気ままに暮らす旅好き・離島好き・変身写真好きなはてるまの身辺雑記です。
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通常は拝観料がいるはずのカテドラルも、お祭りのおかげか今日は入場無料らしい。
重ね重ねツイてるなあ!と喜んでカテドラルに入り、人の波に飲み込まれつつ内部を見学。

 1229年に建設が始まり、1493年に完成したというこの大聖堂は、完成後も時代に合わせて都度都度増改築され、完成当時のオリジナルの部分は少なくなってしまったものの、各時代に活躍した建築家たちによって芸術性は維持されていて、
総本山

スペイン・カトリックの総本山」という立派な肩書きに恥じない、本当に威風堂々とした建物。

 16世紀初頭に、一部にコロンブスがアメリカ大陸から持ち帰った金も使われている、金・銀・宝石で細工された聖餅顕置台(高さ3m、重さ約200kg!)というものすごいお宝がある、ということも納得のカテドラル。
 ここには美術館も併設されていて、この町で人生の後半を過ごしたエル・グレコの宗教画や、先日チンチョンで「聖母昇天」を見学したゴヤの作品などが保管されているらしい。
 今日はお祭りで美術館の警備にまで手が回らないのか、入場しようと思って扉に近づくと、大柄な警備員風のセニョール(おじさん)に

「今日はここには入れないんだよ。また明日来てね、セニョリータ」と言われてしまった。。。残念だなあ。。。
「歩き方」にはカテドラルの北側にある塔に登るができる、と書いてあるけれど美術館も入れなかったし、塔も無理かも、と思いつつものは試しなので塔に向かって進むと、やはりここでも警備員のセニョールに「今日は入れないんだ、ごめんね」とやんわり入場を断られる。
「分かりました」と答えてカテドラルを後にしようとした私の背中に向かって、警備員さんは

もうすぐ○○○○(全く聞き取れない単語)だから、カテドラルの近くにいなさい!」と声をかけてくれた。

「グラシアス!」と返事をしたものの、「セニョールが言ってた単語、全然分からなかったな~・・・一体なんだろうな~??」いう素朴な疑問が。
 でもまあせっかく声をかけてくれたんだし、急ぐ旅でもないので「○○○○」が一体何なのか見極めようと、再びカテドラルに戻ることにした。

・・・なんとなく、さっきより人が増えたような。気のせいかな??


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「歩き方」にはトレドの鉄道駅から、セントロ(町の中心地)となるソコドベール広場までは徒歩20分、と書かれている。
・・・確かに20分あればセントロまでは行けます。行けますが・・・さきほど兵隊さんたちの行進を見た、タホ川にかかるアルカンタラ橋を渡ってトレド町内に入ってからソコドベール広場に着くまでの道の、急坂っぷりと階段の多さにはただごとではなかった。。。

 照りつける太陽の下、息を切らせて急坂や階段を上りながら
アランフェスからの日帰り観光にしてほんとによかった!!
タヌ夫さん(キャスターつきバックパック)
と一緒では

とてもとてもこの道を登りきってお宿探しなんてできたものじゃないわ!!
と汗まみれになりながら、ソコドベール広場に到着。

広場は「わ!!」と思わず声が出るくらいの人だかり。そして懐かしのラ・マンチャ地方でお世話になったスーパーおじいちゃん、アナスターシオが「私に」と道々生えているのを手折ってプレゼントしてくれた、ローズマリーの香りが強烈にプンプンと漂っている。

 さっきの兵隊さんの行進といい、コレは絶対に何かのイベントがある!!と、ワクワクしていると、観光案内所の看板があったのでそこの職員さんに「今日は何かのお祭りがあるの?」と聞こうかなあと思って入ってみた。
が、なにしろ今日のトレドは人だらけで、観光案内所の中も観光客らしき人たちでいっぱい。巨大なバックパックを背負ったままで、体力はあるけど他人への気遣いがないパッカーたちに押し出されるように再び外に出て、カテドラルへ向かう道を人に揉まれながら少しずつ進んでいくと。。。

建物と建物の間に天幕のような、日除けのような布が張られていたり、
天幕

建物の窓々からストール状の綺麗な布が垂らされていたり、鼓笛隊の行進があったりと、お祭り情緒は高まるばかり。

 トレドは中世の町並みを残しているので道幅もやたら狭く、その狭い道のキャパ以上の人々がひしめいていて、前に進めないこともたびたび。途中で何度も休憩しつつ、やっとカテドラルに到着。

予想はしていたけれど、カテドラルの周りも人・人・人!!
活気があるのはいいけれど、少し息苦しい・・・。



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翌日。

チンチョンで「田舎町」の雰囲気も満喫したので、今日はToledo(トレド)に行ってみる事にした。

 朝ごはんをすませ、気温はまだ17℃で昼間の暑さがウソのようなアランフェスを出発。林の中の道を砂埃を上げながら駅まで歩き9:03発の列車に乗る(もちろんイチゴ列車ではない)

 駅で香港から旅行に来たという看護師さん2人組にものすごく流暢な英語でアランフェスの観光案内所の場所について尋ねられ、「えーとえーとえーと・・・」と頼りない英語で対応しつつ予期せぬ大汗をかく。

ここはスペインで私は日本人なんだから、英語なんかできなくったっていいんだもん。。。

 香港人看護師さんたちから逃げるように列車に乗り込み、30分の移動ののち、町の三方をタホ川に囲まれた小さな町、Toledo(トレド)に到着。

 「歩き方」には鉄道駅から町までは少し歩く、と書かれているけれど、道順は駅前の横断歩道を渡り、右を向いて歩いて分かれ道を左に進むとあとは道なり、という簡単なもの。
 新しい町では迷子になりがちな私でも、さすがにこの道順を間違う事はないだろうと、「歩き方」の指示通りに歩く。10:00になる頃には太陽の日差しも強くなってきて、今日もまた暑くなりそうな気配・・・。
 額に汗しながら、トレドの町の入り口にあたるアルカンタラ橋を上をたくさんの兵隊さんたちが整列して歩いているところを目撃。

すわ、出撃?!でもアルカンタラ橋以外はいたって静かだし。。。何かのイベントかな?と思いながら、タホ川を隔てて見るトレドの町をしばし眺める。カテドラルとアルカサルが際立って大きくて「中世の要塞都市」という感じ。

 トレドの町は711年~約400年間もイスラム教徒の支配下にあり、1085年に当時のスペイン国王に再征服されて名実ともにスペインの町になった(戻った?)にも関わらず、1492年まで、トレドの経済を握っていたユダヤ人と共にたくさんのイスラム教徒が居残っていたといういわくつきの町らしい。

 ということは、マドリー(ド)に程近いにもかかわらず、このトレドの町には私が大好きなイスラム彫刻やイスラム建築がたくさんあるのではないかしら。。。

 アランフェスの王宮で見た『喫煙の間』以上にをおお!!っとうならせてくれるイスラム建築物に出会えるのかな??楽しみ!!


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 アニス酒の水割りを苦労して飲み干し、愛想のいいフロントのセニョール(おじさん)にグラシアス!とお礼を言ってパラドール(スペイン国営ホテル)を後にした。そんなに規模は大きくないけれど、落ち着いていて、いい感じのパラドールだったなあ。。。
 
 続いてはマヨール広場から(どこへ行くにもここを通らないといけないとは・・・ほんとに名実共にチンチョンのセントロ(中心地)である)丘を登ってパロキアル教会に向かい、ゴヤの「聖母昇天」を見学させてもらうことにする。

 カテドラルというほどの規模ではなく、地域の人たちが集ってお祈りをするための教会らしく、装飾もステンドグラスも決して華々しくはない。その分落ち着いた雰囲気で『悩める子羊』たちの為のもの、という感じ。

 日本のお寺でもそうだけれど、建物が大きく立派になるにつれて「お祈りをするところ」というよりも「見学するところ」というものになってしまって、素晴らしい仏像やキリスト像を見ても「わっ、すごい!」と驚くもののありがたみはあまり感じない。
立派な施設を維持するための必要経費とはいえ、お寺や教会が大きくなればなるほど拝観料だってバカにならない金額になるし。。。

 パロキアル教会の外観は「これが教会?」といぶかしく思うくらいに特徴がなく、窓枠にはステンドグラスもない。入り口は木の扉で、施錠もされていなかったので「お邪魔しまーす」とつぶやいて中に入らせてもらう。

 白人の観光客らしき人たちが3人、祭壇に向かって熱心にお祈りをしているので、邪魔にならないように座席に腰をかけて、教会の中に漂う静謐な空気に包まれることしばし。3人の観光客のお祈りが終わった頃、神父さんらしき人が登場して「こちらへ」というように3人を手招きし、教会の後ろの方の座席に腰掛けている私にも気づいてくれてにっこり笑って下さった。

「あなたも一緒に来なさい」と言われたような気がしたので、厚かましくついていくと、目隠しのためのカーテンに隠れていた「聖母昇天」を披露してくれた!

 ゴヤといえば「裸」or「着衣」のマハ、もしくは「わが子を食らうサトゥルヌス」ゴヤ
のイメージなので、セクシーかつおどろおどろしい画風の絵を想像していたけれど、さすがに絵のテーマがテーマだけに、優しいタッチと繊細な色使い。他の観光客と一緒にしばし絵を眺め、神父さんの話すとってもありがたい話(多分。なんとなく聖書の一節についてお話されていたような雰囲気)を聞かせて頂きつつ、心が洗われるようなひと時を過ごしたのだった。。。


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 マヨール広場に戻り、再びお土産物やさんなどを見ながらうろうろしていると、レンガ造りのパラドール(スペイン国営ホテル)を発見。

「こんなに小さな村にもパラドールがあるとは!!これはぜひ見学させてもらわねば!!」と、ずんずんと建物内に進入。
 門に見張りのおじさんがいないので部外者も入り放題。開放的だなあ・・・。
 修道院を改装したこのパラドール、建物は法廷や監獄として使われた事もあるという暗さは微塵も感じない。

 近代的なリゾートホテル風のエル・サレールのパラドールで、ビルバオ出身のご夫婦にものすっっごいボリュームのお食事をごちそうになった事を思い出しつつ、フロントのセニョール(おじさん)に「宿泊客じゃないけれど見学させて下さい」とお願いすると、
「お部屋は無理ですが、パティオ(中庭)はご自由に見学して下さいね、セニョリータ」
と、ちょっと信じられないくらいアッサリと、しかも愛想よく了承してくれた。ありがとうセニョール!!

 フロントのセニョールお勧めのパティオチンチョン
は列柱の回廊に囲まれていて、こじんまりしている中にも噴水・植木がいい塩梅に配置されていて見ているだけでとっても落ち着く。

 アランフェスの王宮のいかにも野放図なお庭とは大違いの整然としたパティオをしばし愛でたあと、レストランを覗いてみると、食事をしなくても大丈夫そうな雰囲気。
 カジュアルな服装のお客もいるので、ニンニクと並ぶチンチョン名物、アニスを堪能するべく、アニス酒をこのレストランで飲んでみることにした。
微々たる売り上げだろうけど、快くパティオの見学を許可してくれたセニョールへのちょっとしたお礼にもなるかなあ。。。
と、張り切って「飲める女」を気取ってみたけれど、実はアニス酒の味も香りもあまり得意じゃないのだなあ。水割りにすると白濁するってところも、お酒のくせに見た目がカルピスっぽくて気に入らない。

 ちょっと甘くてクセのある歯磨き粉みたいな、いかにも「人工的」な味、更に口に含むと鼻にアニスの香りが抜けるすううっとした感じに弱りながらも、チビチビチビチビ舐めるように味わっていた。

根っからのけちんぼなのでいくら口に合わなくたって、
「残す」なんてもったいないことできないわっ!



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 ハポネサ(日本人)!と呼びかけてくれたセニョーラ(おばさん)によると、チンチョンのセントロ(中心地)のマヨール広場から、バス通りを少し歩くとニンニク工場(多分)があるらしい。

 ニンニク工場・・・そんなにニンニクに興味がありそうに見えたのかしら私?と思ったけれど、なにしろ「村はずれの古城以外見るべきものもない」(by歩き方)らしいので、散歩がてらセニョーラが教えてくれた道をブラブラ歩いてみた。

 バスを降りた時は「乾燥してるなあ」と思ったチンチョンの空気にも少し慣れてきたけれど、太陽は相変わらず燦燦と、というよりもギラギラと輝いてモロモロに脱皮している腕を焦がしそうなイキオイ。
ああまた日焼けが悪化する・・・とドキドキしていると、不意に鼻にツンとくる、ニンニクの香りが漂ってきた。

 おお、ココが工場か!と思っていると、一歩近づくたびにニンニクの香りが濃くなってくるのには驚いた。空気の中のニンニク濃度が違うのが如実に分かるのがとっても面白く、3歩工場に近づいて胸いっぱいに空気を吸った後5歩遠ざかって新たに空気を吸い込み、

「わあ、やっぱり離れた分だけニンニクの香りが薄くなる~!」なんて言って喜んでいた。

何もない村でも結構楽しめるものだなあ、私という人間は。。。
 通りに誰もいないので、工場前で行きつ戻りつしてつつスーハースーハー呼吸して喜んでいる怪しい東洋人なのに、「なんだコイツ?」と誰に睨まれることもない。こういう好き勝手ができる田舎ってやっぱり大好きだなあ、と思いながら工場の中を覗いてみると、すぐそこに大量のニンニクが!!

 ニンニクを加工する工場かな?と思っていたけれど、この工場ではチンチョンでできたニンニクを集荷→出荷しているらしい。
一人で門から工場を覗いている謎の東洋人に対して「迷子かな?」と思ったらしい工場の人たちは、親切にもニンニクの集荷の手を止めて門までわらわらとやって来て、

「セニョリータ!マヨール広場はあっちだよ」と教えてくれた。親切!

 Utielでも思ったけど、トラバハドール(労働者)って見た目は強面でちょっとビビることもあるけど、気のいい、優しい人が多いような気がする。
トラバハドールたちの親切に応えるために、グラシアス!とお礼を言って今来た道を引き返したものの、マヨール広場に戻る途中も「工場から3歩遠ざかってスーハー、5歩戻ってまたスーハー」というヤツをやっていたらやたら時間がかかってしまった。。。


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 気のいいBar(立ち飲み屋さん)のセニョール(おじさん)のマヨール広場自慢を聞き、改めて長屋風の建物に取り巻かれた変形三角形のマヨール広場に目を向ける。

 2~3階建ての明らかに古い木造
チンチョン
の建物(セニョールご自慢のバルコニーももちろん木造。闘牛を見て興奮した人が床板を踏み抜いたりしないか、少し心配)は、古きよき時代のスペインってこんな感じだったのかな?と思わせるのどかな風景。

 さすがは「スペインで一番古い広場」と言われるだけのことはあるなあ、マヨール広場。。。と感心しながら反対側の建物のバルコニーを見てみると、狭いバルコニーをテラス席にして椅子やテーブルをみっちり配置している商魂たくましいリストランテがあったり。
 小さい村ながらもやはりここは観光地なのだなあ。それにしても「木造」って、意外と頑丈なのね。

 ほのぼのとした良き時代を想像しつつ、お話好きのセニョールに「アスタ ルエゴ(またね)!」と一旦お別れの挨拶をしてから、チンチョンの「売り」であるニンニクアニス(酒)探訪に出発。

 実は「ニンニクなんてどこで食べても一緒じゃないの~?」と思っていたけれど、セニョールが他のお客に出していたガーリックトースト(ガーリックバターを塗って焼いたものではなく、その場で生のニンニクを半分に切って、フランスパンにこすりつけてこんがり焼いてくれる)をサービスしてくれたものが、ちょっと
おおっ?!と思うくらい香り高くて美味だったので、俄然興味がわいてきたのだった。
「食」に振り回される女だなあ、私って。
探訪、と意気込んで出発したけれどチンチョンは小さな村なので、ニンニクをお土産物として売っているお店もアニス酒を売っているお店もBarのすぐ近くに見つけてしまった。なんだかあっけない。。。

 無造作にビニール袋に詰められてごろごろしているニンニク。日本のものと比べても、スペインの他の地域で見るものと比べても小粒でカワイイ。
店先のニンニクをじろじろ見ていると、お店のセニョーラ(おばさん)が
「Hola!ハポネサ(日本人)!」と声をかけてくれた。
2人続けて「チーナ(中国人)」って言われないなんて・・・信じられない・・・
チンチョン
の人って、オリエンタルを見分ける能力が備わってるのかしら。


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 翌日も朝から暑い暑い。
 強烈な太陽から逃れようと、アランフェスからバスに乗ってチンチョンという小さな村にお出かけ。

 アランフェスの北東20kmにあるこの小さな村は「歩き方」での採り上げ枚数も1ページのみ。しかも「村はずれにある古城を除いてモニュメントらしきものは何もない」と書かれている。(「歩き方」って自分たちが採り上げた町や村なのに、往々にしてこういう突き放した書き方をするよね。これを読んだ人にこの村(町)に

行ってほしいの?ほしくないの?
って聞きたくなるような・・・)

 「暑さと感想で顔が突っ張る~!!」と思うアランフェスなのに、実はあれでもタホ川のおかげで空気が潤ってたのだなあ・・・としみじみ思うくらいにチンチョンの町は乾燥しまくり。

 バスを降りてすぐに目に付いたBar(立ち飲み屋さん)に入ってあー暑い暑い、といつものようにカフェ・コン・イエロ(アイスコーヒー)を注文し、Barの店長さんらしきセニョール(おじさん)に
「アランフェスが暑くてチンチョンに来たけど、ここも暑いですね~」と話しかけると、「そんなに暑いなら」と、大きなグラスに氷のお代わりを山盛り入れてくれた。

 無作法は承知で適当な大きさの氷を口に入れ、ガリガリかじりながら(とても妙齢の女子の行動とは思えない・・・)村の中心、マヨール広場を眺めていると、Barのセニョールが

「ハポネサ(日本人)?」と声をかけてくれた。
中国人?じゃなく日本人?って聞かれるのって、新鮮だなあ。。。

「Si!soy japonesa!」と答えると、セニョールは「ハポネサが一人でチンチョンに来るなんて珍しいね」と話しかけてくれた。

 異国人好きでお話好きのセニョールみたい。こういう人には話しかけやすいので、「日本語のガイドブックには『チンチョンにはあまり見るところがない』と書いているけど本当?」と遠慮なく聞いてみると、
「そんなことはないよ!アンタが今見ているマヨール広場、週末には囲いを作ってその中で闘牛をするんだよ!!ウチのバルコニーはソンブラのテンディドみたいなものだ!」
と、説明してくれた。

闘牛場の席は1~3階に分かれていることが多く、それぞれ1階→テンディド 2階→グラダ 3階→アンダナーダという名称。更に日陰→ソンブラ 日向→ソル 闘牛が始まる時は日向で時間が経てば日陰になる→ソル イ ソンブラ と、場所によっても名称が違うので、チケットを買う時に自分で階数と場所を指定する。このセニョールのBarは闘牛場でいうなら「日陰の1階」で、とっても見やすい席、ということになる)

自宅のバルコニーがソンブラのテンディドとは。。。
なんて羨ましいっ!!!



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 名前からしてエラそうな「王子の庭園」内にある、名前からして庶民風の「農夫の家」には豪華なシャンデリアや彫刻のギャラリーまでありいかにも「贅を尽くした」というシロモノ。
 なんとなく、どこかの国で見たような記憶が。見覚えがあるなあ、どこで見たんだったかな、こういう離宮・・・と思っていたところ、フランスのベルサイユ宮殿に似せてつくらせたから、という説明があり、深く納得。

「Galaria de Estatuas(彫像のギャラリー)」に設置されているこの離宮の名物(?)は、1804年にフランスから運ばれたトラヤヌスの柱時計』という巨大な円柱の時計。
時計

 政治そっちのけで時計のコレクションにあけくれた往時のスペイン国王、カルロス四世が手に入れたこの巨大な時計は、小さな星がチクタクチクタク最近このオノマトペって使わないなあ。時計もデジタル表示ばかりだもん)と回転しつつ、柱の上に向かって動いていき、12時間ごとに同じ動きを繰り返す、らしい。

12時間も時計に貼りついていられないので、本当に12時間後に全く同じ動きをするのかは不明・・・)

 円柱時計の他にも「プラチナの部屋」と名づけられたお部屋もあり、狩の休憩に使うだけなのに・・・どこまで豪勢にお金をかければ気が済むの?と、往時のスペイン王家の財力に呆れながら、広いお庭をブラブラと散歩する。
 この離宮、ベルサイユ宮殿に似せたということなので、お庭も完璧に計算されつくして幾何学的で、植木もお花も整然とした形式に則って配置されているのだろう、と思ったのに、

あら不思議。離宮の中はかなり「ベルサイユ」度が高いのに、一歩お庭に出ると言葉は良く言えば「あるがままの姿」、悪く言うなら「ほったらかし」の木々の群れ。
 アランフェス駅からセントロ(町の中心)まで、未舗装の道路をキャスターに砂を噛んで全くいうことを聞いてくれないタヌ夫さんをひーひー言いながら引っ張ってきたのと同じような「林」が延々と続いている。。。

ところどころ「ここで休憩してね」って感じで設えてくれている噴水も水が枯れていて、ちょっと切ない。
建物はなんとかベルサイユを真似たけれど、お庭の野放図さはいかにもスペインって感じ。王様も「ちょっとベルサイユと違うみたいだけど・・・まいっか!」って思ったんだろうな。
好きだなあ、こういうアバウトなところ。

それでこそスペイン王室!って感じで。。。



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 見学ツアーに戻ると、ガイドさんは他の観光客のみんなに
「セニョリータは『喫煙の間』がえらく気に入ったらしい。

嬉しそうに笑いながら天井を見上げていたんだよ!」と早速報告していた。
・・・「嬉しそう」だけならまだしも、「笑いながら」ってことまでみんなに暴露しなくったって・・・。

 ガイドさんのこの言葉で「一人旅らしいのに頼りない子だなあ」と思われたのか、移動するたびに誰かが
「Oiga(ちょっと)!セニョリータ!」
「セニョリータ!Venga aqui(こちらへどうぞ)」

などと何かと声をかけてくれる。

はぐれた事で完璧にこの見学ツアーのマスコットになってしまったみたい・・・。少し照れくささを感じつつ、王様が使っていたゆりかごや、王宮内の博物館に展示されている見事な扇子などに感心しつつ、当時の王族たちの華麗なる生活を想像していた。

屋内の見学がすむと、広い広い敷地内に点在する「水兵の家」「農夫の家」などの離宮も見学。

「水兵」「農夫」と鄙びた名前の由来は、「水兵の家」は往時の王族たちが王宮沿いを流れるタホ川にお船を浮かべ、優雅な舟遊びをした時にお使い遊ばされた小船の展示がある、そして「農夫の家」はこの離宮が建てられる前はその場所に農家があったから(強制移住だ。権力者はいつの時代も横暴だなあ)、という理由とのこと。

 この離宮、驚く事には寝室が一室もない。王様が狩や保養のためだけに造ったこのゼイタクな離宮を建てるために、おじいちゃんのおじいちゃんのそのまたおじいちゃんからここにずっと住んでるだ!という愛着のあるおうちから
「王様が離宮を建てるっておっしゃっているから

お前たちはとっとと立ち退きなさい!
と追い払われたであろう農民たちの心情はいかばかり。

 マリー・アントワネットベルサイユ宮殿の中にしつらえたプチ・トリアノン宮みたいに「農民ごと」ひとまとめにした離宮として設営してあげればよかったのに。
それはそれで「見世物」って感じがしてイヤかもしれないけれど、住み慣れた土地から追っ払われるよりかは随分マシなのでは?思うんだけど。。。


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「はっまた『Me entiendes(分かる)?』って聞かれちゃったよ・・・『???』って顔してたんだな、私・・・」というなんとも言えない緊張を感じつつ、アランフェスの王宮内にある数々のお部屋を見学。

 趣のあるお部屋が多々ある中で、わっ何この部屋?!
と驚いたのは陶器の間』。陶器の部屋

 デフォルメしすぎて「いかにも」な顔(つり目で下膨れ)をした極彩色の中国人が描かれた陶器や、動物・植物の陶器が部屋中にところ狭しと溢れている。
 部屋自体は広い、と思うんだけどキャパと比べて陶器が多すぎる!みんなでウロウロと見学するだけならともかく、もしこの部屋に住め!って言われても多分住めない。全然落ち着かなくて。

 陶器の間から出てほっと一息つき、純粋におおっコレは!!と感動したのは『喫煙の間』
喫煙の間


 「王妃が喫煙をする」為だけに造られたこの喫煙室は・・・色使いも目に鮮やかなイスラム建築で、懐かしのアルハンブラ宮殿セビーリャのアルカサルを髣髴とさせるお部屋。ガイドさんの説明によるとこの『喫煙の間』はアルハンブラ宮殿で私が痛く感動した『二姉妹の間』のコピーだそうで(これくらいの説明なら『Me entiendes?』と聞かれても自信を持って『Si!entiendo(ハイ、分かります!)』と答えられて嬉しい)、美しい彩色にも納得!!

 天井を見上げると、小さな鍾乳石が一面に並んだような緻密な彫刻に施された見事な彩色!ガイドさんの説明も聞き流しがちになり
アルハンブラ宮殿もアルカサルも、建築当時はこんな風にキレイな色だったんだろうな~・・・色つきのイスラム建築ってやっぱりスゴイわ~・・・モロッコの宮殿ももう一度見たいなあ・・しかしモロッコは暑かったなあ・・・砂漠の夕日、すごかったなあ・・・」

とりとめのない思い出と妄想に浸っていると、

いつの間にか見学ツアーは次の間に移動していたみたいで、次の間に進んでから私の不在に気づいたガイドさんが

「Oiga(ちょっと)!セニョリータ!」
連れ戻しにきてくれるまで、ニヤニヤしながら天井を見上げていたのだった。
何から何までお手数をかけてすみません。。。

 

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 アランフェスの王宮見学ツアーでのガイドさんの言葉はスペイン語。。。
 英語のガイドはないみたいなので(よしんばあったとしても私のヒヤリング力にはかなり問題があるし、かつこの暑さではツアー開始までここで待っていられなかったと思う。
 とにかく何をするにしても待たされるのだこの王宮は。
 チケットを買うのも窓口がひとつしかなくって大変だったし)
その他大勢の観光客に混じって、久しぶりに見る華やか(に片足がかかったくらいには装飾がほどこされている)っぽいお城を見学。
 
 マヨルカ島で見学した王宮は家具展示場みたいだったな~、なんて思い出しながらガイドさんに連れられてゾロゾロと移動。
 早口のスペイン語が聞き取れずに「???」という顔をしていると、ツアー開始前に「私たちはマドリー(ド)からの半日観光でやってきた」と教えてくれたご夫婦のダンナさんの方がガイドさんに向かって

このセニョリータが『何言ってるか分からない』って言ってるぞ!!(多分)」とガイドさんに向かって大きな声をかけてくれた。
 すると、ガイドさんも他の観光客もノリのいい人だったようで、
「おー、それは失礼!!セニョリータ、どうぞこちらへ!」
「そうそう、聞こえないなら前へ前へ!」
と、

 背中を押さんばかりにして私をガイドさんに近づけてくれた。

あのー・・・「聞こえない」ではなく、「分からない」のですが・・・
ガイドさんの近くで聞いたからって、いきなり魔法のように早口のスペイン語の説明が分かるようにはならないかと。。。


と内心モジモジしつつ、でもまあ皆さんの好意だし・・・と、ガイドさんの至近距離で見学を続けることにした。
ガイドさんはノリがいいだけじゃなく親切な人みたいで、何か説明するごとに

Me entiendes(分かる)?」と私の目を見て確認してくれる。
ありがたいんだけど、こんなに真正面からシッカリ目を見て聞かれると、
No entiendo(分かりません)」って、答えにくいのよね。シャイな日本人としては・・・。

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小汚く脱皮してモロモロになった肩やお腹や腕の内側などを気にしつつ、お宿の近くのBar(立ち飲み屋さん)でカフェ・コン・イエロ(アイスコーヒー)とレーズン入りパンで軽い朝食をとり、しばらくアランフェスの町を散歩してからこの町の観光の目玉である王宮を見学。

 王家の人たちの春と秋の休養(たしかに夏向きの町ではないなあ。ヤワな王族なんて、この町の暑さを過ごせたものじゃないと思う・・・)の為に16世紀から建設が始まり、18世紀の後半にやっと完成したという壮大な建物。

 王族たちが春・秋を過ごす為の移動手段として、マドリー(ド)アランフェス間の路線はスペインで2番目に敷かれた古いもので、現在も4月~10月まで、その名もカワイイ「イチゴ列車」が毎週末に運行されている。19世紀頃、いちごを運ぶのに使われていたという4両編成の蒸気機関車「イチゴ列車」でマドリ(-ド)からアランフェスまでの移動中(片道約1時間)、イチゴ列車の中では当時の衣装をまとった女性が振る舞ってくれる

アランフェス産のイチゴやアスパラガスを食べたりできるらしい。タイミングが合えば乗ってみてもいいかな。でも今はマドリー(ド)って気分じゃないなあ・・・。

 イチゴ列車の中で頂くイチゴの味などを想像しながら王宮の門までやってきた。太陽の日差しはどんどんどんどん強くなってくる。。。
 まだ10:00にもなっていないのに、王宮の門からチケット売り場までの約50mほど、全く日陰のない道を歩く間にまた日焼けをしてしまったのではなかろうか、と思うほどの太陽の光にクラクラする。なんて強烈な・・・。 大量に降り注ぐ紫外線にジリジリ焼かれつつ、チケットを買って王宮見学ツアー(ガイドつきのツアーでしか見学させてもらえないらしい)に参加するために待機していると・・・

えっ!!この人数がいちどきに見学するんですか!!
ってビックリするくらいの大人数・・・。

アランフェス
にこんなにたくさん観光客滞在しているとは思えないので、近くにいたスペイン人っぽいご夫婦に聞いてみるとマドリー(ド)発着のアランフェス半日ツアーに参加している人が大半とのこと。
・・・朝早くからのバス移動、ご苦労様です。


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翌朝。
目覚めた時にふとシーツの上を眺めた。茶色い消しゴムのカス状のものがシーツの上にいっぱい転がっていて、コレ何?何かの糞?!!なんなのこの宿はっ!!!

フロントに文句言いに行ってやる!!!
・・・でもいくら爆睡していたからと言っても、これだけ体の回りで糞をされて全く気づかないなんておかしな話だなあ・・・と思いながら再度消しゴムのカス(もしくは何かの糞)らしきものをよくよく見ると

コレ、私の皮だ・・・マヨルカ島で日焼けした皮が寝ている間に服に擦れて剥けはじめたんだわ。。。

 慌ててパジャマ代わりのTシャツと短パンを脱いでベッドの上でパンパンとはたいてみると、出るわ出るわ
茶色い消しゴムのカス状の皮がわさわさ落ちてきた・・・。

 身体検査をすると、日焼け後に小さな水泡ができていた(怖)おへその辺りと鎖骨の辺り(ツキノワグマ印の周囲の皮膚が特にひどい)、腰の辺りの皮がかなり広範囲にわたって剥けはじめていた。
 
さすがに腕や脚など、普段紫外線を浴びなれていた部位は日焼け後も痛々しい(と自分で言うのもどうかと思うが)水泡を作らずに皮膚が紫外線に耐えてくれただけのことはあり、小汚く皮が剥けることもなくこんがり小麦色に日焼けをして

「ふふん、これで私もバカンス中の欧米人並みのいい色になったわ」なんてのん気に喜んでいたけれど・・・普段見えないところの日焼けについてはすっかり失念していたわ。
 
 何年も経って、おへそのまわりや鎖骨のあたりにいっぱいシミが出てきたらイヤだなあ。。。

女の子だもん!


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 スーパーでちょっとお高いLOMOというハム、おいしそうなケソ(チーズ)と、肌理が細かいどっしりしたパン、炭酸水とお気に入りのDANONE(サッカー選手のブロマイドつきヨーグルト)を大急ぎで買い込み、お宿に戻ってLOMOとケソのボガディーリョ(サンドイッチ)を作ってもりもり食べる。

ふう、やっと一息ついた・・・。

 いい感じに日差しも少し弱くなってきたので、砂っぽさに負けじとアランフェスの町を歩いてみることにした。
クラシックギター協奏曲として有名な♪アランフェス協奏曲 で世界に知られるアランフェス
20070902211710.jpg

 盲目の作曲家、ホアキン・ロドリーゴ(1999年に死去。美人ギター演奏家の村治佳織『ほとんど話もできない状態だったけれど、亡くなる直前に会えて嬉しかった』といなたきりにっていた。偉大な人はたとえ寝たきりになっていたとしても他人に影響をあたえるものなのだなあ・・・)がこの曲をつくった1939年はスペイン内戦の最中で、激しい内戦に傷ついた人々の心を癒したそのメロディーのモチーフとなったのは、ここアランフェスの美しい離宮と庭園だった、らしい。

「一音の無駄もない」と評されるくらいに全体としては簡素な書法で書かれているのになぜか印象に残る、この曲の第2楽章を口ずさみながらタホ川ぞいの遊歩道を散策。

 タホ川(El Tajo)はイベリア半島で最も長い川で、全長1008km、アランフェスをはじめ、スペインのいくつかの町とポルトガルを貫いて流れる。ポルトガルではテージョ川(Rio Tejo)と名前を変え、最後はリスボンから大西洋に注ぐ大河。

 アランフェスで見る限りでは、まだまだ向こう岸が見えない!!というような「大河」の風情はない。
 ただ、乾燥した土地柄のくせにたっぷりとした水量の川だなあ、この川のおかげでアランフェスは沃野として栄えたんだろうなきっと、と思う程度には立派な川。
 タホ川を渡る風には、アランフェス駅に着いた時に感じた「うええ・・・なんだこれ!!」という強烈な暑さはないのがとってもありがたい。
 
 そして川沿いに置かれたベンチには、私のように暑さを避けて、日が沈みかけてから出歩き始めたらしい観光客や地元の人が何人も腰掛けていて、みんな「今日も一日暑かったなあ・・・」って顔をしながらタホ川を眺めているのが

同志よ!!」という感じがしてなんだか楽しい。。。


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 観光案内所でもらったアランフェスのオテルリストを見てみると、全部で10軒くらいしか載っていない。この中で、ここから近くて且つ安いお宿は・・・と探すと、1泊2,000円弱のところが2軒ある。

 この2軒ってこの観光案内所から近いですか?どうやって行きますか?と職員さんに聞くと・・・

「あのさあ、旅人の質問に答えるのがアンタの仕事でしょ?と一言文句を言いたくなるくらいにダルそうな態度ではあるけれども、一応行き方を教えてくれた。
仕事嫌い(東洋人嫌い?)の職員さんだなあ。。。

 キャスターに砂を噛みまくってまるっきりいうことを聞いてくれなくなったタヌ夫さんを引きずりながら、観光案内所から一番近いオスタル(安宿)に行ってみた。

 フロントで「シングルで3泊くらい、シャワーなしでいいので空いてますか?1泊おいくらですか?」と聞くと、3泊でも値引きはなしで1泊2,000円弱。シャワーは使用時間に制限なく、24時間いつでも使っていいとのこと。
 お部屋を見せてもらうと、道路に面していて大きな窓があり、風通りもよさそう。部屋もそこそこ広いし、ベッドもシングルのわりには大きくてのんびり寝られそうなのでもう1軒の安宿を見ることなくこちらに決めてしまった。

 とりあえず暑くて安宿探しの気が萎えるのだアランフェスという町は。

空気は乾燥していて顔がぴしっ!とひきつる感じがするし、舗装している道もなんだか砂っぽいし。


 お宿を決めてタヌ夫さんともども一息つくとものすっごくお腹が空いてきた。
 ヒマワリ畑の中の農家で超豪勢な朝食をごちそうになった後、お昼過ぎにコルドバのBar(立ち飲み屋さん)でカフェ・コン・レチェ・コン・イエロ(アイスオーレ)を飲んでから、半日何も飲み食いしていなかったし、いかにに豪勢な朝ごはんだったといえどもお腹が空くのも当然と言えば当然。
 
 近くにいいレストランってあるかな?フロントで教えてもらおう!と思ったのに、フロントは無人になっていた。。。仕方なくカギだけ置いて、ここに移動する時に見つけていたスーパーに行ってみた。
観光より先にゴハンだゴハン。

腹が減っては戦はできぬ なのだ。



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 なんてオノレの浅さを考えている間に、恙無くカスティーリャ地方の沃野にあるアランフェス駅に到着した。「歩き方」によると豊かな環境のため、昔からスペイン王家の保養地として栄えた町らしい。ロドリーゴの名曲♪アランフェス協奏曲のメロディーを思い出しつつ、はじめの一歩を踏み出すと

くっ・・・暑いっっ!!
なんだこの暑さ・・・。


 アランフェス駅舎を出た時は、時間的にはすっかり夕方なのにまだまだ日差しは強烈。乾いた熱気が体にまとわりつき、ヒマワリ畑の中では感じなかった「ジリジリ日焼けする」という怖い皮膚感覚がよみがえってきた。
 
 マヨルカ島で海水浴をして

豚の丸焼きみたいになって以来、すっかり「日焼け」が怖くなってしまったので、「駅を背にして右手に歩き、大通りに出たら左に曲がり・・・」と、タヌ夫さん(キャスターつきバックパック)を引っ張りながら、頭の中に叩き込んだ道順通りに駅舎から町の中心まで極力日陰を探して歩こうと思ったものの、

なぜ未舗装なのアランフェスの道!!
タヌ夫さんのキャスター、砂を噛みまくって全っ然動いてくれないじゃないのっ!!!


タヌ夫さん重いよ重すぎるよ~~日差しがキツいよ暑すぎるよ~~!!スペインでこんなに苦労してタヌ夫さんを引っ張るのって初めてだ。
なんだよこの町。。。

と、最近になく苦労しながら林の中の一本道を駅舎から町のセントロ(中心地)目指して歩き、なんとかアランフェス観光案内所の看板を見つけたのでタヌ夫さんもろとも飛び込んだ。

 Utielの観光案内所みたいに、頼りになるいい職員さんがいてくれるかな?と期待したけれど、ここの職員さんはいたってノーマルなスペイン人でアランフェスの地図と、この町のオテルからオスタル(安宿)までの連絡先が一覧になったオテルリストを1枚くれると

「あとはあなたのご勝手に」って雰囲気。
Utielの職員さんと全然違う~!ちょっと感じ悪いぞ。。。


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 列車に乗っていた時の記憶をたどりつつ、Barでカフェ・コン・レチェ・コン・イエロ(アイスオーレ)を飲みながら「歩き方」を見ている間に思い出した。

「おっ、ココよさそう!」って思ったところはアランフェスという町で、コルドバからなら列車で2時間弱くらいで行けるらしい。

 コルドバという街は「このままじゃ沈んじゃう!と危機感を覚えるくらい、私にとって「水が合う」、とっても居心地がいいところ。なので、動こうと思った時にタイミングを逃すと「マリアやフラメンコ教室の先生が戻ってくるまでここにいようかな~。知り合いもいっぱいいるし!って事になりかねない。

 マリアや先生に会いたくないわけじゃないけど、思い立ったが吉日!今動かないとこの先いつ動けるか分からないわっ!ということで、RENFE(スペイン国鉄)のコルドバ駅の窓口でアランフェス行きの列車のオラリオ(時刻表)とチケットを手に入れ、お店のセニョーラ(おばさん)とセニョール(おじさん)行きつけのBarにお別れの挨拶をしに行った。

 すると、セニョールもセニョーラもわざわざコルドバ駅までお見送りに来てくれた!

・・・ということは、私はまたしてもセニョーラのお店を無人にしてしまったわけだ。毎度毎度申し訳ないなあ。。。
この街に無人のお店を襲うような悪徳な人がいないことを祈るばかりだわ。


 一度はお別れしたけれどしばらくすると舞い戻ってきた、という実績があるせいか、今回のお別れにはセニョーラたちにも私にも涙はなく、お互い笑顔で「Adios!(さようなら)」ではなく、「Hasta luego!(またね)」とお別れの挨拶を交わした。今度戻ってくるときには、マリアやフラメンコ教室の先生や生徒たちにも会えるといいな。

 列車の車窓から周りを見えるのは、畑や野原やクエンカもどき(モンセラットもどきとも言えそう)のにょきにょきした岩山。そして野原の中に時々ぽつんとある小ぶりの町や村。こういう景色を見ていると、

「スペインってほんとに日本の1.3倍?こんなに広いのに~??」と疑いたくなるけれど、不意に「私は日本の広さを知らなさすぎる」ということに気づいた。
 北海道には計3日間しか行ったことがないし(パックツアーで道東をちょっとかじってみただけ)沖縄は離島しか知らない。1道1都2府43県で足を踏み入れた事がないところの方が断然多い・・・そんな人間がヨーロッパを何十都市も見て回っているなんてね。

なんだか本末転倒という気がしないでもないなあ。。。


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 お店のセニョーラ(おばさん)もニコニコして
「楽しかったでしょう?!」と、とっても嬉しそう。
「とっても楽しかった。みんなで相談して私をあの農家に連れて行ってくれてありがとう!!」とお礼を言い、農家のセニョール(おじさん)がお土産に持たせてくれたヒマワリを楽しさのおすそ分けとして、何輪かセニョーラに渡してみた。

 セニョーラもすごく喜んでくれて、早速適当なビンを探し、ヒマワリを活けて

「ほんとにキレイね!!」と眺めている。
 あのヒマワリ畑の迫力をセニョーラにも味わってほしいなあ。。。と思いつつ、次は農家に連れて行ってくれたセニョール(お店のセニョーラのダンナさん)が行きつけのBar(立ち飲み屋さん)に挨拶に行く。コルドバに戻って早々、Barのいつもの席に陣取ってこれまたいつものようにカードゲームに興じているセニョールたちをほほえましく見つつ

「一昨日の夜はたくさんお酒を飲ませてくれてありがとう!これ、お礼です
ここでもヒマワリを何輪かおすそ分け。
 Barのオーナーのセニョールもお店のセニョーラと同じように
「立派なヒマワリだね!!」と驚きながら、わざわざBarのカウンターに飾ってくれた。

 切りたてホヤホヤの大きなヒマワリ配達人と化した私、最後にタヌ夫さん(キャスターつきリュック)を預けっぱなしにしていた、コルドバ駅の近くのお宿(以前コルドバに来た時にも泊まったお宿で、フロントの男の子が親切でいい感じ)に戻り、タヌ夫さんを引き取りがてらここでもヒマワリをおすそ分け。

戻ってきた時には腕いっぱいにヒマワリを抱え、
コルドバの花売り娘」という風情だったけれど、あちこちにおすそ分けをして少し身軽になったので、「歩き方」を片手に次の行き先を考える事にした。

クエンカからコルドバに移動する時にチラ見して、「あっココ!!なんとなく雰囲気よさそう!!」って思ったエリアがあったはず!!
あのあたりの駅でたしか停車したはずなんだけど、なんて駅名だったかな~・・・。


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 料理上手でダンナさんのことが大好きな農家のセニョーラ(おばさん)に見送られながら、セニョール(おじさん)が切り取ってくれた大きなヒマワリをたくさん抱えて、コルドバに戻ってきた。

 コルドバへ戻る間もずーーーっと車の窓からヒマワリ畑を眺めていて、本当にヒマワリは全部同じ方向を向いている事に今更ながら驚きながら(でも『太陽を追って動く』のはツボミの間のことだけらしく、こんなに花が大きく咲いてしまうと、ずーーーーっと東を向いたままになっているらしい)ヒマワリ畑のムンムンするような草いきれを思い出しつつ、またひとつ目標が達成できたことに大満足していた。

 こうやって一面のヒマワリ畑を堪能したのも、サルモレホをはじめヤギのチーズやガスパチョ・アンダルスなどなど美味しいお料理を味わえたのも、元をたどればバレンシアからクエンカに移動しようとして列車に乗り間違ったことから始まったんだなあ。
 そしてあの時たまたま1泊することになってしまったUtielで親切な観光案内所の職員さんに出会わなければ、

もう一度コルドバに来よう!って気持ちにならなかったと思うし・・・。

 わざわざコルドバに戻ってこなくても、行き先や時期によってはヒマワリ畑くらいは町から町への移動中にたまたま通りがかって「見かける」こともあったかもしれないけど、昨日みたいに気が済むまでヒマワリに囲まれたり、農家のセニョールの素晴らしい歌声を聴けたりすることはなかっただろうな。

 イザその時は「しまった!失敗した!!私のバカバカ!!」と思っていても、後々考えてみるとその失敗のおかげで旅が一層楽しくなった、ってことが本当にたくさんある。今回もまたいい思い出が作れてよかったなあ。失敗は成功の母、ってほんとだね。
そんな事を考えながら、コルドバのセニョーラの元に帰ってきた。ここで車から降ろしてもらい、お店に顔を出してセニョーラに

「Hola!帰って来たよ~!!ヒマワリたっっっくさん見たよ!!とテンション高く報告した。
この感じ、ほんとに自分ちに帰ってきたみたいだなあ。。。
(自分ちじゃこんなにテンション高く挨拶して帰宅することなんて、無いに等しいけど・・・)


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翌日。
(結局昨晩は農家のセニョール(おじさん)の歌を聴いている間にすっかり夜も更けてしまい、『部屋も余ってるからぜひ!!』と言われたので、コルドバのセニョールたちも私も泊まらせてもらうことにしたのでした。ほんとに厚かましくてすみません・・・

 暑くなりきる前に一面のヒマワリ畑にお別れを言いに行こうと思い、セニョーラ(おばさん)から

「万一迷子になった時に吹くため」のホイッスルを借りて、農家のお庭からヒマワリ畑の中に分け入り、ずんずんと歩く。

 日中ほど温度も高くなく、太陽の光も「炙られる~~」というほど強烈ではないので昨日のお昼よりも比較的ラクチンに歩ける。そして足元がぐにゃりと落ち込むような奇妙な感覚にとらわれる事もなく、「今を盛り!!」と咲き誇るヒマワリたちを思う存分堪能した。

 都会では迷子になりがちな私(コルドバでもお宿からメスキータにたどり着くまでにどれだけ迷ったか・・・)なのに、ヒマワリ以外なにもないところでは迷わないでいられるらしい。

野性のカンは鋭いということの証かしら。

 ヒマワリが全て東の方向を向いているのを見て「さすが花言葉が
『あなただけを見つめている』というだけのことはある!!ほんとに太陽だけ見てるよ」
と感動を覚えつつ農家に戻る。

 昨日の夜、「少しだけ食べていけば?」と言われた時に準備してくれていたお料理の質と量から予想はしていたものの、今日の朝食も「これが朝ゴハン?!」と驚くくらいのボリューム!

 自家製ヤギのチーズ、じゃがいも入りトルティーリャ(オムレツ)、ヒヨコマメのあっさり煮、大きなパン(パン屋さんなんてどこにもないのに・・・もしかしてセニョーラが焼いてくれたのかな??)に大盛りの野菜サラダ。

 そして更に「せっかくアンダルシアに戻って来たんだから、名物料理も食べなきゃね!!コルドバで食べてないといいんだけど・・・」と言いつつセニョーラが取り分けてくれたサルモレホ(ガスパチョの一種のスープ料理。パンでとろみがついていて、食感はちょっとおかゆみたい。生ハムやゆで卵をトッピングすると超美味!!)、それにたっぷりのフルーツ。

朝からこんなごちそうを頂いていていいのかしら・・・。
毎日毎日こんなに充実した食生活を送っていると、近いうちにスペイン人に混ざっても遜色ないくらいに

立派な体格になってしまいそうな気がするなあ。



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そういえば、コルドバのBar(立ち飲み屋さん)の常連のセニョールにカホン(フラメンコ用の打楽器。箱みたいなの)の名手がいて、私のお別れ会でもBarのカウンターをカホン代わりに使って『演奏』していた人がいたけど、このセニョール(おじさん)だったような気がする。。。

 いつの間に用意してくれたのか、太陽が沈んでムードたっぷりに薄暗くなってきたお庭を照らす為にセニョーラ(おばさん)が大きなライトを持ち出してきてくれた。

 薄闇の中、ライトでほんのり照らされながら農家のセニョールが渋い声で歌い、コルドバのセニョールたちはパルマを打ったり、テーブルを叩いたり。 

ヒマワリ畑に囲まれて素晴らしい歌をライブで聴いて、おいしいお料理をたらふくごちそうになって。。。

ああなんて幸せな私!


 セニョーラと一緒にセニョールたちの歌やパルマに聴き惚れていると、セニョーラが私を見て「ウチのダンナって素敵でしょう!!」と笑ってウィンクした。
うんうん、ほんとに素敵!!とうなずくと、
コルドバから嫁いできてから、ずっとあの人と一緒にいるけれどほんとに素敵なダンナなの。私の子供夫婦は今バカシオーネス(バカンス)でここにはいないけれど、あの子たちもとてもいい子たち。あなたにも会ってほしかったわ。

家族って本当にいいものよ。あなたもいつか素敵な男性と出会って、私たちのように素敵な家庭をもちなさいね!」

と、私の目を見てしみじみと話してくれた。

素敵な家庭かあ・・・遥か遥か遠い夢、って感じもするけど。でもいつか私もこのセニョーラみたいに、誰かに「あなたも私たちのように素敵な家庭を持ちなさいね」って言えるようになっていればいいな。。。


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農家のセニョール(おじさん)がお仕事を終えて帰宅したので「コルドバに戻る前に少し食べていく」だけだったはずのお食事会も仕切り直し。

 じゃあ改めて最初から!!という雰囲気になり、再度みんなでワインで乾杯(セニョーラは私の為にフルーツたっぷりのサングリアを作ってくれていた。親切!!なので私はサングリアで乾杯)し、新たに登場したヤギのチーズや自家製腸詰のソテーなどに舌鼓をうっていると、コルドバから私を連れてきてくれたセニョール(おじさん)たちが農家のセニョーラとセニョールに、

「このハポネサはコルドバで何週間もフラメンコを習ってたんだよ!」

「一度踊って見せてくれたが、上手だったなあ」(←褒めすぎ!!)

と、やたら私にフラメンコを踊らせたがっている気配が・・・。

 そりゃコルドバのBarで「お別れ会」をしてくれた時に確かに私はフラメンコ(のようなもの)を披露しましたよ、披露しました、けれども!
あの時はほんとのバイラーレ(踊り手)であるフラメンコ教室の先生がメインで踊ってくれて、私はその周りをお相撲さんのすり足みたいな動作でずりずり歩いてたくらいだったじゃないの~!!!

セニョールたちも見てたくせにっ。あっ、もしかして美人のフラメンコ教室の先生に見とれていて、私のすり足なんてセニョールたちの記憶に残ってないのかも・・・。

「上手」なのはすり足だけなんです!!あれ以来一度も踊ってないし、コルドバで教えてもらった事もすっかり忘れちゃったし!!と汗をかきながらみんなに訴えていると、突然農家のセニョール(おじさん)がものすごくいい声で歌い始めた。

 すると今までワインをたっぷり飲んでへべれけ、みたいな感じでわーわー騒いでいた、コルドバから私を連れてきてくれたセニョールたちもピタリと静かになり、これまた見事な手拍子(パルマ)を打ち始めた。

 なんて芸達者な人たち!!
 

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「わーい、パエリャ大好き~!!」と大喜びでお皿にたっぷり取り分けてパクつく私を見て、

「この細い体のどこにそんなに食べ物が入るのかしらね?!(多分)」と笑いながら私の背中やお腹のあたりをパンパン叩くセニョーラ(おばさん)。日本では大柄女扱いの私も、巨大な女性が多いヨーロッパでは「小柄でほっそり」という部類に入るらしい・・・。

「細い」と言われるのは嬉しいけれど、そう言われると必ずこんな感じで力強く私の体をあちこちバシバシ叩くなあ、スペインのセニョーラたちは。。。
と、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラで泊まったのお宿の娘さん(娘さんと言っても年齢的には充分セニョーラ)に始めてバシバシ叩かれて驚いた時の事を思い出したりしながら、更にもぐもぐと食べ進んでいると、多分ラムと思われるお肉の煮込み料理、コルデーロ・ア・ラ・カルデレータがやってきた!

やったあ、お肉お肉~!!
ガスパチョレンズマメパエリャも好きだけど、私やっぱりお肉が一番好きなんです・・・


お肉の登場に小躍りしていると、この農家のセニョール(おじさん)がお仕事から戻ってきたので、
コルドバからヒマワリ畑を見に来た日本人です、よろしくお願いします!」って感じでほんとに簡単に自己紹介をするとセニョールがにっこり笑って

「ウチのヒマワリ畑は見事だろう?楽しんだかい?もしここが気に入ったら、アンタが満足するまでウチにいていいんだよ!」と言ってくれた。

 ええっ!!なんて好意的な・・・。やっぱり「いい人の周りにはいい人が集まる」法則に間違いはないんだわ。セニョーラがいい人だし、セニョールもいい人だろうなとは思ってたけど、見知らぬ外人に「いつまでもいていいんだよ」なんて。。。
 

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私がヨロコビのお散歩を楽しんでいた間に、セニョール(おじさん)たちは「あの子はコルドバにいる時に

日本の伝統的なお菓子田舎饅頭を作ってくれた
というようなことをセニョーラ(おばさん)に話したらしく。
セニョーラは
「こんなところに住んでいると日本のお菓子なんて食べる機会がない。
私も一度食べてみたいわ!
と、未知の田舎饅頭への熱い思いを語りはじめた。

一度は作れたし、材料さえあればできない事はない、とは思うけど・・・餡を作るのにはお豆を一晩水に浸けたり、色々下準備も必要なんです・・・ごめんなさい、今回はカンベンして下さい!!!
 と、内心焦りながら(先方に期待されていることを「無理ですできません」というのは、小心者にとってはかなり追い詰められる状況なので)この場の話題を極力「田舎饅頭」から遠ざけるべく、イビサ島の巨大クラブ(ディスコ?)AmnesiaでのForm partyのことなど話そうとしていると、セニョーラ(おばさん)の方から
コルドバに戻る前に何か少し食べて行きなさいよ!」と違う話題を振ってくれたのでほっと安心していると・・・

大きな農家の広々としたお庭のテーブルに、料理のお皿が出るわ出るわ!

夏のアンダルシアならではの醍醐味、ガスパチョ・アンダルス(トマトベースの野菜の冷製スープ。スープというよりトマトと野菜のミックスジュースの方が近いかな?)も大きな器になみなみと準備されているし、
ガスパチョの付け合せの野菜もお皿にてんこもり

 こんなに食べたら、(ガスパチョ・アンダルスには付け合せのお野菜をたっぷり入れるので、『飲む』というより『食べる』というイメージ)これだけでお腹いっぱいになるよ~と思っていたら、大量の自家製チョリソと緑色の麦みたいな小さな豆、レンズマメの煮込みが登場。

今まで「豆ならヒヨコ豆が一番おいしい」と思っていたけれどレンズマメもおいしいなあ、ともりもり頂いていると、その次には

うわあ、今日はお祭り?!と驚くくらいに大きなお鍋で作ってくれたパエリャが登場。
 

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などと古の和歌思い浮かべながら、農道から逸れないように、前後左右に広がるヒマワリ畑を眺めつつ歩く。

コレよコレ!コレが見たかったのよ!」と、ニヤニヤしながら歩いていたけれど、次第に「ホイッスルもあることだし少しぐらい・・・」と大胆になり、とうとうヒマワリ畑の中に足を踏み入れてしまった。

 大人の背丈よりも高い、すくすく伸びたヒマワリたちの間を歩いていると、あんなに眩しかった日差しも見事に遮られる。涼しい~!日陰ってほんとに偉大。
 強烈な日差しと暑さ、そして達成感を味わいながら、ヒマワリたちの生命力溢れる草いきれの中、一面の花を見たくなれば農道に戻り、暑くなるとヒマワリ畑の中に避難する、ってことを繰り返して、どれくらい時間が経っただろう。。。
いつの間にか農家からはかなり離れてしまったらしく、ふと気づくと

「この世にいるのは私とヒマワリだけ」という状態になっていた。
自分が今立っているヒマワリ畑の農道がぐにゃりと落ち込んだ・・・ような気がした。
大昔に読んだますむらひろしの漫画で、こんな風にたった一人でアンダルシアのヒマワリ畑の中を歩いている主人公は不意に猫のおばけみたいなのに出くわしていたけれど、
あながち「そんなこと絶対にない!!」って言い切れない雰囲気。
 
 念願の「一面のヒマワリ」
girasol03.jpg
に囲まれた嬉しさでぽわ~っとしたまま農道に立ち止まり、これ以上直射日光にさらされたら脳が溶けてしまう!という限界までガマンして目の前の風景を網膜に叩き込み、セニョール(おじさん)たちとセニョーラ(おばさん)が待つ農家まで意気揚々と戻った。

 予想以上に長い間戻って来なかった私を心配してくれたのか、農家のセニョーラはおうちの近くの農道まで様子を見に出てきてくれていた。
 キョロキョロしているセニョーラを見つけた私が「ただいま!」という気持ちで「Hola!」と声をかけると、案の定
「やっと帰ってきたのね!畑の中で迷ったのかと思って心配したのよ」と言われてしまった。。。心配かけてごめんねセニョーラ。
 

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 親切な人の周りには親切な人が集まるようで、この農家のセニョーラ(おばさん)も私をここに連れてきてくれたセニョールたちと同じく、これまたとびきりサービス精神が旺盛な様子。
 おうちで飼っているヤギのミルクで作ったチーズを食べさせてくれたり、ヤギの乳搾りを体験させてくれたり。

 ハイジやペーターみたいにヤギの乳首から直接ミルクを飲むような度胸はなかったので、大きな器に搾ったミルクをカップに移して飲んでみたけど、5割の生温かさに4割のケモノ臭、残りの1割がもしかしたらおいしいのかな?」という感じで、セニョーラの厚意はありがたかったけれど、あまりゴクゴク飲めるミルクではなかった。。。
(罰当たりな感想でごめんねセニョーラ。フォローするわけじゃないけど、チーズは口当たりもよくてほんとに美味しかったです)

 セニョーラは私とセニョールたちのお接待がひと段落すると、おうちの周りをぐるりと取り囲むヒマワリ畑の農道に案内してくれ、
「さあ、好きなだけヒマワリを見てきなさいね。もし戻る道が分からなくなったら、

これを吹いて知らせてね!」
と言って、ホイッスルを手渡してくれた。

 もし道に迷った挙句このホイッスルを無くしたら、このカンカン照りの土地柄だもん、ヒマワリ畑の片隅でカラカラに干からびてはかなくなってしまうかもしれないなあ・・・。

願わくは花の下にて夏死なん そのコルドバの白昼の頃

アンダルシアで自分の和歌が換骨奪胎されているなんて、西行法師がご存命ならさぞビックリされたあろう。。。



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翌日。
お店を切り盛りしないといけないのでコルドバでお留守番のセニョーラ(おばさん)に見送られ、セニョーラのダンナさんのセニョール(おじさん)と、セニョールのカードゲーム友達のセニョール(セニョールだらけだ。ややこしい・・・)の3人で朝早くからドライブに出かけた。

 車の中では昨日Bar(立ち飲み屋さん)で開いてくれた私の歓迎会(お帰りなさい会かな?)で端折りに端折ったコルドバ以来の旅の中身について説明したり(ラ・マンチャでの出来事は比較的セニョールたちにも分かってもらえた感触があったけれど、イビサ島でのチルアウト』とか『Form Party』というあたりになるとかなり頑張って説明をしているにも関わらず、セニョールたちの反応がとんと鈍くなったのが少し寂しかった)、セニョールのお孫さんの(バカンス中につき今回は会えそうにない)マリアや、私がものすっごくお世話になったフラメンコ教室の先生の近況について教えてもらったりしているうちに、周りの風景がどんどん田舎化してきた。

ヤギ飼いのおじさんたちをチラホラと見かけ、アンダルシアじゃなくラ・マンチャにいるみたい・・・などと思っていると、

出た!!一面の、満開のヒマワリ畑!!!

p_es_19.jpg

うわ~!!!Muchos de girasoles(ひまわりがいっぱい)!!!」
と狂喜する私に向かって、セニョール2人は

喜ぶのはまだ早いよ(多分)」と言い、ニコニコして一軒の農家(っぽいおうち)の前で車を停めた。

 すると、その農家の主らしきセニョーラ(おばさん)がこれまたニコニコしながら「よく来たわね!」と私たちをお出迎えしてくれた。どうなってるの?とセニョールに目で尋ねると、カードゲーム友達の方のセニョールが
彼女は俺の姉(妹かも)だ。ヒマワリ畑を見たがっているハポネサ(日本人)がいるから連れて行く、と昨日連絡しておいたんだ」と説明してくれた。

 昨日私をBarのカウンターに追いやって、みんなでこんなサプライズな企画をたててくれたなんて。。。

粋だね、コルドバの人!!


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 セニョーラ(おばさん)とセニョール(おじさん)の孫娘で、私と一緒にフラメンコ教室に通っていたマリアと、押しかけ生徒の私から「初めてできた日本人の友達からお金はもらえないわ」と、何週間も無料でフラメンコを教えてくれた気風のいいフラメンコ教室の先生は残念ながらバカンス中らしく・・・。
 今回は会う事ができないけれど、その代わりにセニョーラとセニョールたちが、私がコルドバからラ・マンチャへ出発する前夜に送別会を開いてくれた思い出いっぱいのBar(立ち飲み屋さん)で大歓迎会を開いてくれた。

 今までどこに行ってたの?こんなに日焼けして!えっマヨルカ島?イビサ島にも行ったの?一人でそんなところまで行くなんて、ハポネサ(日本人)はすごいわね!とみんなに驚いたり笑われたりしながら楽しくお酒を飲むこのひと時の楽しい事。異国なのに異国とは思えないくらいに和めるこの空間の居心地のよさ。
バレンシアに住もう、なんて思ったけどやっぱり住むならコルドバだわ!(単純)


で、どうしてコルドバに戻ってきたんだ?またフラメンコを習うのか?と聞かれたので、

バレンシアからクエンカに向かおうと思ったのに列車に乗り間違い、Utielという町で観光案内所の職員さんと話している時に

ヒマワリ畑が見たい」と言ったらコルドバ行きの列車のオラリオ(時刻表)を調べてくれた


と、かなり端折った説明をすると、Barにいた人たちはヒマワリ畑?!」と言って絶句。みんな口には出さないけれど、「この子、それだけの為に戻ってきたの?」と目が訴えている。かなり驚かせたみたい。。。

でもそこは気心が知れた(と思いたい)心優しいコルドバの人たち。あっという間に「わざわざ戻ってきたんだから、この子の気が済むまでヒマワリ畑を堪能させてやろうじゃないか!!」というムードが湧き起こり、セニョーラとセニョールたちは

「アンタは向こうで何でも好きなものを飲んでなさい」と私をカウンターに追いやり、自分たちだけでああだこうだとヒマワリ畑見物のプランニングを始めてくれた。

一体どんなプランを練ってくれてるんだろう??


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翌日。
早起きをして旧市街まで散歩し、奇岩が連なる岩山を眺め、再度「不安定な家」を眺めた後、アランフェスで乗り換えをして、その後は一路コルドバに向かう。
 コルドバといえば、メスキータにメディナ・アサーラにユダヤ人街・・・それよりなにより、マリアや先生をはじめ、フラメンコ教室のみんながいる街!!
 こんなに早く戻ってくるとは思っていなかったけれど、懐かしさになんだかドキドキする。道に迷った時に何度も何度も助けてくれたセニョーラ(おばさん)、元気にしてるかな??

 異国のはずなのに、まるで実家に帰る時のような懐かしさで胸をいっぱいにしながらRENFEのコルドバ駅に降り立った。もちろんめざすのはセニョーラがいる(はずの)小さなお店。お店の中をのぞくと・・・レジにいるのは懐かしのセニョーラ!!

「Hola~!!!」と、元気いっぱい挨拶をすると、一瞬キョトンとしたセニョーラ、次の瞬間にはレジのあるカウンターから飛び出し、ものすごい力で私を抱きしめて

「あらまあ、帰ってきたのねこの子は!!!」と、顔中にキスの雨を降らせてくれた。

「セニョール(おじさん:セニョーラのダンナさん)は元気?フラメンコの先生は?マリアは?」と尋ねると、早速セニョール(とカードゲーム友達)が入り浸っているBar(立ち飲み屋さん)に連れて行ってくれた。またしてもお店を無人にさせてしまってごめんねセニョーラ・・・。

 そこでもセニョールとBarの常連のセニョールたちの大歓迎を受けて嬉しいことこの上ない。
 私が以前「コルドバでお世話になったお礼に」と思い立ち、このBarの厨房を借りて、メルカード(市場)でお豆や小麦粉やベーキングパウダーなどなどの材料を買うところから始め、餡を作って皮で包んで蒸しあげるところまでを頑張って頑張って一人で

(しかもびっくりするくらい大量に)作った「田舎饅頭」のことも覚えてくれていたみたいで、セニョールたちに
「あの日本のお菓子をもう一度作りに帰ってきたのかい?」なんて言われたりして。

 みんな私の事を忘れずにいてくれたんだなあ、と思わずゆるむ涙腺に、セニョーラもセニョールたちもちょっともらい泣き。

コルドバっていいところだなあ。戻ってきてよかったなあ・・・。


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