アナスターシオに連れられて
ラ・マンチャの村から村へ移動した時にもこれくらい
「なーんにもない」という風景は見たことがあるけれど、ちゃんと戻るところ(お宿)があって、知っている人と一緒に見る
「なーんにもない」と、これからどんなところに行くのか見当もつかないまま不安な気持ちで見る
「なーんにもない」・・・同じ
「人工の建造物がない」状態を見ていても、
見る側の気持ちで印象は全然違うなあ。今の私のこの不安、誰かなんとかして下さい・・・ ♪せーんろは(
「なんにもない」景色の中を延々と)続く〜よ〜どーこまでも〜・・・とカラ元気で鼻歌を歌おうとしてもどうにも気分が乗らない。
人が住んでいる気配なんてもちろん、野ヤギ・野羊の類も棲んでいないであろうと思うような冷や汗タラタラものの岩場を通り抜け
(あまりの岩場の険しさに、『クエンカもどうせこんな感じじゃないの?もういいよ行かなくっても!』と、移動の目的すら失ってしまいそうになる)トンネルももうイヤってほどたくさん通り(
ひとつトンネルを通るたびにえもいわれぬ不安が増すのはなぜ?)、やっとバレンシアノルド駅から二つ目の停車駅に着いた。
うわあ、やっぱり予想通りだ。駅舎しかない・・・
しかもここの駅名・・・『Siete Aguas』って!!
駅名からして明らかに田舎だよ。いかにものどかで『泉』以外は何もなさそうな地名。※Siete(7つ)Aguas(水。この場合『泉』『池』って感じかな?)
こんなところから30分も山奥(もしくは岩奥)に入ったところにちゃんとした町なんてあるわけないよ・・・20:00にUtielに着くとして、そこがこのSiete Aguasみたいな駅で周りに何もなかったら・・・と急いでオラリオ(時刻表)をチェックすると、20:20に
Utielから反対方向に向かう列車があるみたい。
なので、最悪その列車に乗ってChiva(バレンシアノルド駅を出てから30分後くらいに停車した駅。
ここの駅前にはホテルの看板があったのは確認済み)に戻ればいいや、と思うと少しだけ気が楽になった。
10分後にまた次の停車駅に着いたけれど、
これまた予想通り、駅舎以外何にもない・・・ここから20分くらいで町中に着くなんてねえ。。。きっとあり得ないよねと、冷静になって半ば諦めもはいってきた頃、
Utielの3つくらい手前の駅あたりから、ポツポツと線路沿いに建物が見えてきた。

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