翌日は少し早起きして水シャワー・水風呂を済ませ、フロントにいた愛想のいいセニョール(おじさん)に
アディオス!とお別れをしてからPort(港)へ向かい、
バレンシアに戻るフェリーの出港時間まで待合室でTVを見ながら
「これから9時間も海の上かあ・・・」と思いながらぼーっとしていた。
行きのフェリーは夜中の航行だったので意外と
「9時間」という長さを感じなかったけれど、今回はカラダもアタマもスッキリしている昼間の移動なので、9時間がやたら長く感じられて仕方がない。
デッキの日陰のベンチに腰掛けて真っ青な
地中海を眺めたり(その間
約4時間、島影ひとつ見えない海域を進んでいた。本当に
♪海は広いな大きいな だなあ)、海面を覗き込み、フェリーが白波をたてて進んでいるのを見て
「結構な速度だなあ。落ちたら死ぬだろうな」なんて物騒なことを考えたり、屋内に戻ってトミー・リー・ジョーンズとジェシカ・ラングが出ている古い映画を観たり(
トミーが呆けたような役を演じているのが面白かったような気がする。もちろんスペイン語吹き替えなので詳しいストーリーは分かっていない)、ひじの内側のめくれかけのヒフ(
こんなところの皮が日焼けで剥けるなんて何十年ぶりだろう??)をいじくってみたり。
それでも全く
バレンシアに着く気配がないので、明らかに
「たいくつしのぎ」というテイで声をかけてきたセニョール(おじさん)にフェリー内のBar(立ち飲み屋さん)でカフェ・コン・レチェ・コン・イエロ(アイスオーレ)をごちそうしてもらったところ、そのセニョールに
「カフェ・コン・レチェ・コン・イエロ?!」と爆笑されたり。。。

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