こんなに誰も乗ってこなくて採算が合うのだろうかポルトガル国鉄?と心配になるくらい、他の乗客に会わないままに目的地、
ナザレのバラード駅に到着した。
バラード駅の3つくらい手前から
「そろそろかな?」と思って駅舎を通るたびに注意していると、
これが駅?バス停じゃないの?と思うようなこじんまりとした駅舎ばかりで、
バラード駅前にATMがなかったらどうしよう・・という不安を覚えつつ、ATMを探そうと思った矢先に
「宿あるよ〜」という感じで客引きをしていたセニョーラ(おばさん)と目が合った。
セニョーラの客引きなんて珍しい。リスボンのレストランでもセニョーラに客引きされたし、ポルトガルの女の人は働き者だなあ。などと思っていると、セニョーラは今まで
自分のおうちに泊まった日本人が書いたらしい日本語のオススメ文を手に、ニコニコして近づいてきた。ロカ岬で出会った日本人のおばちゃんたちですら「外人」と思ったくらいに
無国籍化している私を、すぐに「日本人」と
見破ったセニョーラの眼力に驚きつつ早速宿代の交渉。
プライベートルーム
(多分無許可営業)で
その値段は高い!もう少しまけて!と一言言っただけで
約1,000円の値引き。3泊するからもう少しまけて!と言うと、
更に1,000円値引きしてくれた。こんなにアッサリと、しかもどんどん値引きしてもらっていいのかな?
・・・あまりにもスムーズに交渉が進むと、
なんだかこちらがとってもアコギな悪人のような
気分になるのはなぜ?冷蔵庫もシャワーも自由に使っていいという条件で、結局、
1泊あたり約1,500円でセニョーラのおうちに泊めてもらうことになった。
しかし。セニョーラのおうちに移動する為には
バラード駅からタクシーに乗らないとダメらしい。
えっここからナザレの町までそんなに遠いの?!セニョーラを疑うわけじゃないけど・・・と、バラード駅の駅員さんに確かめてみると、確かに
ナザレの中心地まではバスかタクシーで移動するのがいいくらいの距離があるらしい。
そしてバスは頻繁に出ていない、とのこと。
むむ、不便な町だなあ。。。仕方ないのでセニョーラとタクシーに乗り、タクシー代は折半することになった。
タクシー代の割り勘が前提だったから、セニョーラはあんなに簡単に値引きしてくれたのかも・・・。
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