素晴らしくキレイな海に臨む町、
カスカイスから
ロカ岬まではバスで移動。
駅員さんに
「ロカ岬(Cabo de Roca)に行きたい。バス乗り場を教えて」という質問の
「岬(Cabo)」くらいまで言ったところで、察しのいい駅員さんは
「
Cabo de Roca, セイシュ(6番)!」とバス乗り場の番号を教えてくれた。
数字はスペイン語もイタリア語もポルトガル語も似ているので、比較的簡単に聞き取れて嬉しい。セイシュのバス停に行き、オラリオ(時刻表)を見ると・・
・ロカ岬行きのバスは1時間に1本しかない。ポルトガルが誇る観光名所だし、ひっきりなしに(シャトルバス状態で)バスが発着するイメージだっただけにこのアッサリしたオラリオはかなり意外だった。ちょうどバスが発車したところだったので、
カスカイスの町の観光案内所に行き、この町の見どころや、きれいなビーチの場所を教えてもらう。
職員さんは明らかにアジア人の私がたどたどしいなりにも
スペイン語、そして挨拶やちょっとしたセンテンスは
ポルトガル語で話そうとする姿勢をいたく気に入ってくれたらしく、
「バスが来るまではまだ時間があるし、他に観光客もいないから」と、観光案内所の近くのBarからカフェ(エスプレッソ)とケイジャーダというチーズタルトを買ってきて
ごちそうしてくれた!!感謝感謝。
こんな時、
スペインだと往々にして
「おー!スペイン語が話せるなんてスゴイねセニョリータ!!
隣のBar(この場合は立ち飲み屋さん)
でちょっと一杯やろうよ!」などと言いつつ、
職員さんが率先して観光案内所の入り口に
「cerrad(閉店)」という札を引っ掛け、いそいそと近くのBarに移動して
「日本から来たセニョリータに乾杯!」なんて言うものだから、周りにいるセニョール(おじさん)たちも一緒になって
「セニョリータ、アンタ一人でスペインまで来たのかい?そりゃすごい!乾杯!」
「乾杯!」と大騒ぎになり、
「え?あの・・・観光案内所のお仕事はほったらかしでいいの?」と心配になる、ってなことになりがちだけれど、同じシチュエーションでも
職場放棄をせずに、でもしっかりと旅人をもてなしてくれるのがポルトガル人のお作法なのだなあ。
やっぱりマジメな人たちだ。・・・大人、しかも社会人(もしかしたら観光案内局の公務員かも?)が
「仕事中に職場放棄をしない」という
当然のことを「マジメ」と思ってしまうあたり、気付かない間にかなりスペイン人化が進行しているのだなあ、私は・・・。
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