スペインのアランフェスを潤していたタホ川は、ここ
ポルトガルでは「テージョ川」と名前を改め海かと見まごうほどに雄大な河口となっていた。
アランフェスの町ではほんとに普通の、なんてことない川だったのに、
こんなに立派な川になって・・・よくぞここまで!と、
離れて暮らしていた子供が成長したのを目の当たりにした母親のような気持ちになった。
(結婚もしていない・もちろん子供もいないのにこんな気持ちになる一因はポルトガルに来て以来
いたるところでセニョーラ(おばさん)扱いされているせいかもしれない・・・)古い大砲がそのまま残っているサン・ジョルジェ城の城壁に腰掛けて、白い壁とレンガ色屋根の建物が美しい
リスボン市街地の景色を楽しんだ後(絵心を刺激されたのはこの景色が
チェコのチェスキークルムロフに似ているからだと思う)、海のように広々としたテージョ川の対岸に目を向ける。
長い長い吊り橋
(全長2278m!)と、その先には巨大なキリスト像も見える。
このキリスト像は
ブラジルのリオ・デ・ジャネイロにあるものを真似て建てられたもの(
植民地の方が先にこんなに立派な塔を建てたなんてちょっと意外)。あのキリスト像から見るリスボンの街もまた違った味わいがあるんだろうな。
絵を描いたり対岸を眺めたり、静かな公園でとことんくつろいだ頃、自分の目線とほとんど同じ高さにうっすらと下弦の月が姿を現したのを見つけた。
今私は月と一緒に、リスボンを見下ろしている。
↑
今日もお付き合い頂いてありがとうございます!
人気blogランキングへ ↑こちらもクリックしていただければとっても励みになります。
よろしくお願いしまあす。