翌朝。
今日も海沿いの屋台で
生ガキでもつまもうかしら、などと思いつつ身支度をしていると、ふいにお部屋のドアをコンコンコンコンとノックされた。
朝から何事?とドアを開けると、お宿の大柄なセニョーラ(おばさん)がいて、
「昨日話してた荷物はどうするの?」ととぼけた事を聞く。
どうするって、Bayonaに行く間預かってくれるって言ってたよね?というと、
「私は昼間はオートロカーサ(別の家)にいるから、何日もアンタの荷物を見張っているわけにはいかないわ」などといい出した。
「見張っていてくれなんて頼んでいないし、
昨日『預かっててくれる?』って聞いた時はOKって言ったのに!!」と少しムッとしながら答えると、
「とにかく荷物は預かれないから、VIGOの駅にでも預けておけば?」と吐き捨てるように宣言された。挙句に
「チェックアウトは9:00よ!!」と、初日の説明より2時間も早い時間にされている!!
なんなのこのセニョーラ、昨日と全然態度が違う!!とかなり気分を害したものの、こんなところに
タヌ夫さん(キャスターつきリュック)を置いて行くと勝手に中味をあさられかねないと思ったので、大急ぎでパッキングをし直してチェックアウトした。
理由も分からずにこんなに嫌な気分にさせられたお宿は始めてだわっ!受付には大柄なセニョーラがいたので、
「ここからエスタシオン デ アウトブセス(バスターミナル)まで行くバスに乗りたいんだけど」と言うと、
「R-4!!」と大声で叫ぶなり、ぷいっと受付からいなくなってしまった。
どこまで感じが悪いセニョーラなのだ。おかげで私までどんどん気分が悪くなってきたじゃないの。昨日までこんなにひどい人じゃなかったのになあ。
・・・もしかして更年期ってやつ?
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