食事を終えてから、テレサが淹れてくれた紅茶を頂きながら、
ポルトガルからBanoyaにやって来るまでのことなどを話していて、何気にポルトガルの
「サン・ジェズス」(地域全体がキリスト教の聖地のような場所。
そんな神聖な場所でもおかしげな彫刻に大喜びしていた罰当たりな私・・・)はとっても良かった!と話すと、テレサは
「よくぞ言ったわね!」とばかりに、戸棚から古い絵ハガキを何枚も取り出してきた。
「私が昔、亡くなった主人とお参りをしたところよ。素晴らしいカテドラルがあるの!」と、とっても熱く説明をしてくれた。
テレサが一所懸命説明してくれたのは、ガリシア地方はもちろん、ヨーロッパ中のキリスト教信者たちがお参りをする
サンティアゴ・デ・コンポステーラ。
ピレネー山脈を越える
「サンティアゴへの道」と呼ばれるルートを通る、本格的な「巡礼の旅」は地理的にできないけれど
(巡礼ルートから見ると、Bayonaにいる私は既にサンティアゴ・デ・コンポステーラを通り過ぎている・・・)、テレサは
Bayonaから一旦VIGOに戻り、そこから直通バスが出ているので、ぜひ行ってみなさい!、と勧めてくれた。

↑
今日もお付き合い頂いてありがとうございます!
人気blogランキングへ ↑こちらもクリックしていただければとっても励みになります。