バレンシアノルド駅のチケット売り場のセニョーラ(おばさん)は、予想通りに最初は
「一度列車に乗ってしまったチケットの払い戻しはできません!」
「できませんったらできません!!」と
かなり
「できません」を連発していたけれども、こちらもものすごい低姿勢で
「すみませんったらすみません!」と
すみませんを100回くらい連発し、かつ徹底的に「チケットの払い戻しができないのは分かります。
でもお金もあまり持っていないし、
クエンカまでのチケットを今日と明日の2回も買うとお金がなくなって
困るんです困るんです本当に困るんです困るんです」と窮状を訴えると、
「・・・・ほんとは絶対に無理なんだけど、特別よ!」と(かなり渋々)、
バレンシア→クエンカのチケットを
バレンシア→
Utielのチケットに交換してくれた。
うわあああグラシアス!ありがとうございます〜!!と、これは本当に心からお礼を言って18:12発の
Utiel行きの列車に、発車ギリギリで飛び乗った。
飛び乗って一息つくと、今までチケットの払い戻しなどでバタバタしていて意識のどこかに霧散していた
「Utielってどの程度規模の『町』なんだろう?お宿は見つかるかな?」という疑問が湧いてきた。
田んぼの一本道、みたいなところにポツンと駅舎だけがあり、(先ほどMurucia行きの列車から
バレンシアノルド駅に引き返す時に乗り換えをした
Alzarナントカ、みたいな駅だとかなり困ったことになりそうな気が。。。
駅の周りに何もなければ、何ヶ月ぶりかの待合室泊の可能性もあるわけだ。 悶々とした気持ちを抱えつつ、ふと窓の外を見ると既に
バレンシアの街からはかなりの距離を進んだ様子。畑ばかりが広がる地域を抜け、そしてこんなに不安じゃなければ
「うわー いい雰囲気!」と喜べそうなサワヤカな高原を抜けていく。
畑・高原とも裸眼1.5の視力を誇る私が見る限り
「家」「建物」らしきものの影すら見えない。

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