ポルトからスペインへ向かう国際列車の乗客は、途中の駅でどんどんどんどん下車してしまい、国境に流れるとっても大きなミーニョ川の手前になると、車両の中には私ともう一人
「女性おひとりさま」の日本人観光客だけになってしまった。
「おひとりさま」の彼女は相変わらずガイドブックから目を上げないので、ミーニョ川の川面を楽しそうに気持ち良さそうに滑っていく何人ものカヌーイストたちを羨ましく眺めたりミーニョ川の川岸が湿地帯みたいになっているのを見て、
おお草の島!!と感心したり。
川幅の広いミーニョ川の中央が
ポルトガルとスペインの国境になっているのか、川の半分くらいまで進むと、列車の速度はとってもゆっくりになり、対岸には懐かしいスペインの国旗がたなびいているのが見えた。
「今国境を越えたみたいですね!!!」と「おひとりさま」の彼女に声をかけようとしたけれど、やっぱりガイドを熟読中。
仕方なく
ああもう今日からセニョーラじゃなくセニョリータって呼ばれるんだ!とか、ひがな1日BAR(立ち飲み屋さん)でカードゲームに興じるセニョール(おじさん)にコーヒーをご馳走してもらったり、
道を歩いていると不意に「チーナ(中国人)!」って声をかけられたり、トロ(牡牛)が死ぬまで戦う闘牛を観たり、魂が震えるようなフラメンコを見ることができたりシエスタができる国に戻ってきたのだなあ。。。と一人感慨に耽っていた。
ほんとに久しぶりの国境越えだ。パスポートコントロールがないことが拍子抜けだったけれど。Tuyという駅の次にGuillarei という駅があり、なぜか列車はこの駅から、今までの進行方向から逆に向かって(
ポルトガルに向かって)走り始めた。なぜ来た道を戻るのだろう・・・
相変わらずRENFE(スペイン国鉄)は私を悩ませるなあ。
たしかにポルトガルは懐かしいけれど、せっかく3時間も列車に乗ってきたんだし一気にスペイン入りをはたしたいんですが・・・。
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