お腹いっぱいになったのでおませな女の子にお勘定をお願いし、
「エシュターヴァ ムイント ボン(とってもおいしかった)!オブリガーダ(ありがとう)」と言うと、
今までキリリとした表情しか見せなかった女の子が
ニコニコして「オブリガーダ。
また来てね」と返事をしてくれた。
おませの殻を破った女の子の素直な笑顔にはほれぼれした。
この子も子供なりに、あまり見慣れない東洋人の相手をすることに緊張していたんだろうな。それにひきかえ、この子の弟たちの遠慮のなかったこと・・・。
お姉ちゃんに比べると弟たちは赤ちゃん同然の無邪気(?)
さ。少しの年の差で子供ってこんなに違うんだなあ。腹ごなしにシティオ地区をしばし歩いてみようと思ったけれど、かなり時間をかけたランチが終わった後も、相変わらず団体さんの観光客で
満員御礼状態。
観光客にもみくちゃにされながら、もう一度メモリア礼拝堂から
ナザレの町を見晴るかすと、ランチ前に海面に漂っていた膜のようなものは見えなくなっていて、どこまでも広がる真っ青な海はキラキラと輝いている。
その海を見ていると珊瑚礁状態に日焼けの跡が残っている自分のヒフの事も忘れ、
「えーい泳いでやるっ!!」という気持ちになってしまった。
逸る気持ちを抑えて一旦お宿に戻り、久しぶりに水着を着てバスタオルをひっつかみ、お宿のあるペデルネイア地区から、
太平洋沿いのプライア地区に
ダッシュで駆け下りた・・いところだけれど、ペデルネイア地区からビーチまでは結構な距離がある。途中に公園があるので、いつもお宿とプライア地区を行き来する時はその公園のベンチで休憩するけれど、今日はそんな気持ちの余裕がなかったので、ノンストップでビーチまで階段や坂道を下りに下った。
やっとプライア地区に到着。
ナザレ観光のメイン、シティオ地区と比べると観光客は人数はグンと少ない。
水着を着て寝転んでいる人たちの間を縫って進み、
適当なところにバスタオルを敷く→サンダルを脱ぐ→Tシャツと短パンを脱ぐ→日焼け止めを塗るという一連の動作を
30秒くらいでこなし、
大西洋に跳びこんだ。
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