気前がよくてフレンドリーなセニョーラ(おばさん)たちに見送られ、袋に詰めてくれたお菓子を片手に海岸まで歩いてみた。
道端にはどこもかしこもセニョーラがてんこ盛り。
リスボンでも思ったけれど、昼間っからブラブラしているセニョール(おじさん)をとんと見かけない。
そういえば今日のお宿にもセニョールはいなかったし・・・。出会うのは陽気なおばさんばかり。ナザレ、それは明るくて働き者のセニョーラたちの町。メルカド(市場)を出てしばらくプライア地区をそぞろ歩く。地図がなくてもなんとか一人で歩けそう、と思えるくらいにウロウロしていると、ほのかに夕暮れの気配が漂ってきた。
大西洋に沈む夕日を見る前に、どこかで腹ごしらえをしようっと。
今日こそ鰯の炭火焼だあ!と、
大西洋を左手に眺めながら歩けるレプブリカ通りから細い路地に入り、地元の人が多そうなお店を探してテクテク歩く。
こんな時に役に立つのは、
リスボンでクラウディオとクラウディアに教えてもらい、発音をそのまま丸覚えした
「エンシーネ メ ウン ヘストウランテ ボン ポル アキ ペルト?(この近くのおいしいレストランを教えて下さい)」や
「テイン ヘスタウランテ バラート(安いレストランはありますか)?」というカタカナ
ポルトガル語たち。
メルカドの陽気なセニョーラ(おばさん)たち同様、プライア地区のセニョーラたちも、たどたどしくても
ポルトガル語を使おうという私の心意気を買ってくれる。
私から声をかけると最初は少し驚いた顔をするけれど、
「ボン ヘスタウランテ?たくさんあるわよ!」と、とっても愛想よく道案内をしてくれた。
1軒目。残念ながら満席で
「いつ空くか分からない。ごめんね」とお店の人に謝られる。
活気があってお魚が焼けるいいにおいが漂う。。。絶対にナザレ滞在中にここでお腹いっぱいお魚を食べてやる!!と心に誓い、このお店の人に
「おいしくて安い」と教えてもらったレストランに行ってみた。
更に細い路地を入り、お店の人に言われた通りに
「2回ディレイタ(左)に曲がって、まっすぐ歩いた角のエシュケルダ(右)にあるはず」とブツブツ言いながら歩いていると、
魚介類のお料理のいい香りが漂ってきた!
そして思わず小走りになる食いしんぼうな私。。。
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