気ままに暮らす旅好き・離島好き・変身写真好きなはてるまの身辺雑記です。
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ちなみにプロフの写真はベトナムで撮ってきました。
海外放浪経験の思い出などなど、マイペースで更新していきますのでよろしくう~
   


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タクシーの中で「私の名前はマリアよ」「私の名前はてるまです」と、セニョーラ(おばさん)と名乗りあう。
セニョーラ(おばさん)はご主人と2人暮らしで、お部屋が空いているのでプライベートルームを始めたらしく、日本人は部屋もシャワーもキレイに使ってくれるから大好き!と言っていた。(たしかに他の日本人はそうかもしれないけど、私は連泊すると決めた部屋はそこに入った瞬間から

そこを自分の部屋として扱うので、セニョーラの期待を裏切る可能性はとっても高い・・・)


しばらくの間お世話になることになったお宿は、ナザレの中心地(バラード駅周辺は中心地ではないらしい)から少し離れた高台に建っていた。うわ、キレイな外観!!これはかなりよさそう!と思いつつお部屋に入ると・・・

きゃーキレイ!!めっちゃカワイイ!!
と小躍りしたいくらいのお部屋でビックリした。窓も大きいし、日当たりもいいし、ダブルベッドのスプリングもいい。カーテンもベッドカバーも枕カバーも花柄のセット。
なんておしゃれなゲストルーム。。。ここで1,500円なんて・・・セニョーラ、もう少し宿泊費を高く設定してもいいんじゃない?!

と喜んでいると、セニョーラは今までにここに泊まったゲストたちが書いた宿帳がわりのノートを持ってきてくれた。
「歩き方」(今持っているのはスペイン版なのでポルトガルに来てからは一度も手にとっていない)、自分で書いた日記、そして「ねじまき鳥クロニクル」の3巻以外で日本語を目にするのは久しぶりなので、貪るようにノートに書かれた文章を読んだ。

セニョーラの日本人好きを反映してか、やはり日本人の感想がダントツに多い。
日本で観た映画の感想を丁寧に書いている人がいれば、1年、2年と旅をしている人もたくさんいる。

中には「もう3年日本に帰ってません」というツワモノも!うーん、羨ましい・・・。
年単位で旅をしている人ではなさそうだけれど、

このお宿に「25連泊した」という人もいてウラヤマシイというよりもただただビックリ。25連泊・・・たしかにのどかで良さそうな町ではあるけれど、この長さはただごとではないような。。。

何が彼をこの小さな町に25連泊させたんだろう?
私もナザレの魅力を探さねば!



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テーマ:一人旅 - ジャンル:旅行

こんなに誰も乗ってこなくて採算が合うのだろうかポルトガル国鉄?と心配になるくらい、他の乗客に会わないままに目的地、ナザレのバラード駅に到着した。

バラード駅の3つくらい手前から「そろそろかな?」と思って駅舎を通るたびに注意していると、

これが駅?バス停じゃないの?と思うようなこじんまりとした駅舎ばかりで、バラード駅前にATMがなかったらどうしよう・・という不安を覚えつつ、ATMを探そうと思った矢先に

「宿あるよ~」という感じで客引きをしていたセニョーラ(おばさん)と目が合った。

セニョーラの客引きなんて珍しい。リスボンのレストランでもセニョーラに客引きされたし、ポルトガルの女の人は働き者だなあ。

などと思っていると、セニョーラは今まで自分のおうちに泊まった日本人が書いたらしい日本語のオススメ文を手に、ニコニコして近づいてきた。
ロカ岬で出会った日本人のおばちゃんたちですら「外人」と思ったくらいに

無国籍化している私を、すぐに「日本人」と

見破ったセニョーラの眼力
に驚きつつ早速宿代の交渉。

プライベートルーム(多分無許可営業)その値段は高い!もう少しまけて!と一言言っただけで約1,000円の値引き。3泊するからもう少しまけて!と言うと、更に1,000円値引きしてくれた。

こんなにアッサリと、しかもどんどん値引きしてもらっていいのかな?
・・・あまりにもスムーズに交渉が進むと、

なんだかこちらがとってもアコギな悪人のような

気分になるのはなぜ


冷蔵庫もシャワーも自由に使っていいという条件で、結局、1泊あたり約1,500円でセニョーラのおうちに泊めてもらうことになった。

しかし。セニョーラのおうちに移動する為にはバラード駅からタクシーに乗らないとダメらしい。えっここからナザレの町までそんなに遠いの?!

セニョーラを疑うわけじゃないけど・・・と、バラード駅の駅員さんに確かめてみると、確かにナザレの中心地まではバスかタクシーで移動するのがいいくらいの距離があるらしい。そしてバスは頻繁に出ていない、とのこと。

むむ、不便な町だなあ。。。
仕方ないのでセニョーラとタクシーに乗り、タクシー代は折半することになった。
タクシー代の割り勘が前提だったから、セニョーラはあんなに簡単に値引きしてくれたのかも・・・。


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翌日。
今日も鉄道会社のストライキが続いてたら移動はバスにしないと・・・などと考えつつフロントに行くと、クラウディオがいた。

「今日もバスのストライキが続いてる?」と聞こうとして、

ついつい「ショーペロ」イタリア語でストライキのこと)と言ってしまい、クラウディオに
「ストライキは昨日で終わったよ。リスボンに来る事があればまたいつでも歓迎するよ、

さよなら、ショーペロセニョーラ!」
と笑顔で送り出してもらった。

まずはカセムという駅までの近郊電車に乗る。シントラに行く時に乗ってあまりの新しさに感動した近郊列車の車両とは違い、

「使い込んでます」調の車両。でも座席は片側が2列、通路を挟んで片側が3列が横並びになっていて、人が少なければ6人掛けのボックス席を1人で占領できる幅広さ。

2等車両で6人掛けを占有していると、途中からアーミーっぽい若い衆たちがどやどやと乗り込んで来て相席になった。
どこまで行くの?と聞かれたので、今から行く町の名前答えると、その前に「オビドス」に行くべきだ!と熱心に勧められた。
オビドスね、覚えとく!!先日ファドレストランで出会い、リスボンを案内してくれた語夫婦といい、このアーミーの若い衆たちといい、ガイドブックがなくても色々と情報は集まるものだなあ。

アーミー達は先に下車してしまい、カセムで乗り換えてからは車両にはほぼ私一人という状態。そこから2時間半の列車の移動中、いや本当にポルトガルはいい!!ってことを実感した。

窓からの景色がすごくいい。なだらかに続く丘の上には風車がちらほら。一面の草原の中にポツポツと立っている白い壁に赤い屋根のおうちはミニチュアにして部屋に飾っておきたいくらいに可愛いし。。。

「のどか」という言葉を絵に描いて、その絵を

延々と電車の窓の外に吊り下げてもらっている
のでは?と思うくらい。
これから未知の土地に行くのを忘れるくらいに心が休まる風景だなあ・・・。



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テージョ川クルーズからジェロニモス修道院まで、半日以上かけてリスボンを案内してくれた親切なご夫婦と

「またいつかどこかで会いましょう!!」と堅い握手でお別れし、お宿に戻るとフロントにはヘルパーさんのクラウディアがいた。

今日1日の出来事をスペイン語となんちゃってポルトガル語でポツポツとクラウディアに報告。私が「エドゥアルド7世広場のベンチに長い間座って周りの人たちを見ていた」とか、ファドレストランで会ったご夫婦とテージョ川クルーズで再会して、クリスト・レイやジェロニモス修道院に連れて行ってもらった」と話すと、クラウディアから
「今の言葉を英語で話して!」とリクエストされる。
英語好きなの?と聞くと、
「クラウディオみたいに英語が話せるようになりたいけど、勉強する時間がなくって・・・」という答え。
クラウディオはインド人(顔の造りから私は勝手にそう思っている)だから、英語が話せるのは当然なんじゃないかな?でもたしかにこんな仕事をしていれば、英語が話せる方が何かと便利とは思うけど。

1日このお宿で働いてるし、時間がないのは仕方がないよね、と言うと、「仕事だけじゃなく、家に帰ると3歳の娘がいるから大変なの」という答えが。

クラウディア、20歳くらいに見えるのに!!!そんなに大きな子供さんがいるの?!

ポルトガルの人って早婚?!!「育児」とか「お母さん」のニオイが全然しないねクラウディア!・・・って、ポルトガル語でどう言えばいいの?などとしばし無言で考えているとこのお宿の住人っぽいセニョーラ(おばさん)がお出かけから帰ってきた。
フロントにいる私にかまわず、セニョーラはクラウディアに

どわーーーっとポルトガル語で何かを話して自分の部屋に入ってしまった。

今あのセニョーラが何て言ったか分かる?とクラウディアに聞かれたので、
「分かったのは『バス』って言葉だけだった」と答えると、「今日は列車がストライキで動いていないからバスが混んでて大変だった」って言ったのよ、と教えてくれた。

こんな穏やかそうな人たちの国でもストライキがあるんだ・・・って感心してる場合じゃない!

明日は列車で次の町に移動する予定なのにっ!



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オンタリオ在住のご夫婦お誘いを断りきれず、
「じゃあ軽く、少しだけ」と言いつつご夫婦オススメのシーフードレストランでワインとお料理を頂くことに・・・。
お酒が入るとご主人はますます饒舌になり、ポルトガル語も早口になっていくので何を言われているか分からなくなってきた。
こんな時、アルカイックスマイルって便利。ほんとにこのほほえみは東洋人の武器でもあり、盾でもあるなあ。


ご主人と奥様は自分たちのオススメの地名を私がいつも持ち歩いているメモに書いてくれた。そして巨大なキリスト像(クリスト・レイ)まで案内してくれた上に、キリストの足元まで上れるエレベーターにも一緒に乗ってくれた。対岸に広がるリスボンの街を見ながら、
ジェロニモス修道院には行った?」と聞かれたので、まだ行ってません、と答えると

リスボンに来てジェロニモス修道院に行かないなんて!!」と本気で驚いた様子。
クリスト・レイから地上に戻るやいなや、テージョ川の対岸に戻り、早速ジェロニモス修道院に案内してくれた。
(食事代・移動費・エレベーター代・ジェロニモス修道院の入場料は全てご主人が払ってくれた。こんなに親切にしてもらっていいのかなあ・・・)

ジェロニモス修道院は門には「これでもか!!」というくらいに細かな彫刻がほどこされている。パティオ(中庭)を取り囲む回廊も天井が高くて通路の幅も広くて、この回廊を歩いているだけでも

ありがたあい気分になってくる。しかもこの回廊、驚く事に二階建てになっている。二階建ての回廊なんて初めて見た。


建物の内部に安置されているのは、更にありがたいものたち。インド航路を発見したバスコ・ダ・ガマの棺に、先日ロカ岬に立つ石塔に刻まれていた

(例の「ここに地終わり・・・」という一節)叙事詩の作者、ポルトガルを代表する詩人・カモンエスの棺。

大航海時代に活躍した人たちが眠るこの場所は、大航海時代にポルトガルに流入した莫大なお金をふんだんに使って完成したんだなあ。
ジェロニモス修道院は、今はヨーロッパの一地方になってしまったポルトガルが光り輝いていた時代の、

栄光の遺産なんだ。。。



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お昼からはテージョ川を渡るフェリーに乗り、いつもは丘の上から見下ろすリスボンの街を見上げつつしばしテージョ川クルーズを楽しんだ。

なんとなく聞き覚えのある声が・・・と思って振り向くと、ファドレストランで出会ったオンタリオ在住の陽気なご夫婦が!!
ほんの数時間、隣の席でファドを聴いただけだけど・・・

私の事覚えてるかな?再会したのも何かのご縁だし、ちょっと声をかけてみよう!
と思い、
「ボア タールデ(こんにちは)」と挨拶をすると、
ご主人が先に「ボア タールデ」と挨拶を返してくれ、奥様が
ファドレストラン!!A Severa!!」で会った子ね、という感じ)と、即座に私の事を思い出してくれた様子。

お話を聞くと、このご夫婦は明日か明後日にはオンタリオに戻るらしい。
今度リスボンに来るのはいつか分からないので、大好きなリスボンをこの目に焼き付けておきたいんだ!!
と、ご主人は熱く語り、奥様はファドレストランで出会った時と同じようにニコニコしてうなずきながらご主人の話を聞いている。

ご主人に、君はずっとリスボンにいるの?と聞かれたので、
うーーーん、どうしようか考えてる最中なんですよね~~・・・と、頼りない返事をすると、ご主人は

もちろんリスボンは素晴らしい街だけれど、ポルトガルという国はどの地域も素晴らしい!

だから君はこれからどこへ行っても

きっといい経験ができるはずだ
!!私が特に素晴らしいと思うのはココとココとココと・・・
と、今までよりも更に熱く、ポルトガルの見どころを教えてくれた。
もしもこれから行く先々でこのご主人のみたいな人に出会えれば、「歩き方」も観光案内所も必要ないだろうな。。。

そうこうしているうちにフェリーはリスボンの対岸に到着。
おいしい魚料理のレストランがあるから一緒に行きましょう!とご主人と奥様はまるで昔からの知り合いのように私を誘ってくれた。
フェリーに乗る前にお昼ゴハンを食べたところなので・・・と言うと、奥様は
「私たちもフェリーに乗る前に食事を済ませたけれど、

ここのレストランの料理なら食べられるのよ!」
と言って全く引く気配がない。
ファド
レストラン前から客引きされた時と展開が似ている。。。

もしかして・・・ポルトガルの女の人って意外に強引


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今泊まっている安宿のオーナーのセニョールはクラウディオというインド人の男性で、よく似た名前のクラウディア、という女の子がヘルパーさんとして骨惜しみをせずよく働いている。毎日マメにタオルを取り替えてくれるのも、シーツに広がるジャガイモの皮みたいなボロボロの日焼け後の皮を掃除してくれているのはこのクラウディア。お手数かけてすみません・・・。

クラウディオもクラウディアもとってもお喋り好きなので、フロントで会うたびにリスボンの豆知識や簡単なポルトガル語、リスボン以外のポルトガルの見どころなどを教えてくれる。

昨夜はクラウディアがフロントにいたので、
「ドイツに絵葉書を出したい。ポルトガル語で『ドイツ』ってどう書くの?」
「『Almenia』って書くのよ」
と教えてもらったので、郵便局では絵葉書の表に張り切って「Almenia」と明記したのに、窓口のセニョーラ(おばさん)は私が外国人と見るや、普通に英語で話しかけてきてくれて、
ポルトガルでは英語が通じるから『Germany』でいいわよ」と教えてくれた。
ごくごく普通のセニョーラが何の苦もなく二ヶ国語を話す事にも慣れてきたなあ。ほんとはすごい事なのに。。。

郵便局を出て、お土産物屋さんオススメの「食堂」に行ってみた。店員さんに2階に行けだの1階に下りろだのとしばしをたらいまわしにされた後、やっと着席できた。
お店のスタイルは町の食堂というよりも社員食堂、という雰囲気。大皿に入ったおかずが何種類物もあり、店員さんに好きなおかずを指差していくと小分けしてくれる。

お店のシステムがよく分からなかったので、アレもコレもと指さしていると
何回目かの注文で

「注文しすぎ!何人分食べるの?」と、
おかずを取り分けてくれるセニョーラ(おばさん)に笑われてしまった。。。

悩みながら2品返品。結局お魚(多分タラ)とジャガイモとレタスのサラダ、羊の肉っぽいのをトマトと煮たもの、白身魚とパイナップル?のフリッターを選んで

パン、ガス入りのお水を別注して400円くらいだった。
ファドを聴きに行ったときに強引に客引きをされて連れて行かれたレストランも安くておいしかったし、安くておいしいゴハンが食べられて、節約旅行者にはほんとにありがたい。

ポルトガルっていい国だなあ



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翌日。

昨日シントラの観光案内所でもらった地図で確認したところ、シントラ駅からペーナ宮殿まで、

寄り道せずに歩いたとして片道4kmの距離があったらしい。。。
城壁の廃墟に寄り道したり、ペーナ宮殿の敷地内から建物まで歩いたってことは、半日で10km以上山道を登ったり下ったりしたんだ。

山を降りてから食べたトラウゼイロがおいしかったわけだ。。。


なので今日は休養を兼ねて、リスボン市内をうろつくことにした。
丘の多い街なのに、まだこの街の数少ない名物、市電にも乗っていないし。したいことはたくさんある。
路面電車の運転手さんにはリスボンに着いて早々優しくしてもらったいい思い出があるので、ルートはあまり下調べしなくても「運転手さんに聞けばなんとかなるだろう」という軽い気持ちで(観光案内所まで行くのが面倒だったこともあり)まずはリスボンを見下ろせる、エドゥアルド7世公園の展望台まで徒歩で行くつもりだったのに・・・
全く正反対のロシオ駅方面に着いてしまった。

方向音痴は相変わらずだなあ。。。


周りの人たちに助けてもらいつつ一旦テージョ川のほとりまで降りて、中央に大きな騎馬像があり、1908年にカルロス一世と皇太子が暗殺された悲劇の舞台となったコメルシオ広場に行ってみた。

「やっぱりテージョ川って海みたいといつもと同じ感想を持ちつつ、近くのBar(カフェっぽいお店)で濃いビッカ(エスプレッソ)を飲みながら、友達やシチリア島のカターニアでお世話になったパパーに絵葉書など認めた。
ロカ岬の観光案内所で買った絵葉書を見て、「ほんとにここに行ったんだなあ・・・」と新たな感慨がわいてくる。
郵便局を探しがてら、再び頑張って坂を上る。丘の斜面を利用した作ったエドゥアルド7世公園から市内を一望つつ、ベンチで休憩。

近くのお土産物屋さんのセニョーラ(おばさん)に郵便局の場所を教えてもらい、ついでに「安くておいしいお店を知りませんか?」と聞くと、レストランじゃなく食堂みたいなお店の場所を教えてくれた。
食堂か・・・お魚の炭火焼があればいいんだけど。。。


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山の木の葉が風に揺られて常にサワサワと鳴り続けていて、海鳴りみたい。

そしてペーナ宮殿の周りの木々は他の木よりも緑が濃いみたい。
だからペーナ宮殿は緑の海に浮かんだ黄色い島みたい。


このコントラストを楽しむために「ちょっとヘン・・」と思うような黄色の建物にしたのかな?

宮殿から見下ろす山というか丘だけを見ていると、「外敵から領地を守るために作られた中世のお城」に相応しい立地なのに、一歩宮殿の中に入ると、山のふもとにある王宮同様、イスラムの香りが漂う豪華な部屋が楽しめる。この不思議な感覚がどうにも忘れがたく、Queen’s Terraceと宮殿の内部を何度も出たり入ったりしてしまった。

山の木々からなる緑の海の向こうにはミニチュアのような可愛らしいシントラの町があり、町に続いて箱庭のようなこじんまりとした畑がある、と思ったら、

その向こうはもう本物の真っ青な海。昨日ロカ岬から飽かずに眺めた大西洋が、この山の上からもハッキリと見渡せる。

やっぱり海の近くはいいなあ。気持ちが広々する。
ポルトガル
に来て毎日思ってるけど、ほんとにこの国に来てよかったなあ。。。


ペーナ宮殿からシントラ駅に戻る途中、レプブリカ広場のBar(カフェっぽいお店)で休憩。お店の人にオススメのお菓子を尋ねると(通じるかな?と思ってスペイン語で聞いてみたら完璧に通じた上に、えらく喜ばれた。スペイン語を使ってこんなに喜ばれるなら、もしポルトガル語で話した日には

狂喜乱舞してもらえるかもしれない
トラウゼイロという、パイ生地にあまーーいクリームが入ったお菓子を勧めてくれた。

山歩きで疲れた体にはこの甘さがとっても嬉しい。緑の海で眼福、山の木の葉がサワサワなる音(と不意に聴こえる♪マイウェイ)で耳福、そしてトラウゼイロで口福。

うーーん、シントラ最高!!



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お猿列車に乗り損ねたのでもう一度気合を入れなおしてペーナ宮殿の入り口まで、坂道を上りきることにした。一旦丘に隠れた宮殿っぽい建物が再び見えてきたのでラストスパートをかけ、大汗をかきながら今度こそ本当にペーナ宮殿に到着!!
ポルトガル 012


・・・黄色の壁と黄色のタイルの組み合わせにそこはかとない違和感が。イタリアでよく見たドーム型の屋根の建物があったり、(今回の放浪では通っていないけれど)ロマンチック街道のお城につきものの四角い塔が建ってたり。色遣いだけじゃなく、建物そのものもごった煮風でそこはかとなく妙な感じがする。
(この違和感は気のせいではなかったらしく、ペーナ宮殿

実際にイスラム・ゴシック・ルネサンス・マヌエル等々各様式の

寄せ集め建築
らしい)

けれど内部はとってもおもしろくて、外観の違和感も吹き飛んでしまった。
お部屋の天井は今まで見てきたお城や宮殿に比べると若干低めで、背の高い人には少し圧迫感があるかもしれないけれど、スペインのアルハンブラ宮殿やアルカサルと同じく、パティオ(中庭)を取り囲むようにして建てられた2階建ての建物の各部屋(お部屋もこれまたさして広々していないが)には「今ここでは人が生活してます」って感じの家具や装飾品がたくさん展示していて、「宮殿に遊びに来ました」という気持ちになる、

その雰囲気がとても新鮮


人が住んでいる生活感のある宮殿なんて今まで見たことなかったな~。なんだか王族を身近に感じるなあ、と思っていると、見学路の近くのテーブルにさりげなく

お水やクッキー(本物)が置かれていたりして。ほんとに意外な楽しさのある宮殿だなあ。楽しい気分でお部屋や礼拝堂を見学したあと、Queen’s Terraceに出て、ペーナ宮殿本体を見下ろしてみた。

すごい!!宮殿の周りは緑の海!!
シントラの町も大西洋もまとめて一望できる。眼福だあ!!



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不意打ちの♪マイウェイ(サビの部分を何度か繰り返して演奏した後、急に音が聞こえなくなった)を聴きながらしばし休憩し、再び道なき道を歩き始めた。

すると、もしやこれがCastelo?ちょっと詐欺みたい。。。と見るだけで気落ちするような、石造りの城壁(しかも明らかに『城壁の一部』って感じ)風の廃墟にたどりついた。

Castelo(廃墟)って明記しておいてよ~!と思いつつ、城壁(多分)の端のほうまで行ってみると、頑張って山道を登ってきた甲斐はあり、シントラの町を一望できる見事な眺め。
お城じゃなく、展望台に来たんだと思うことにしてしばらく城壁に座って涼しい山の風に吹かれた後、本当の目的地であるペーナ宮殿に向かって出発!

山のてっぺんに絶対アレだ!」と思う建物がチラチラ見えるのに、これがまたなかなか着かない。こういうのが胸突き八丁で一番苦しいのよね。。。ゴールは目の前っぽいのになあ・・・でもきっとこんなに苦労しただけの値打ちがある宮殿に違いない!!

頑張れ私!!
とブツブツ言いながら足元ばかり見て歩いていると、とうとうペーナ宮殿の敷地に到着した。

やったー!!
終わりの来ない夜なんてないのよ、休まず歩いてればどんなに遠くても着くのよ!!
と喜んで敷地内に入ると、ここから建物まで、更に坂道が続いている。。。

ゴールしたと思ったのに・・・あ、でもあそこに止まってる、遊園地のお猿列車みたいなのに乗れるのかな?

タダかな?
と躊躇している間に、ここからペーナ宮殿の入り口までを往復している(らしい)お猿列車(お猿は運転していないけれど)は他の観光客で満員になってしまい、あっという間に発車してしまった。

躊躇してる場合じゃなかったのに。私ってほんとにドンくさいなあ。。。


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王宮でイスラム様式の装飾を堪能した後は、お山の上にあるシントラの、更に高台に建っているペーナ宮殿を目指す。
今いるところからペーナ宮殿まではそこそこの距離がありそうなので、観光案内所の職員さんが教えてくれたバスに乗って行くつもりだったけれど、バスの発車時刻までまだ1時間近くある・・・。
1時間もあれば徒歩でも着くかな?ちょっと頑張ってみようかな

と、軽い気持ちで歩き出す。最初はゆるやか~~~な上り坂が続き、森の中の道なので木陰ばかりで

「楽勝楽勝。これでバス代も浮いたしラッキー」などと鼻歌まじり。しかも時々「あっここ近道っぽい」と思うケモノ道に分け入り、道なき道ではあるものの順調に山を登っていた。

森林浴気分で30分くらい歩いていると、←Castelo  Palace→と、正反対の方向を示した看板?がついた門が建っている(私が行きたいのは「Palace」の方)。

距離が書いていないのが若干気になるけれど、ここまで特に問題なく歩いて来られたし、少しくらい寄り道してもペーナ宮殿の閉館時間には余裕で間に合うだろう、とこれまた軽い気持ちで「←Castelo」と書いてある門をくぐってみた。

・・・失敗した。行けども行けども足元の悪い山道。

時々下草で足を引っかいて「いたっ!!もー!!草のバカ!」と悪態をつきつつ、かなり頑張って歩いたけれどCasteloなんてどこにもない。疲れてきたので道端の大きな岩によじ登り、汗を拭いたりお水を飲んだりして休憩していると、どこからか縦笛のような音で演奏している ♪マイウェイ のサビの部分が聴こえてきたのがおかしくてプッと吹き出してしまい、腰かけていた岩からズリ落ちそうになった。

この鬱蒼とした山道を、ご苦労な事にわざわざ縦笛を持って登ってきた人がいる・・・。そしてその人はなぜここで♪マイウェイ を演奏する?

こんな山の中で「信じたこの道を私は行くだけ」とはなんと無謀な。。。

まさか道に迷った人のSOSじゃないでしょうね。


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翌日。
昨日のロカ岬に続き、今日も日帰り遠足の日。

バイロン(イギリスの詩人)が「エデンの園」と称えたシントラにお出かけすることにした。
リスボン
からは交通の便もよく、昨日ロカ岬に行く時にも利用したロシオ駅からシントラ行きの列車が出ているので乗り間違えることもない。

列車は新しくてすごくキレイ。近郊列車でこんなに近代的なものも珍しいのでは?

ポルトガル
に来てからやたらと増えたような気がする黒人(観光客ではなく現地住民という雰囲気)を見て、今まで見てきたヨーロッパの街では

ダントツで黒人率が高かったアムステルダムを思い出しつつ、列車に乗り込む。
昨日は大西洋沿いを走っていたので車窓からは海を楽しめたけれど、今回は「シントラ山脈」に向かって進むので景色がまるっきり違う。木々の緑の濃さが目に優しい。

45分ほど列車に揺られたところでシントラ駅に到着。駅構内に観光案内所があり、

ここにもまたスペイン語でも英語でもなんでもござれ、という優秀な職員さんがいたのであれこれとシントラのオススメ見どころを教えてもらう。もちろん無料の地図もここで頂く。

駅を出て少し歩くと市庁舎があり、そこからまたしばらく歩くと王族のかつての夏の離宮だった「王宮」がある。

夏の離宮がある土地の割には、このシントラって町は意外と暑い。リスボンは都会なので温暖化現象等諸々の理由で周りの街よりも気温が高いくても納得するけれど、このシントラは緑の森に囲まれている(というよりもお山の上にある)避暑地のくせに乾いた暑さが皮膚を刺激する。

暑い暑いと思いつつ、日曜祝日は入場料無料で、節約旅行者のお財布に優しい王宮を見学。まさかここで出会うとは思わなかったイスラム風味のタイルやモザイクに大喜び。

レコンキスタ(国土回復運動)といえばスペイン!と思いがちなのですっかり忘れていたけれど、当然ポルトガルもイスラム教徒に支配されていた時期があったんだなあ。。。

穏やかな人たちだけど、スペインからの独立を果たし、レコンキスタも終了させ・・いくつもの戦いに勝ち抜いた熱い人たちの末裔なんだなあ、ポルトガル人は。


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もっともっとこの「地の終わりと海の始まり」を見ていたいけれど、いかんせん大西洋から吹き上げる潮風が強烈で、急速に体温が奪われる。

先ほど写真を撮ってもらったおばさんたち以外にも、大型観光バスの団体さんツアー客がひっきりなしに到着するけれど、その人たちの中に私のくらい軽装で来ている人は一人もいない。。。
(服装が常夏過ぎたせいで、さっきのおばさんたちに外人と思われたのかなあ?)

寒さと団体さんしのぎの為、最西端到達証明書を発行してくれる、ロカ岬の観光案内所の近くにあるBar兼お土産物屋さんに避難した。友達に絵葉書を書きたかったので、テーブル席に座ってガロット(たっぷりミルクに少しコーヒーが入ったもの)を飲みつつしばし休憩。

よく考えれば「海沿い」の場所はどこでも「地の終わり」で「海の始まり」には違いないのに、なぜこんなに「地の果て」感が強いのだろうロカ岬って。
イタリアからヨーロッパだけをウロチョロしてここまで来た私でもこんなに達成感があるんだから、香港や中国あたりから東南アジアやインド、もしくはシルクロードやロシアを越えてヨーロッパ入りをした

真の「ユーラシア大陸」横断者なら、ものすごい到達感を味わえるのではないかしら。。。

などと考えつつ、カスカイスまで戻るバスの中からも大西洋を存分に眺めつつ、最西端到達証明書を時々リュックから取り出しては裏面の日本語の説明→ポルトガル 001
を読みながら「ほんとにここにいたんだわ、私!!」とニヤニヤしていた。

お宿に戻り、気のいいインド人オーナーのセニョール(おじさん)に、証明書を見せると、
ロカ岬は風が強くて寒かっただろう?石碑以外何もなかっただろう?ファドを聴いて翌日ロカ岬に行くなんて・・・君は見た目と違って、

中身は本当に典型的な日本人なんだね~!!
」と笑われてしまった。。。

観光案内所でいろいろ教えてもらって自分なりの行動をとっているつもりだったけど。。。「歩き方」の有無に関わらず、私の旅って現地の人からみると、「日本人のあるべき姿」なんだなあ。

自分だけのオリジナルな旅を楽しめるようになるのはいつの日か。。。


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ロカ岬の海を見下ろす断崖に立つ、てっぺんに大きな十字架を頂いた石碑
ポルトガル 003

にはポルトガルの詩人 カモンエスポルトガル黄金時代の航海者達を格調高くうたった叙事詩「ウズ・ルジアダス」の中の、宮本輝の小説のタイトルにもなった有名な一節が刻まれている。

AQUI・・・

ONDE A TERRA ACABA E O MAR COMECA


「ここに地終わり 海始まる」
刻まれた文字を指でなぞりながら、アキ オンデ ア テッラ アカバ エ オ マル コメサ・・・と声に出して読み上げてみた。(読み方はスペイン語風で単純にローマ字読みなのでポルトガル語の発音とは多少違うかも)

AQUI(ここに)TERRA(地)MAR(海)という単語の生々しさ
ほんとにここからいろんな野望を抱いた冒険家やコンキスタドーレス(征服する者たち)が旅立ったんだなあ。その頃からこの岬は今と同じように厳しくて、でも美しかったに違いない。


さっきまで煙っていてよく見えなかった水平線が、次第に白くハッキリと見えてくる。いくら大きな船を作ったとしても、大航海時代の木製の帆船で、行く手に何があるかも分からないこの大きな海に漕ぎ出すのは現代の私が想像する以上に勇気が必要だったことだろう。

ここから旅立ち、運よく新大陸にたどり着いて功成り名を遂げたのち無事に生還し、歴史上の人物となれたのはほんの数名。その人たち以外に、一体どれほどの人たちがここから出発したまま、戻って来られなかったか。。。

イカロスが太陽に近づこうとして、蝋で固めた鳥の羽を持ってはばたき、結局太陽の熱で翼が溶けて墜落してしまうという♪勇気ひとつを友にして の歌詞を思い出しつつ、波にはかなく散った中世の名もなき人たちに黙祷を捧げた。

たくさんの人や野望や情熱をのみこんで目の前に迫る海は、

それでも素晴らしく美しかった



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「・・・日本人なんです」
「え?あらっ日本の人だったの?!外国の人みたいだったから。ごめんなさいねえ」
「いいえ、こちらこそすみません。

最近分かりにくくなったみたいでよく間違われます」

「お友達は一緒じゃないの?」
「・・・一人旅なんです」
「一人で!!一人でこんなところまで来たの?えらいわね~!!○○さん!この人日本から一人でここまで来たんだって!!」
「まー日本から一人で!私はできないわ~」
と、

おばさんたちに褒められたり騒がれたりしつつも快く写真を撮ってもらえた上に、「おなかが空いたら食べて!」と、カリカリ小梅を頂いた。
ロカ岬で久しぶりに日本語を話せて、更にカリカリ小梅まで手に入るとは。。。

バスの中からバイバイをしてくれるおばさんたちの乗り込んだJTBのバスを見送った後、本腰を入れてロカ岬を散策した。

断崖まで進むと・・・海が!!

「すごい」という言葉では表せないくらいにすごい!!

色はブルーでありエメラルドグリーンであり深い群青。空は突き抜けるように青く、通常の「水平線」あたりは、突き抜けるように青い空と、様々な色をたたえた海とが溶け合ったように煙って見えていて

境界線がハッキリしない。
「地球は丸い」「今は見えないけれどこの海の先にはアメリカ大陸がある」と知っている私でも、もしかしたらあの煙ったような境界線まで船で進めば、その先は急な滝になっていて、

船なんて海から滑り落ちてしまうんじゃないの?という気持ちになるのに、コロンブスもバスコ・ダ・ガマも恐れを知らずによく船出したものだなあ。。。


カラカラに乾いたスペインのエストレマドゥーラからやって来て、目の前に広がる大海原に臆することなく、未知の大陸の存在を信じて、帆船で旅立ったコンキスタドーレス(征服する者たち)のことが頭をよぎる。

いつもなら「新大陸発見、なんてえらそうに言ってるけど、たまたま運よくアメリカにたどり着いてうまいこと言いくるめて先住民の富を横取りしたくせに!」と辛口の批判をするところだけれど・・・この景色を目の前にすると

コンキスタドーレスたちの度胸に素直に感動してしまう。


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最西端到達証明書(安い方)の申請書を受け取ると、観光案内所の職員さんはカリグラフィ
(例)→カリグラフィ

で「この人はユーラシア大陸の最西端に到着した事を証明します(多分)」と書かれているのであろう到達証明書の字体と同じように古式ゆかしい文字で、私の名前と到達した日、をさらさらっと記入し、証明書の左下に溶けたロウを垂らして、ポンとロウ印を押してくれた。

料金を払って申請してから実際に証明書を受け取るまではほんの数分・・・全くもってあっけない発行の仕方だけれど私という人間がユーラシア大陸の西の果てに来たという証が
ポルトガル 002
コレなのね!!!
と思うとやっぱり感激。


しっかりした厚紙の到達証明書を手に、実際の「地の果て」を見に行こうと観光案内所から出て石碑に向かう足は、知らずに小走りになっていた。

外に出ると、JTBの大型のツアーバスご一行様のご到着に遭遇した。
そっか、カスカイスからロカ岬に来る1時間に1本しかないバスなんて乗らずに、リスボンから直接ツアーバスで来る人も多いんだ。。。

この人たち全員の分の「最西端証明書」を、

あのおっとりした職員さん一人で作れるものかしら
もしかしてJTBから「○月○日に行きますので到達証明書を作っておいてください。名前は○○・・・計30名です」というような事前依頼があるのかな?



久しぶりの団体さんたちに圧倒されつつ、「この人たちがいなくなってからじっくりロカ岬を味わおう」と思ったので、観光案内所の近くでしばし待機。団体さんの中に気のよさそうなおばさんたちがいたので「こんにちは」と挨拶をし、
「すみません、向こうに見える石碑が入るように写真を撮ってもらえますか?」とお願いしたところ、

「○○さん(隣にいたおばさんの名前らしい)!!今の聞いた?

「ほんと、日本語が上手ね~!」

と言われてしまった。。。


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カスカイスの親切な観光案内所の職員さんに見送ってもらい、再び6番のバス停に戻る。
オラリオ(時刻表)通り、律儀に発車したバスで、うねうねとした道を上る。結構なうねうね加減で、バスもあまりスピードを出さない。

最初のうちは「今か今か」と到着が待ち遠しく、気持ちが逸っていたのに、いつの間にか早くロカ岬に着いてほしいような、でもやっぱり着いてほしくないような、

なんだか言いようのない複雑な気持ちになってきた。
期待しすぎて実際行ってみるとガッカリ、ってことにならないだろうか?とか、しなくていい心配までがアタマをよぎる。(今までそんな経験をしたのはブリュッセル小便小僧くらいかな。でもコレは「世界三大ガッカリの中のひとつ」、という知識があったにも関わらず、

実際に見ると想像以上にガッカリできるという、考え方によっては貴重な体験でもあるけれど


そんな事を考えている私をうねうね道から海を眺める高台にまで、バスは運んできてくれた。左手の視界が開けると、ものすごく深い青色をした海が

どーーーん!!!と迫ってきた。そしてまだかなり距離はあるけれども前方に小さく塔が見え始めた。

あの塔なんだろう?ロカ岬に立っているのは石碑のはずだし・・・と思って目を凝らしていると、その塔はどうやらロカ岬観光案内所になっているみたい。バスはそのまん前に到着した。他に乗客はいなかったので、キョロキョロしながら観光案内所に入る。

ここではまだ「地の果て」ムードはないものの、最西端到達証明書用申請書(?)に名前と国籍を記入し、観光案内所の職員さんに渡すと、おっとりとした口調で

「高い方か安い方か、どちらかを選んでと言われた。

証明書にも2種類あるんだ。高い方と安い方って・・・再生紙と普通紙、くらいの差なら安い方でいいんだけどな~・・・。でもせっかくここまで来て、少しのお金をケチって、あんまり貧乏ったらしい証明書だと残念だし。

迷った時は人に聞くのが一番なので、
「安い方って?高い方って?」と、観光案内所の職員さん手を煩わせつつ両方の証明書を見せてもらい、結局安い方でお願いすることにした

多少見てくれに違いはあるけれど、

名前と国籍を書いてもらうだけなら安い方で十分かなあと。もし高い方に記念写真なんかを転写してくれるなら、迷うことなく高い方にしただろうな。(あくまでも自分が大好きな私・・・)



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素晴らしくキレイな海に臨む町、カスカイスからロカ岬まではバスで移動。

駅員さんに「ロカ岬(Cabo de Roca)に行きたい。バス乗り場を教えて」という質問の「岬(Cabo)」くらいまで言ったところで、察しのいい駅員さんは

Cabo de Roca, セイシュ(6番)!」とバス乗り場の番号を教えてくれた。数字はスペイン語もイタリア語もポルトガル語も似ているので、比較的簡単に聞き取れて嬉しい。

セイシュのバス停に行き、オラリオ(時刻表)を見ると・・・ロカ岬行きのバスは1時間に1本しかない。ポルトガルが誇る観光名所だし、ひっきりなしに(シャトルバス状態で)バスが発着するイメージだっただけにこのアッサリしたオラリオはかなり意外だった。

ちょうどバスが発車したところだったので、カスカイスの町の観光案内所に行き、この町の見どころや、きれいなビーチの場所を教えてもらう。

職員さんは明らかにアジア人の私がたどたどしいなりにもスペイン語、そして挨拶やちょっとしたセンテンスはポルトガル語で話そうとする姿勢をいたく気に入ってくれたらしく、
「バスが来るまではまだ時間があるし、他に観光客もいないから」と、観光案内所の近くのBarからカフェ(エスプレッソ)とケイジャーダというチーズタルトを買ってきてごちそうしてくれた!!感謝感謝。

こんな時、スペインだと往々にして

「おー!スペイン語が話せるなんてスゴイねセニョリータ!!

隣のBar
(この場合は立ち飲み屋さん)でちょっと一杯やろうよ!」などと言いつつ、
職員さんが率先して観光案内所の入り口に「cerrad(閉店)」という札を引っ掛け、いそいそと近くのBarに移動して
「日本から来たセニョリータに乾杯!」なんて言うものだから、周りにいるセニョール(おじさん)たちも一緒になって
「セニョリータ、アンタ一人でスペインまで来たのかい?そりゃすごい!乾杯!」
「乾杯!」
と大騒ぎになり、

「え?あの・・・観光案内所のお仕事はほったらかしでいいの?」と心配になる、ってなことになりがちだけれど、同じシチュエーションでも職場放棄をせずに、でもしっかりと旅人をもてなしてくれるのがポルトガル人のお作法なのだなあ。
やっぱりマジメな人たちだ。


・・・大人、しかも社会人(もしかしたら観光案内局の公務員かも?)が
「仕事中に職場放棄をしない」という当然のことを「マジメ」と思ってしまうあたり、気付かない間にかなりスペイン人化が進行しているのだなあ、私は・・・。


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勇壮な「発見のモニュメント」に続いて目に飛び込んでくるのは「ベレンの塔」の優美な姿。

このベレンの塔は船の出入りを監視するために16世紀に建てられたもの。立ち姿のお姫様が長いドレスの裾をなびかせているようなテラスがとっても印象的で、司馬遼太郎

「テージョ川の公女」と名づけた逸品(というか逸塔?)。
こちらはモニュメントではなく、3階建ての1階部分は水牢(怖)、2階部分は砲台、3階部分は王族の居室として実際に使用されていた建物。
水牢・・・もしかして、あのスカートの部分の中身がそうなのかな?
優しげに見えるけど、物騒な塔だなあ。。。


巨大なテージョ川がいよいよ大西洋に流れ込むあたりはコスタ・ド・ソル(太陽海岸。スペイン語でも同じ意味の「コスタ・デル・ソル」というリゾート地がとっても有名)というヨーロッパでも有数のリゾート地になっている。
首都リスボンからたった30分離れただけで、こんなにキレイな海を見られるなんて!!できることなら車窓から直接ビーチに走り出し、

太西洋にざんぶと飛び込みたい衝動に駆られる。


私にもう少し自制心が足らなければ、本当に服を着たままでも海水浴をしかねないくらいに、エストリル駅から海岸までの距離が近い。明日にでも出直して水着持参で遊びに来たい!とうずうずしていた。
そしてエストリル駅から更に5分ほど列車に乗って到着したカスカイスの海の、

なんてきれいなこと!!


お天気がいいおかげで、海の青さも素晴らしい。
もちろんマヨルカ島イビサ島でさんざん眺めた地中海の青さも素晴らしかったけれど、ここから先はアメリカ大陸まで何にも隔てられていなくて海しかない!という胸のすくような思いが更に海の青さを深く感じさせているような気がする。

ああ・・・日焼けの跡がもう少し癒えていれば・・・ここで海水浴ができないなんて、海好きとして残念ったらない。

水着に隠れて日焼けをしなかった部分→黄色・日焼け止めを塗っていた部分(手足など普段から日焼けをしていた部分)→こげ茶色・日焼け止めを塗らずに焼豚状になった部分→薄茶色とヤケドの後の皮膚っぽい薄ピンク という、とても人目に晒せないようなニギヤカな体が恨めしい。


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明るく陽気なファドをお腹いっぱい堪能したおかげでぐっすり寝られた。
今日も暑くなりそうな快晴の朝日で目を覚ます。(昨日はカーテンを曳くのを忘れて寝てしまった模様・・)

未だに消しゴムのカス状に剥けまくる日焼け後の皮まみれで9:30に起床。すばやくタオルを交換してくれるヘルパーさんの迷惑にならないよう、ベッドの上の消しゴムのカス状の皮はちゃっちゃとまとめてポイし、お宿の近くのBar(スペインにある一杯飲み屋さん、というよりもイタリアのカフェに近い雰囲気)で大きな揚げパンにカスタードを挟んだものと、たっぷりミルクに少しだけコーヒーを注いだ(これまたイタリアでよく飲んだラテマキアートっぽくてオイシイ)ものを大きなカップで頂く。

昨夜の食事もそうだけど、ポルトガルの食べ物って日本人の口に合うなあ。ヨーロッパではついぞ見かけない焼き魚(しかも炭火焼!!)も普通にレストランのメニューになっているし。

「どーーーしても○○が食べたい!」という日本食好きではないけれど、焼き魚なんて日本を出てから一度も食べていないのでこれは久しぶりに食べなくては!!

大西洋の大海原で獲れた魚は

さぞおいしかろう・・・。


と、朝食直後から夕食の事などを考えつつ、気力体力が充実した絶好調の状態で向かうはロカ岬
ユーラシア大陸の果てに到達する記念日がいいお天気になって嬉しい。

リスボンに4つあるターミナル駅のひとつ、カイス・ド・ソドレ駅に向かい、そこから海辺のリゾート地のカスカイス行きの列車に乗る。
ベレン駅を過ぎたころから、川幅が広すぎてどうしても海としか思えないテージョ川沿いには素晴らしい建造物が連続して見られる。

まず一つ目。
昨日サン・ジョルジェ城から見下ろした、超長い吊り橋、4月25日橋(1974年4月25日に無血革命が起こった記念日が名前の由来)を見上げつつ、はるか彼方のテージョ川対岸にすっくと立っている

巨大なキリスト像を再び眺める。

二つ目は「発見のモニュメント」。建てられたのは1960年と、比較的新しいこのモニュメントはエンリケ航海王子の500回忌記念だそう。帆を張った船の先頭にはエンリケ航海王子が、その後には大航海時代に活躍した地理学者や天文学者、船乗りたちが居並ぶ男性的なモニュメント。
巨大キリスト像(クリスト・レイというらしい)を見た時も思ったけれど、ポルトガル人って巨大なモニュメントが好きなんだなあ。
川沿いだから平○とは印象は全然違うけど、これが街中にあるとちょっと北○鮮風で怖いような・・・。



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ドアマン兼任の歌い手のセニョール(おじさん)が場内を盛り上げた後、司会兼歌い手の男性(この人、若かりし頃の川島なお美が出ていた「お笑いマンガ道場」の司会をしていた中京TVのアナウンサーに似ている!!!ということに

別の歌い手さんが今日聴いたものの中では比較的暗めな「哀調」って感じのファドを歌っていた時に気付き、吹き出すのをガマンするのが大変だった)が

「みなさんありがとうございました」というような言葉で盛り上がりまくった舞台を締めくくった。

あーーー楽しかった。まさか「民謡」を聴いてこんなに盛り上がれるとは。。。
「温和・真面目・物静か」というポルトガル人のイメージって、お隣のあの強烈な明るさを持つ

「スペイン人と比べて」ってことなのかもしれない。
スペイン人と比較されれば、たいていのヨーロッパの国の人は「おとなしい」「温厚」って評価されるだろうし。ポルトガルの人って、単体としてみると実は「かなり陽気な人たち」のような気がしてきた。


単体でみなくても「かなり陽気な」オンタリオ在住のご夫婦とドアマン兼歌い手さんのセニョールやファドレストランの支配人っぽいセニョールに見送られ、(タクシー呼ばなくていいの?って何度も聞いてくれたのに「呼ばなくていい。歩いて帰る!」と、夜道を一人で歩き出した私を心配して見送ってくれたのかも?)

お店を出たのは2:00過ぎだった。。。

お宿のオーナーは「いくら遅くなっても、宿の受付の前のドアのベルを短く1回押せばドアの鍵を開けてあげる」と言ってくれていたので、お宿の1階の入り口(私が泊まっているお宿は建物の2階。1階は何かの会社の事務所みたいな雰囲気)のドアの窓ガラスが割れているところから手を突っ込んで1階の建物全体の出入り口になっているドアの鍵を明け、2階に上がると、

ベルを押す前に内側からドアが開いた。

 自動ドアみたい。。。
気配り上手なお宿のオーナーは、私が建物1階のドアの鍵を明ける気配で目を覚まし、受付前のドアで待機してくれたらしい。こんな夜中でも気配り目配りを忘れないなんて素晴らしい!


セニョールが
「日本人はみんなファドを聴きに行く。ファドは日本でそんなに人気があるの?」と聞くので、人気があるかどうかは知らない。実は私も今日生まれて初めて聴きに行った。すごく楽しかった!!と答えると嬉しそうに笑っていた。
そして、「イギリス人やフランス人にファドを勧めても彼らは全く興味がなくて、闘牛ばかり観に行きたがる」とも言ってた。

・・・それ、なんとなく分かる気がする。ポルトガルの人は気を悪くするかもだけど、イギリス人やフランス人には、ファド
あの一種独特の明るさ(というか泥臭さ?)はちょっとウケないかも。。。



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お隣さんたちと和やかな雰囲気を楽しんでいるうちに、

女性と男性の歌い手さん(なぜか2人とも小太り)が登場。
男性は黒いマントのようなものを着て、女性は黒いストールのようなものをゆったりと体に巻きつけている。
演奏は普通のギターと、マンドリンのような、本体の部分がコロンと丸い弦楽器の2種類。

実は「ファド」というと♪暗いはしけ しか知らない(しかもこの曲もタイトルしか知らない・・・)という、知識としてはほぼ白紙の状態で、ただ「ポルトガルの民謡とか「フォークロアの楽曲」「日本でいうところの演歌」「哀愁」と、重いイメージだけが先行していた。
なので、

結構暗くて辛気臭いものなんだろうな~・・・と、漠然と想像していたけれど、コレが全くイメージと違う!!


もちろんファドの中には暗い楽曲もあるとは思うけれど、「哀調」「郷愁」「やるせなさ」という言葉からは程遠い、陽気な曲の連続!お客さんもノリノリで自分の好きな曲の時には楽しそうに歌ったり手拍子を打ったり。

更に盛り上がってくると踊り始める人も・・・
(ワインをごちそうしてくれたご夫婦ももちろん楽しげに踊ってらした)。

行ったことはないけれど、「歌声喫茶」ってこんな雰囲気なんじゃないかな?日本ではそこそこの年齢のセニョール(おじさん)やセニョーラ(おばさん)が、ニコニコして楽しそうに歌ったり踊ったりすることを見る機会があまりないから、ファドを聴くのもいいけれど、無邪気に笑うセニョールたちを見ているのもまた楽しい。
食事をしているお客が多いせいか、曲の流れとは全く関係なくお店の照明が約15分間隔で点いたり消えたりして、少し落ち着かないけれどこのざっくばらんな雰囲気もまたご愛嬌。

そんな和やかなショーの最中のこと。駅員さんみたいな服装で、A Severaのドアマンをしていたセニョールも実は歌い手さんの一人だったようで、そのセニョールが

突然ドアを開け、いかにも「私、飛び入りです」みたいな顔をしてファドを歌い始めるという楽しい演出も!

このセニョールの声がまた素晴らしくよく響く声で、私も他のお客さんたちも「わーー!!」と喜んで、大きな拍手をおくった。


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予約した時間にファドレストラン A Severaに着くと、ドアマンとして駅員さんのような制服を着たセニョール(おじさん)が立っていて、恭しくドアを開けてくれた。

既にひとステージ終わった後のようで、お店の中は歌声も聞こえず、落ち着いた雰囲気。。。

女子一人で食事なし、という予約をしたせいか(他に席が空いていないわけでもないのに)入り口を入ってすぐ、人が出入りをするたびに風がスースー入ってきて落ち着かないというへんてこりんな席に案内されたので、ちょっと勇気を出して支配人というかオーナーというか、とにかくそこらへんのウェイターではないセニョールに

「この席は寒いからイヤ。空いてる席に移ってもいい?」と言ってみた。

セニョールは「これは失礼しました、セニョーラ!」ポルトガル語には『セニョーラ』に『セニョリータ』という意味も含まれる、と教えてもらったので、

セニョーラ(スペインでは『おばさん』の意味)と呼ばれてカリカリしなくてよくなった。精神衛生上まことによろしい)
と言うと、お店の中央に近い、風がスースー入ってくることのないテーブル席に案内してくれた。

ワンドリンク付なので、何を注文しようかと考えていると、隣のテーブルに座っていたご夫婦らしきカップルの、セニョール(おじさん)の方が「どこから来たの?」話しかけてきた。

今はカナダのオンタリオに住んでいるらしいこのセニョール、数年ぶりにポルトガルに帰国し、愛するファドを聴けるのがとても嬉しいみたい。自分の幸せを誰かに分けてあげたいようで、私を含む周りの人たちにワインをごちそうしてくれた。

「初めて会った人なのにいいのかなあ・・・ごちそうになってすみません」という気持ちで奥さんらしきセニョーラに目礼すると、

セニョーラは「いいのよ!」という風に私に向かってウィンクし、あなたおかわりはいらない?と言わんばかりに、テーブルの上のワインのボトルを指差して小首をかしげてくれた。

ごちそうしてくれたからって訳ではないけれど、いいご夫婦だなあ。

とってもお似合いだわ。



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タコがたっぷり入ったリゾットをふうふうしながら美味しく頂くと、私をこのレストランに(強引に)連れてきてくれたセニョーラ(おばさん)が、食後にとびきり濃いエスプレッソ(ビッカというらしい)をごちそうしてくれた。

苦いけれどクセになりそうな味。

ヨーロッパってほんとにコーヒーがおいしいなあ。


セニョーラと、隣のテーブルで私とセニョーラの通訳をしてくれた男の子に見送られてレストランを出る。一旦お宿に戻り、自分の部屋に入ってビックリ!

リスボンの街を半日ブラブラしている間に、ベッドメイクをし直してくれているし、洗面台のタオルも新しいものに取り替えてくれている。安宿にタオルがあることだけで貴重なのに、それをこの短時間で交換してくれるとは。。。たとえタオル完備のお宿でも、連泊客だと「タオルを交換してください」とお願いしないと、何日でも同じタオルを使いまわさないといけない、という状況に慣れていた身には、このお宿のシステムは、とても安宿とは思えない。。。

顔をテカテカにしながら、頑張ってアシで探した甲斐があった。。。

ほんとにいいお宿だわ。


昼間はたくさん歩いて大汗をかいたので、ソッコーでシャワーを浴びてサッパリした。
一応夜のお出かけだしドレスアップしなきゃ、と思い、イビサ島のForm Partyに着て行こうとしてお宿のセニョール(おじさん)に

「濡れるから普段着で行きなさい!」と止められて以来、タヌ夫さん(キャスターつきリュック)の底の方にしまいっぱなしでしわくちゃになっていた、例の一張羅の黒いワンピースに着替えた。

いざ出陣!、と張り切ってお部屋を出ると、受付にいたのはこのお宿のオーナーらしきセニョール(多分インド人。名前はクラウディオ)。
「今からファドレストランに行くから帰りは遅くなります。ドアの鍵は開いてる?」と聞くと、

「素敵な服だね!」と如才なく褒めてくれた後、「受付の前のドアのベルを1回だけ短く押せば開けてあげる!No problem!楽しんでいらっしゃい」と快く送り出してくれた。

ありがとうセニョール!行ってきまーす!

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実はとってもいい人だったセニョーラ(おばさん)に、お隣の席の男の子が食べているリゾットのようなお料理を注文し、(アローシュ デ ポルボ という名前のお料理だった。タコがたっぷり入っていてあつあつでとっても美味!)お料理が出てくるのを待つ間にスペイン語が達者そうな隣の席の男の子に

ポルトガルでは何度も『セニョーラ』って呼ばれてすごくショックだった!

今までずーーーっと『セニョリータ』とか『マドモアゼル』って呼ばれたのに!」


と、グチグチこぼしていると、男の子は私のグチの意図を少し考えてから
ポルトガル語にはスペイン語みたいに一言で『セニョリータ』って意味になる言葉はないからだよ。若くても若くなくても、女性には「セニョーラ」って呼びかけるのが普通なんだ。

だからそんなことを気にしないでいいよ。君が考える「セニョリータ」はポルトガル語では『joven(若い)セニョーラ』だと思うけど、

そんな言葉を使う人はいないよ
と教えてくれた。

え、そうなの?おばさん扱いされてたわけじゃなかったのね。。。
なーーーんだ、じゃあチャウ!セニョーラ!なんて言われるたびに

「なんで私がセニョーラ?!そんなに老けてるのっ?」ってプリプリしなくてもよかったんだ。
今日1日でかなりビタミンCを無駄に消費してしまった。もったいないもったいない。


曜日の呼び方といい「セニョーラ」の使い方といい、スペイン語ポルトガル語の「似て非なる」部分って、たくさんあるんだろうな。

なんでもかんでも自分の知識だけで判断するのってよくないってことか。言葉だけの問題じゃなく、色々な習慣もスペインとポルトガルでは違うんだろうし、これから色々覚えていかねば。。。


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最初

「え?なんなのこの人?」という顔をして驚いていた男の子だけれど(そりゃそうだ。引きつった顔の見知らぬ外人にいきなり小声の早口、

しかも外国語で『あんたが今食べてる料理いくら?』って尋ねられれば誰だって驚く)
、スペイン語で
「ここはとってもいいお店で、僕はよく来るよ。今食べているのは○○(初めて聞くお料理の名前で全く聞き取れない)で、

値段は500円だよ」と教えてくれた。

そのボリュームで500円!なんて良心的な・・・
いくらセニョーラの客引きの仕方が乱暴だったとしてもそんなお店を悪徳レストランかもしれない、なんて疑ってごめんねセニョーラ(おばさん)。


反省しつつ、お隣のテーブルの男の子が食べているお料理の名前を再び教えてもらおうとしていると、一旦厨房に入ったセニョーラがニコニコ笑いながら戻ってきて、ファドがどうのこうの、というような事を話し始めた。

ポルトガル語でどわーっと話し始めたので「Fado」という言葉しか聞き取れず、でもまあ悪い人じゃなさそうだし、あまりツンケンするのも・・・と思ったので、中途半端なアルカイックスマイルを浮かべてセニョーラの話が一段落するまで待つ。
話の切れ目にすかさず隣の席の男の子に「セニョーラは何て言ったの?」と聞くと、

「『Casa de Fadoファドレストラン)で食事をすると値段がすごく高いから、

あんたみたいな女の子はこの店で食事をしてからFadoを聴きに行ったほうがいいよ』って言ってる」
と通訳してくれた。

私のお財布の心配までしてくれて・・・そんなセニョーラのことを「強引なおばさん」って思った私のバカバカ!

はっ、それに「女の子」扱いされたのって、ポルトガルに来てから初めてじゃない?
親切なだけじゃなくて人を見る目もあるのね、セニョーラ!!



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「Comer(食べる)?」
「No!」
「Comer!Muy bien(とてもいい→おいしいわよ)!」

ムイビエンじゃないよ~!!」と押し問答をしつつ、
いつまでたっても握った手を離してくれない、とっても強引なセニョーラ(おばさん)に引きずられるようにして、とうとうセニョーラ(が働いてるんだか経営してるんだか知らないけど)のレストランに連れてこられてしまった・・・。

「はいはい、さあ入って入って!」セニョーラに背中を押されて結局テーブル席についてしまった弱気な自分が不甲斐ない。

とりあえずぼったくられないようにメニューと値段だけはハッキリさせておかないと!!と思ったので、店内を見回すと、いかにも地元の人っぽい家族連れや学生さんでなかなか繁盛している雰囲気。

客引きの仕方にはかなり問題があるけれど、

お店の雰囲気は「悪徳」「ぼったくり」って感じではないなあ。
お料理の名前と値段を書かれている黒板を見ても、特にビックリするほど高額、って感じでもないし。
着席した私を見て「この子はもう逃げない」と思った(かどうかは分からないけれど)セニョーラは厨房に入って行った。
その隙に、大急ぎで隣のテーブルで大ぶりの土鍋に入ったリゾットのようなお料理を食べていた学生風の男の子に

スペイン語話せる?このお店っていいお店?

あなたが今食べてるお料理っていくら?
と、早口な上にかなりぶしつけな質問をしてみた。


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食事をするにはまだ早い時間だし、一旦お宿に戻る前に、さっき予約したファドレストランの場所を確認しておこうと思い、更に歩き続けることにした。

日中はかなり暑くて(しかも上り坂と階段ばかりだったので)辛かったけれど、太陽が沈むと気温もぐっと下がり、歩くのが苦にならなくなってきた。

予約したファドのお店はA Severaというところで、

かなり有名なお店らしい。
お店がある(はずの)バイシャ地区で地図を見ながらウロウロしていると、

地元の人っぽいセニョーラ(おばさん)が「Fado?」と声をかけてくれたので、「Si!、じゃなくてスィン!」と答えると

「A Severa ボン!!」と言って私の手を引いてお店の前まで連れて行ってくれた。
「ボン」はきっとスペイン語の「Bien」だろう。「A Severaはいいお店よ」って教えてくれたんだろうな。

お店はまだ開店していないし(開店するのは21:30くらい)ここで食事をすると高くつくらしいのでお宿の近くまで戻って何か食べようと思っていたので、案内してくれたセニョーラに連れてきてくれてありがとう!の気持ちで
「オブリガーダ(ありがとう)!チャウ(さようなら)!」と言ってお宿に戻ろうとしたのに、セニョーラったらにこにこしながら「Comer(食べる)?」と言って、手を離してくれない。。。

どういうこと?これって・・・もしかしてものすごーーく強引な客引き?と引きつりながら「今お金を持ってません!食べません!」スペイン語で断ると、

セニョーラも「OKOK!Muy Bien(とても良い)!」とスペイン語で答える。

全然ムイ ビエンじゃないよ~!!なんなのこのセニョーラはっ!!


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夕日が沈みかける頃、サン・ジョルジェ城から丘を下って(当然ながら下りはすごくラクチン)ふもとまで降りる途中に展望台があったので少し寄り道をし、その隣のポルタス・ド・ソドル広場というところに出た。

サン・ジョルジェ城でも思ったけれど、

不思議なくらいに観光客が見当たらない。特にこのアラファマ地区には「地元民」風のセニョーラ(おばさん)ばかりが目立ち(スペインのいたるところで山盛り見かけた

『1日中Bar(立ち飲み屋さん)

カードゲームに興じているセニョール
(おじさん)たちの姿は全くみかけない。
ポルトガルの男性は勤勉なんだな、きっと。

アルファマ地区のふもとからカテドラルに移動し、見事なステンドグラスにしばし見とれる。夕暮れじゃなく、もっと昼間の太陽が燦々と輝く時間なら、この薔薇窓ももっとキレイに違いない。これはまたぜひ出直してこなくては!!

初めて歩く地域だし、暗くなる前に土地鑑のある方向に戻っておいた方がいいと思ったので近くにいる人たちに「ロシオ駅はどこですか?」「レスタウラドーレス広場はどこですか?」などと質問をすると、どの人もとても親切に答えてくれたり、わざわざしばらく一緒に歩いて案内してくれたり。

首都の人なのにみんな親切だなあ。都会の人は大体冷たい

というかクールなイメージ
があるので、いい意味で期待を裏切られた気分。

偶然出会った人たちのお世話になりながら、無事にロシオ駅まで戻ってくる事ができた。
昼間は気付かなかった観光案内所を見かけたので、レスタウラドーレス広場の不親切な観光案内所職員が○をつけてくれた地図とファドを聴かせるお店の電話番号を書いたメモを見せ、

「今晩ここに行きたいと思っているけれど、お店の名前が分かりません」と職員さんに訴えると電話番号から検索したのか、あっという間に店名を調べてくれた。更に「お店に予約の電話をかけたい」と言ってみたところ、観光案内所の電話を無料で使わせてくれた!

頼りになる上に心優しい職員さんがいてくれてよかった。。。


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