オンタリオ在住のご夫婦お誘いを断りきれず、
「じゃあ軽く、少しだけ」と言いつつご夫婦オススメのシーフードレストランでワインとお料理を頂くことに・・・。
お酒が入るとご主人はますます饒舌になり、
ポルトガル語も早口になっていくので何を言われているか分からなくなってきた。
こんな時、アルカイックスマイルって便利。ほんとにこのほほえみは東洋人の武器でもあり、盾でもあるなあ。ご主人と奥様は自分たちのオススメの地名を私がいつも持ち歩いているメモに書いてくれた。そして巨大なキリスト像(クリスト・レイ)まで案内してくれた上に、キリストの足元まで上れるエレベーターにも一緒に乗ってくれた。対岸に広がる
リスボンの街を見ながら、
「ジェロニモス修道院には行った?」と聞かれたので、
まだ行ってません、と答えると
「リスボンに来てジェロニモス修道院に行かないなんて!!」と本気で驚いた様子。
クリスト・レイから地上に戻るやいなや、テージョ川の対岸に戻り、早速
ジェロニモス修道院に案内してくれた。
(食事代・移動費・エレベーター代・ジェロニモス修道院の入場料は全てご主人が払ってくれた。こんなに親切にしてもらっていいのかなあ・・・)ジェロニモス修道院は門には
「これでもか!!」というくらいに細かな彫刻がほどこされている。パティオ(中庭)を取り囲む回廊も天井が高くて通路の幅も広くて、
この回廊を歩いているだけでも
ありがたあい気分になってくる。しかもこの回廊、驚く事に二階建てになっている。二階建ての回廊なんて初めて見た。建物の内部に安置されているのは、更にありがたいものたち。
インド航路を発見したバスコ・ダ・ガマの棺に、先日
ロカ岬に立つ石塔に刻まれていた
(例の
「ここに地終わり・・・」という一節)叙事詩の作者、ポルトガルを代表する詩人・カモンエスの棺。
大航海時代に活躍した人たちが眠るこの場所は、
大航海時代にポルトガルに流入した莫大なお金をふんだんに使って完成したんだなあ。
ジェロニモス修道院は、今はヨーロッパの一地方になってしまったポルトガルが光り輝いていた時代の、
栄光の遺産なんだ。。。
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