気ままに暮らす旅好き・離島好き・変身写真好きなはてるまの身辺雑記です。
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「歩き方」を片手に目指すは不安定な家もしくは「宙づりの家」とよばれている建物。

 クエンカの建築を代表するこの建物ができた発端は、15~16世紀のこと。繊維産業により爆発的に町の人口が増加したものの、崖の上の限られた町だったクエンカには新たな建築物を建てる余地はなく、既に建てられた上に上にと伸びるしかなかったと。
 こうして、崖の上に林立する(中世の)高層建築群が完成したというわけ。高層マンションがどんどん建てられている現代日本と中世のクエンカ・・・なんだか似ている。

20031019_3.jpg

この写真だとあまり「不安定感」は感じないけど、実際の建物をみると思わずうわ~・・・とため息がでてしまう。よくあんなところに建てたなあ。中世クエンカの大工さん(?)もこの家の住人も度胸があるなあ!!と感心しつつ、不安定な家の内部も見学。

不安定な家の内部は抽象美術館になっていて、よく分からない抽象絵画(抽象絵画だから分からなくてもいいとは思うけれど、印象派好きとしてはこういう絵画はどうも食指が動かない・・・)や色々なオブジェが展示されている。

 外見が不安定なだけかと思ったら、上に向かって増築増築を続けたせいか、入ってみると建物の内部も結構複雑。自分が建物のどの部分にいるのか分からなくなったり、あら珍しい、変な形の岩山。他の絵と比べて分かりやすい風景画もあるんだわ、と思ったら建物の窓枠から見える景色だったり・・・なんとも不思議な空間芸術を鑑賞したのだった。

 そんな抽象美術館を見学し、すぐ横にある坂を下っていくと橋がある。橋からはこの不安定な家が断崖の上に「建っている」というよりもかろうじて崖に「ひっかかっている」様子がよく分かる。
 断崖絶壁の上の建物にも関わらず、オトナの腰の高さより低い程度の柵しかないあの恐怖のバルコニーから落っこちた人、絶対に1人や2人じゃなかっただろうなあ。。。


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Utielの観光案内所の職員さんはものすごく優秀で、スペインの観光案内所の職員さんとは思えないくらい何もかもがテキパキしていて、あっという間に私にとって一番良かろうと思われる旅のルートを組み立ててくれた。
この人、観光案内所よりも旅行代理店にお勤めした方がいいんじゃないかなあ・・。

 このルートに乗っかる為に、まずダッシュでUtiel駅まで戻り(観光案内所を臨時休業にして自分の車で送ってくれた職員さん、ほんとにありがとう!!このご恩は忘れません)、駅舎内にあるBar(立ち飲み屋さん)のセニョーラ(おばさん)に預かってもらっていたタヌ夫さん(キャスターつきバックパック)を引き上げ、
「昨日のセニョールたち(なんとなく「トラバハドール→労働者」さんたち と言うのは気が引けたので「おじさんたち」と言ってみた)によろしく!!と大急ぎでお別れの挨拶をし、黄色い作業服ツナギを脱いでチケット売り場で待機している駅員さんからチケットを買い、タイミングよくやってきた列車に乗ってクエンカへ向かって移動。

 昨日とは打って変わった段取りのよさ・・・「絶対に目的地に着く」という安心感からか、余裕で転寝してしまい、高原を走る列車の車窓からの風景を楽しむ余裕もなく、「不安定な家」が売り物のクエンカに到着。
20031019_o.jpg

 海に面した開放的な大都会だったバレンシアから列車で(迷うことなく来た場合)約3時間半で来られるとは思えない、ゴツゴツした雰囲気の町だなあ。この町を取り囲む乾燥した空気は、少しラ・マンチャに似ているような。

 クエンカ駅から「歩き方」に書いている通り、観光案内所に寄って地図をもらい、800円とはいかないまでも私に相応しい安宿を見つけたのでタヌ夫さん(キャスターつきバックパック)を置き去りにした後はお宿のある新市街から旧市街に向けてどんどん歩いていく。
クエンカって高台、というか高地にある町なのかな?なんだか酸素が薄いような気がしないでもないんだけど・・・。


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 フラメンコ教室通いやラ・マンチャの風車やイビサ島の乱痴気騒ぎに満足してすっかり心の片隅に追いやられていた「一面のヒマワリ畑」なのに、
一度思い出すと「見たいっ!!!ていうか見ねばっ!!」という気持ちがどうにもこうにも抑えられなくなってきた。

 なので、それまでの会話の流れを全く無視して、Utielのちかくにヒマワリ畑はある?」と観光案内所の職員さんに聞いてみると、
「ヒマワリ畑?NO!」という悲しい返事。

 フランスからバルセロナに入った時に、日本人が経営する観光案内所兼スペインよろず相談所みたいなところで教えてもらった、ものすごおおおく昔の記憶をたどると「一面のヒマワリ畑、みたいなところはコルドバ周辺で見られます」と聞いたような。

 今思い出したのも「満開のヒマワリ畑を見逃すな!」という旅の神様の思し召しかも・・・。ラッキーなことに目の前には観光案内所の職員さんもいるし、(Utielの観光じゃなくアンダルシアの観光について教えて貰うのって失礼だなあという気がしないでもないけど)ちょっと聞いてみようかな。
 先ほど会話の流れを全無視したのと同じように、ものすごく唐突に「Utielからコルドバに行くにはどう行けばいいの?」と職員さんに聞いたものだから、職員さんも驚いて

コルドバ?クエンカじゃないの?」と聞き返す。

何から説明すればいいのかなあ。とりあえず「以前アンダルシアに行った時にヒマワリ畑を見られなかったから、満開のヒマワリ畑を見るためにもう一度コルドバに行きたい」と言ってみると
「ヒマワリ畑だけのためにコルドバに行くの?」と職員さんは少し呆れながらもBar(立ち飲み屋さん)じゃ詳しい地図や路線図がなくて調べられないので、一度観光案内所に戻りましょう、ということになった。
思わぬ方向に向かって旅が動き始めたような気が・・・。


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スペインの(というかヨーロッパの)町のお作法通り、町の中心をメインストリートが貫き、歴史のありそうな教会Z008.jpg

(カテドラルほどの規模ではなく、あくまで地元の人たちが集ってお祈りをするような規模)があるので仏教徒だけど参拝させてもらう。

昨日Utiel駅舎のBar(立ち飲み屋さん)でトラバハドール(労働者)たちにごちそうになったワインが結構おいしかったなあ、と思っていたら、実はUtielってバレンシアの陰にかくれているけれど、そこそこ有名なワイン産地らしく、Utielから車で少し走るとBODEGA(ワイナリー)もあるらしい。

 教会を参拝した後、なんとなくその場の流れで観光案内所の職員さんと差し向かいでお昼ご飯を食べることになった。名物らしきものはないみたいだけど、ワインはさすがに隠れた名産地だけあり、ごく普通のBarで出されるハウスワインにも関わらず、口当たりがよくてスルスル飲める。

「昼酒は効く」し、そこそこのところでやめておかないと・・・。

 職員さんにUtielを見学したらCuencaに行って『不安定な家』を見たいんです」と言うと、「『不安定な家』はそんなに有名なの?」と不思議そうに尋ねるので、「スペインのガイドブックにも載ってるんです」『歩き方』を見せた。

 ペラペラとページをめくり、バルセロナだのマヨルカ島だのコスタ・デル・ソルだのアンダルシアだの、やたらとたくさんのページに書き込みがされているのを見つけた様子。
「あなた、このガイドブックに載っているところを全部見るつもりなの?欲張りね~!!(多分)」と笑う職員さん。

全部ってわけじゃないけど、でもたしかに「気が済むまで何もかも見てやろう」という気持ちは否めない。「欲張り」か。。。言い得て妙!
 職員さんが「グラシアス」と言いつつ返してくれた「歩き方」を受け取りつつ、「何もかも見てやろう」と思いつつ、せっかくその場所を訪れたのに、時期外れで泣く泣く諦めた景色がひとつあったことを思い出していた。

アンダルシアの真っ青な空の下に広がる、見渡す限りのヒマワリ畑をみていない・・・。


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 次の列車が来るまで、何時間もこのUtiel駅舎でぼーっとするより、(原因は列車の乗り間違いとはいえ)ここにやって来たのもご縁だし、セニョーラ(おばさん)に笑われるくらいにほんとに何もないかもしれなくてもセントロ(町や村の中心地)には行ってみよう!と、お宿代(800円!!)を支払ってから、セニョーラにタヌ夫さんを預かっていてもらい、Utielのセントロを目指して駅前の道をテクテク歩いてみた。

 セニョーラにセントロの方角を聞くまでもなく、道は1本道で迷う事もなさそう。お天気もいいし緑もいっぱいだし、呼吸している空気もなんとなく高原のサワヤカさを感じる。
誰にも会わないし、車の一台ともすれ違わないので着いたところがゴーストタウンだったらビックリするなあ、などと思いつつ到着したセントロは・・・

わっ、予想外に立派な町!


 東洋人は珍しいようで(昨日トラバハドール(労働者)たちに凝視されたほど強烈ではないけれど)道行く人は「珍しいものが歩いてるよ!」と言わんばかりにジロジロ眺めていく。あからさまに私を避けて通るような人はこちらも横目で眺めるだけにしておき、声をかけやすそうなセニョーラ(おばさん)とすれ違ったので、「Hola!観光案内所を探しています。どこにあるか教えて下さい」と声をかけると、
「Si!」と言って、道順を説明するだけではなく、なんと案内までしてくれた。親切なセニョーラだなあ。。。

「昨日Utielに来ました。でもガイドブックがないんです。どこか見どころがあれば教えて下さい」と観光案内所の職員さんに言うと、「お祭りの時期でもないのにUtielに来るなんて珍しいわね!」と面白そう笑っているので、いや実は私も元々ここに来ようと思っていたわけではないんですよね、列車に乗り間違っただけで・・・と説明すると、

クエンカもいいけれど、Utielもなかなか楽しいところよ!(多分)」と職員さんに笑顔で諭された。

(楽しいかどうかはさておき)昨日駅に着いた時はUtielがこんなに大きな町だとは思わなかった!と答えると、職員さんは気をよくしたのか、「これから昼休みだし、よければUtielを案内しましょうか?」と言ってくれた。
わーい、何でも言ってみるものだなあ


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 駅舎にあるお宿だし、朝早くから列車の音がうるさいかも・・・と神経質ぶった心配をしていたけれど、9:00前まで一度も目覚めることなく爆睡していた。
 そんなに頻繁に列車も行き来しなさそうだし、昨日は色々あって疲れてたからね、と爆睡した自分自身にイイワケをしながら1階のBar(立ち飲み屋さん)で起き抜けのコーヒーでも頂こうと、身支度及びパッキングを済ませて階段を下りる。

 いや~Utielってほんとにのどかというかイナカというか・・・。
 駅員さんだか一般の人だか分からないけど、駅舎の水道を使いまくってプラットホームで車を洗っている人がいたり、明らかに「駅舎の清掃員」っぽい黄色いツナギを着て駅舎内を掃き掃除しているセニョール(おじさん)が、列車が来る10分くらい前になると黄色いツナギを脱いでチケット売り場の窓口に座っていたり。そしてその窓口にはお客が一人も来ないとみるや、再び黄色いツナギを着て駅舎内を清掃している・・・。

 昨日Bar(立ち飲み屋)さんにいたトラバハドール(労働者)の内の一人のような気がするなあ、と思ってよくよく見るとタパス料理をご馳走してくれたので「グラシアス!」とお礼を言うと、「デナーダ」と返してくれたセニョール(おじさん)だった。

「Hola!」と声をかけ、「Cuencaに行きたいけど、何時の列車に乗ればいいの?」

と尋ねると、「9:59に出たよ」とのこと。。。

あらら、今私が「窓口にはお客が一人も来ない」ってのんきに言ってた、あの列車に乗らなきゃだったんですか・・・。で、次の列車がUtielに停車するのはもちろん数時間後。それまで何してようかなあ・・・。

 仕方なく昨夜トラバハドール(労働者)たちと楽しく過ごした駅舎の中のBarに入り、昨日と同じくカウンターの中にいて、てきぱき働いているセニョーラにパンとカフェ コン イエロ(アイスコーヒー)を注文し、「Cuencaに行く列車に乗り損ねた。次の列車の時間まで、Utielのセントロ(中心地)を見に行こうかな?」と言うと、
Utielのセントロ?!ほんとにセントロに行きたいの?!行っても何もないわよ!」
と大笑いされた。
昨日この駅にやって来たときと比べると格段にセニョーラに言いたい事は伝わるようになったのは嬉しいけれど、

こんなに笑われるとなぜか少し悔しい・・・。



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Utielに着く前の駅で、列車に乗っている人がみんな降りたのでそこで降りようと思った。Utielに宿があるかどうかも分からないし。でもUtielにはBar FONDA(立ち飲み屋さん・安宿)があってよかった!!」と、VIVA Utiel!という感じで今日1日の出来事の説明を締めくくると、
現場監督的トラバハドールが「その通り!Utielはいいぞ!(多分)」と言うと、他のトラバハドールもBarのセニョーラも「そうそう!」と相槌をうつ。

 列車に乗っている間はほんとにどうなる事かと思ったけれど、お宿もあったしBarのお客さんたちはいい人だったし、Utielに来てよかったなあ。正解正解。

列車の乗り間違いもまた楽し、かな。


「無料なのはポテトサラダだけよ!」と言っていたセニョーラも、お勘定の時はこの私がビックリするくらいに「お勉強」してくれた

。「ポテトサラダだけ~?」+ウィンクの効用おそるべし。(と喜んだけれど、一泊のお宿代が¥800という超庶民派安宿と併設のBarだけに、特に「お勉強」してもらったわけじゃなくても、元々の価格設定がとってもリーズナブルだったのかも・・・)

 最初はトラバハドールたちに穴が開くかと思うほど激しく凝視されたり、セニョーラの言葉が全然分からなかったりで結構不安になったけれど、単語だけでもなんとなく意志の疎通も図れたし。
トラバハドールたちとセニョーラに「グラシアス!」と挨拶をして駅舎の2階のお部屋に戻ろうとすると、みんな「Adios!(さようなら)」ではなく、

Hasta manana!(またあした)」と笑顔で挨拶を返してくれた。

「またあした」・・・さらりとこう言われると、「一期一会」が日常になってしまって、感じのいい人に出会ってもたいていは「さようなら」と挨拶する事が多い旅人にはじわーんと沁みる。
 強面揃いのトラバハドールたちだけど、笑うとみんな普通のセニョール(おじさん)たちだなあ。。。




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Bar(立ち飲み屋さん)のセニョーラ(おばさん)の

「無料ですって?!」という冷静なツッコミに対して「すっすみません!!」と謝ろうとした途端、セニョーラは私を見て
「Si, gratis!Pero sola ensalada rusa!」
(ええ、無料よ!でもポテトサラダだけね!)
と言いながらウィンクをした。

怒られなくてよかった・・・と思いつつ、
「えー、Sola ensalada rusa~??vino?」(ポテトサラダだけ~?ワインは?)と答えて、私もセニョーラにウィンクを返すと、セニョーラは

面白い子ね~!!(多分)」と言って大きな声で笑い出した。

私とセニョーラのやり取り(というほど会話を交わしていたわけではないけれど)を見守っていたトラバハドール(労働者)たちも、セニョーラの笑い声に触発されたのか、わっはっは!!と笑い出し、早口で私に何かを話しかけてきたり、お互いに楽しそうに話し始めたり。
そうそうこういう雰囲気の中で気兼ねなく飲み食いしたかったのよ!笑いの分かるセニョーラでよかった。言葉が通じるって楽しいなあ。。。

「デナーダ」のトラバハドールも人が変わったように積極的に話しかけてきてくれて、さきほど言いっぱなしになっていた「ハポンとハポネサ」についても拙い私のスペイン語の説明をフンフンとうなずきながら聞いてくれた。これでチーナ(中国人)とハポネサ(日本人)の違いは分かってもらえたかと・・・。

しばらくして、トラバハドールの中の「現場監督」的な迫力のある一人が「何しにUtielに来たんだい?」と質問してきたので、「それが色々あって・・・まあ聞いて下さいよ監督!」とばかりに、いつも持ち歩いているメモ帳に「Valencia」「Cuenca」「Murcia」そして「Siete Aguas」という地名までも書き込み、

「ほんとはこのCuencaに行きたかったんだけど、最初に私が列車に乗り間違えて、一度Valenciaに戻ってチケットを交換してもらって・・・」と、今日の出来事を一気呵成に(でもかなりたどたどしい)スペイン語で説明すると、現場監督を筆頭にトラバハドールもBarのセニョーラも「うんうん、それで?」と私の言葉を聞き取ろうとしてくれている。
私のスペイン語なんて聞き取りにくいだろうに・・・みんないい人たちだなあ。


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 私の男らしい食べっぷりに気をよくしたのか、Utiel駅構内にあるBar(立ち飲み屋さん)のセニョーラ(おばさん)は、Tapas(小皿料理)を何品か私の前に置き、「さあ食べて食べて!(多分)」と勧めてくれる。

 注文もしてないのにいいのかなあ、でもさっきトラバハドール(労働者)が勧めてくれた獣臭いTapasよりおいしそうだし食べたいな、これってセニョーラのオゴリかなあ、などと下世話なことも考えつつ、ポテトサラダ(のようなもの)やグリーンピースまみれの鶏肉(のようなもの)などをもりもり頂く。
 合間にトラバハドール達からも「さあ飲んで飲んで!」とばかりにセルベッソワインがなみなみに注がれたグラスが回ってくる。
そして店内は徐々に和気藹々とした雰囲気になってきたのに、相変わらず会話はものすごく少ない、というかほぼ皆無なのが気になるなあ・・・。

 こういう時って、言葉が通じなくても誰かしらベラベラ喋る人がいてみんな楽しそうにわっはっは、って感じで大笑いしたりして、それにつられて何で笑ってるかも分からないままに私もニヤニヤしたりなんかしつつ、

ああ私って地元の人みたいじゃない?なんて自己満足に浸ったりもできるのに。

 もしかして、Barにいる人たちは私が全く会話に参加できないのを気にかけて、お喋りしたい気持ちを自主規制してるのかな?気にしないでめいめいで話してくれる方が気が楽なのになあ。

・・・今のこの雰囲気、まるで明るめで和やかなお通夜だもん。

 異国人が来た事によって1日の仕事の疲れを癒しにきた地元の労働者たちが楽しく飲んで盛り上がれなかった、なんてことになったら大阪人として立つ瀬がない。何か一言気の利いたことでも言ってこの場を盛り上げようと思い、目の前にズラリと並んだTapasの小皿を指差し、Barのセニョーラに

「アキ コメール クアント キエロ エス グラティス?」(ここは無料の『食べ放題』なの?)と言ってみた。

 シーンとした店内で私の発言は必要以上に大きく聞こえた上、今まで何を言っても一度で通じたことがないのに、今回だけは私の発言を一度で聞き取れたらしきセニョーラが、えらく真剣な顔つきになり、ついでに眉毛までつり上げながら

「コモ?グラティス?(何?無料ですって?)」
これまた必要以上に(と私には思えた)大きな声で聞き返してきた。
やばい、怒られるかな。。。


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「チーナじゃない。ハポネサ(日本人)。ハポンって知ってる?」と逆にトラバハドール(労働者)に尋ねると、「うーーん・・・」と困った顔をして、自分の隣に座っているトラバハドールに何か話しかけている。
 その問いかけに「ハポン」「ハポネサ」も聞き取れないので、こりゃさっきの私の言葉は全然通じていなかったのではなかろうか、と思い、トラバハドールをツンツンとつついてこちらを向いてもらい、もう一度(今度は自分の鼻を指差しつつ)

ハポン!ソイ ハポネサ!!(日本!私は日本人!)」と言ってみた。
するとトラバハドールはウンウンと頷いて、自分の隣のトラバハドールに
「ハポンって知ってるか?(多分)」と聞いていた。聞かれたトラバハドールも日本について知らなかったようで、そのまた隣のトラバハドールに「ハポンって・・・」という感じで質問している。
伝言ゲームじゃないんだから!と、突っ込みたくなるくらい、みんなが神妙に「ハポン」「ハポン」と繰り返しているのでなんだかおかしくなってきた。

「ハポンはチーナ(中国)の隣にある国で」(この場合韓国と北朝鮮を挟むと説明がややこしくなるので割愛)と説明しようかな?と思った時に、先ほどカウンターの中にいたセニョーラ(おばさん)に注文したセルベッソ(ビール)がついに登場!

「ビール」は通じてたんだ、よかったよかった。ボカディーリョ コン トルティーリャ(プレーンオムレツ入りサンドイッチ)も通じていればいいんだけど。と思っていると、セニョーラはケソ(チーズ)を挟んだボガディーリョを出してくれて早口で何かを説明してくれたけれど、これまた何も聞き取れず。

「トルティーリャ入りじゃなくてごめんね」って感じのことを言っているのだろうと思ったので「グラシアス!」とお礼を言い、ものすごいイキオイでぱくつき、あっという間に食べつくしてしまった。
 
 バレンシアの川沿いでおかずパイとおいしくない菓子パンを食べて以来の食べ物だし、さんざんUtielってどんなところ?泊まるところなんてあるの?とドキドキしていたあとだけに、胃の腑に入るやいなや、セルベッソもボガディーリョもエネルギーに変わっていく気がするなあ。


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ウン ボカディーリョ コン トルティーリャ イ ウン セルベッソ ポルファボール!」
(プレーンオムレツのサンドイッチとビールを下さい)とBar(立ち飲み屋さん)のカウンターの中にいるセニョーラ(おばさん)に声をかけると、ペラペラペラっと返事をしてくれたけれど、「No」くらいしか分からない・・・。

 注文自体は通じてるのかな?ボカディーリョかセルベッソがないのかな?と考えていると、隣に座っていた、さきほど「デナーダ」と返事をしてくれたトラバハドール(労働者)がセニョーラに二言三言言葉をかけ、自分が食べていたTapas(小皿)料理らしきものを私の方に差し出し、

「食べる?」と聞いてくれた。

 見たことがないTapasだし、知らない人からごちそうになるのは異国を一人旅する者としては明らかにNGではあるけれど、こんな田舎町(村?駅舎しか知らないので判断に迷うところだけど)にそうそう悪い人もいないだろうし、お腹も空いてるしありがたく頂いちゃおうかな。

と、しばしTapasを見つめたのち、「いただきます!」の気持ちで「グラシアス」と言い、食材も味付けも正体不明なTapas料理を頂く。

・・・おいしいのかしらこれは・・・何かのお肉だろうけど微妙に獣臭い・・・。と、Tapasを口にしたもののしばし無言になってしまった私を心配そうに見守るトラバハドール。

「微妙」なんて言い回しは元々知らないし、「おいしくない」じゃ失礼だし。かといって「おいしい」と言ってどんどん「食べろ食べろ」って勧められても困るなあ。こういう時には伝家の宝刀、アルカイックスマイルでごまかしてしまえ!と、トラバハドールに向かって曖昧にニヤニヤ微笑みかけてみた。

 トラバハドールはニヤニヤ笑いに隠された私の真意を汲み取ってくれたのか、それ以上Tapas料理も勧めることなく、「チーナ(中国人)?」と定番の質問をしてきた。


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絶対にまたものすごく注目されるけど気後れしない気後れしない!言葉が通じなかったら指差し注文!(でもあのBar(立ち飲み屋さん)、カウンターにTapas(小皿)料理なんて置いてなかったような気もするなあ)と気合を入れ、本日2度目となる、駅舎のBar(立ち飲み屋さん)の扉を押した。

気合は入れたはずなのに一言目の「Hola」は、自分でもかなり自信無さげなボリュームになってしまった。。。

それまでニギヤカだった店内が私の登場によりまたしてもシーンと静かになってしまい、無言でこちらを見つめるトラバハドール(労働者)達の目・目・目・・・。
さすが(何が?)トラバハドール、視線も力強いわホント。

 狭い店内だけど、カウンターだけじゃなくテーブル席もあるので、シーンとした雰囲気のなか、しずしずとテーブル席に着こうとしたらカウンターの中で立ち働いているセニョーラ(おばさん)が
「何か食べる?(多分)」と声をかけてくれた。
「Si!」とさきほどの「Hola」よりは大きな声で返事をしたら、セニョーラが「こちらに来なさいよ(多分)」と言って手招きしてくれたので、おずおずとカウンターに向かうと、思い思いの席に座っていたトラバハドールたちも適当に詰め合い、私が座る席を作ってくれた。

「おじゃまします」という気持ちで弱々しく「Hola」と挨拶をすると、トラバハドールたちもやや遠慮気味に「Hola」「Hola」と返事をしてくれた。けれどもその後はお互いに無言。わざわざ席を移動してくれたんだし、「Hola」じゃなくて「グラシアス」の方が挨拶として正解だったわ、と思ったので、隣に座っているトラバハドールにもう一度「グラシアス」と声をかけると、「デナーダ(どういたしまして)」と返事をしてくれた。

 お礼に対する返事はいつも私が話してるスペイン語と同じだわ~!と気づいたので少し気が楽になり、カウンターにいるセニョーラに「オムレツのボカディーリョ(サンドイッチ)とセルベッソ(ビール)下さい」と注文してみた。

・・・通じるかな??


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「歩き方」曰く「最低限寝られればいい」というレベルの安宿、FONDAのお部屋はいかほどのものだろう?シーツとかぐっちゃぐちゃなのかなあ。変なムシとかいたらいやだな。お部屋に洗面台なんてないだろうな~・・・と思いつつ、恐る恐るセニョーラの後ろをついて駅舎の階段を上がり、「部屋番号4」の扉を開けると・・・

わ、予想外に広くてキレイ!
ちゃんと洗面台もあるし、大きなタンスもあるし、ベッドのシーツも白くて清潔。大きな窓からは駅の周りの自然まで楽しめる。
20070817124456.jpg

↑こんな感じ。
 写真じゃたいしたことなさそうですが、私は大満足。 

しかもお宿代が!!さすがに超安宿のFONDAだけあって、1泊800円ですって!!

わーいここに泊まります泊まります!!800円でこのレベルのお部屋に泊まれるなんて御の字。焦ってChivaに引き返したり、乗客が全員降りてしまった、Utielのひとつ手前の駅で降りたりしなくてよかったわ~。

お部屋にタヌ夫さん(キャスターつきバックパック)を置いて一息ついて、列車の乗り間違いのバタバタのせいで、今朝バレンシアのTURIO川沿いのベンチで食べたおいしいおかずパイとおいしくない甘い系パン以来、何も食べていない事を思い出した。

ドキドキハラハラの移動日で、お腹が空いたことより「どどどどうしよう」という気持ちの方が強かったみたい。。。悪貨は良貨を駆逐するように、不安は食欲を駆逐するのだなあ。こんなに食いしん坊の私をしてこの体たらく。列車の中ではかなり不安だったんだわ、私。

タヌ夫さんの中には非常食のお豆の缶詰くらいしかないし、こんな日にお部屋でモソモソ味のないヒヨコマメ(の煮たもの)を食べるのもちょっとねえ。

ひとつ気合をいれて1階にあるトラバハドール(労働者)たちが鈴なりの、あのBar(立ち飲み屋さん)に行ってみようかな。


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と、自分で自分を励ましながらUtiel駅舎の中にある「Bar FONDA」(看板、というか壁に打ち付けている板にはBar(立ち飲み屋さん)の店名すら書かれていない。不安だ・・・)にどんどこと入っていくと、いかにも地元のオペライオ、(はイタリア語で、ここはスペインだからスペイン語で)trabajador (トラバハドール:肉体系労働者たちがカウンターに何人かたむろっていて、カウンターの中にいる、きびきび働いていそうなセニョーラ(おばさん)と楽しげに談笑している。

あ、みんな楽しそう。入りやすい雰囲気のBarでよかった!と思いながら
「(小声で)HOLA・・・」と遠慮がちに挨拶をした私を見たこの人たちの目といったら!

本当に珍しいものを見ている!!という感じで凝視され、同時にニギヤカだったBarの中がシーーーンとしてしまった。

い、いたたまれない・・・。

静まり返ったBarの空気をなんとかせねば、と、
「今夜一人で泊まりたいんですが、部屋は空いてますか?」と聞いても通じない・・・
何度か「今夜」「泊まる」「一人」と単語を区切ってセニョーラに言うと、ペラペラっと返事はしてくれたものの、今度はセニョーラが何を言っているのかサッパリ分からないっっ!!!
なんて訛りの強い・・・。Utielってスペインよね?外国領じゃないよね?なのにこんなにカンタンなセンテンスが通じないとは。。。


たった1回の電車の乗り間違いで、(国境越えならともかく)スペイン国内でこんなにドキドキする時が来るなんて思わなかった。やはり旅には色々なハプニングがあるのだなあ。最近色々なことに慣れてしまっていた私には、今回のこのゴタゴタはちょっとしたカンフル剤になったような気もする。
踊ったり泡まみれになったり・・少し気が緩みすぎ!油断は禁物!!って神様とおばあちゃんが注意してくれたのかな。。。

 スペインなのになぜかスペイン語が通じない、セニョーラ(おばさん)に、何度か「部屋」「見る」「泊まる」「○○したい(という単語の原型)」と、単語を並べて交渉すると、なんとなく話も通じてついに「Si!」という返事が!
ああよかった。。。


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テーマ:一人旅 - ジャンル:旅行

このまま順調に建物が増えて、そしてUtielに駅から少々遠くても多少値段が高くてもかまわないので、たった1軒でいいので、お宿が見つかりますように。。。

と、神様とおばあちゃんにお祈りしていると、Utielのひとつ手前の駅で、ただでさえ数少なくなっていた乗客がいっせいに下車してしまい「ああっ私も降りたい!!」と、ものすごおおおくその人たちと一緒に下車したい、という気持ちを抑えた為か、心臓が無意味にドキドキしてしまった。

あと一駅なんだし「毒を食らわば皿まで!」という気持ち。早くUtielに着いてほしいような、このまま延々と列車に乗っていたいような。

 車両の中に私一人・・・。ヤク中みたいな人とかヤンチャそうな若い衆と二人っきりより一人の方が安心安心、と自分に言い聞かせていると、やっとUtiel駅に到着した。
 駅に着く手前には建物も見えていたし、駅舎以外何もない、という感じではなかったのでホッとして列車を降り、駅員さんに安宿があるかどうか聞いてみようと思ったのに、この駅には駅員さんがいない。。。

 アテもなく町(であろうと思われる)方面に歩いてって宿探しかあ・・・せめてタヌ夫さん(キャスターつきバックパック)を置いておけるロッカーくらいは駅舎にあればいいんだけど。駅前の道は舗装されるかなあ。未舗装の道をタヌ夫さんを引っ張って歩くのは大変なんだよね。。。

 と、いつも通りの前倒しの心配をしながら、何気に駅舎の右手を見ると「Bar FONDA」という看板を発見!!
(Bar:立ち飲み屋さん FONDA:かなり「安宿度」が高い安宿。『歩き方』には

最低限寝られればいい という感じの安宿」と説明があり、私がいつも愛用している安宿(オスタル)のように、スペイン政府の観光局発行の「ホテル・キャンプ・アパート」一覧にも載っていないらしい。ということは、FONDAに泊まって不慮の事故に巻き込まれたとしても誰も責任を取ってくれなさそうだなあ)

えーい今更不慮の事故の心配なんてしてる場合じゃない!
いくら狭くて汚くても駅舎のベンチや待合室で寝るよりなんぼかマシだわ!



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 アナスターシオに連れられてラ・マンチャの村から村へ移動した時にもこれくらい「なーんにもない」という風景は見たことがあるけれど、ちゃんと戻るところ(お宿)があって、知っている人と一緒に見る「なーんにもない」と、これからどんなところに行くのか見当もつかないまま不安な気持ちで見る「なーんにもない」・・・同じ「人工の建造物がない」状態を見ていても、見る側の気持ちで印象は全然違うなあ。今の私のこの不安、誰かなんとかして下さい・・・
  
 ♪せーんろは(「なんにもない」景色の中を延々と)続く~よ~どーこまでも~・・・とカラ元気で鼻歌を歌おうとしてもどうにも気分が乗らない。

 人が住んでいる気配なんてもちろん、野ヤギ・野羊の類も棲んでいないであろうと思うような冷や汗タラタラものの岩場を通り抜け(あまりの岩場の険しさに、『クエンカもどうせこんな感じじゃないの?もういいよ行かなくっても!』と、移動の目的すら失ってしまいそうになる)トンネルももうイヤってほどたくさん通り(ひとつトンネルを通るたびにえもいわれぬ不安が増すのはなぜ?)、やっとバレンシアノルド駅から二つ目の停車駅に着いた。

うわあ、やっぱり予想通りだ。駅舎しかない・・・
しかもここの駅名・・・『Siete Aguas』って!!
駅名からして明らかに田舎だよ。いかにものどかで『泉』以外は何もなさそうな地名。

※Siete(7つ)Aguas(水。この場合『泉』『池』って感じかな?)

 こんなところから30分も山奥(もしくは岩奥)に入ったところにちゃんとした町なんてあるわけないよ・・・20:00にUtielに着くとして、そこがこのSiete Aguasみたいな駅で周りに何もなかったら・・・と急いでオラリオ(時刻表)をチェックすると、20:20にUtielから反対方向に向かう列車があるみたい。
 なので、最悪その列車に乗ってChiva(バレンシアノルド駅を出てから30分後くらいに停車した駅。ここの駅前にはホテルの看板があったのは確認済み)に戻ればいいや、と思うと少しだけ気が楽になった。

 10分後にまた次の停車駅に着いたけれど、これまた予想通り、駅舎以外何にもない・・・ここから20分くらいで町中に着くなんてねえ。。。きっとあり得ないよねと、冷静になって半ば諦めもはいってきた頃、Utielの3つくらい手前の駅あたりから、ポツポツと線路沿いに建物が見えてきた。
 

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 バレンシアノルド駅のチケット売り場のセニョーラ(おばさん)は、予想通りに最初は
「一度列車に乗ってしまったチケットの払い戻しはできません!」
「できませんったらできません!!」

かなり「できません」を連発していたけれども、こちらもものすごい低姿勢で
「すみませんったらすみません!」すみませんを100回くらい連発し、かつ徹底的に「チケットの払い戻しができないのは分かります。

でもお金もあまり持っていないし、
クエンカまでのチケットを今日と明日の2回も買うとお金がなくなって

困るんです困るんです本当に困るんです困るんです
と窮状を訴えると、
「・・・・ほんとは絶対に無理なんだけど、特別よ!」と(かなり渋々)、バレンシア→クエンカのチケットをバレンシアUtielのチケットに交換してくれた。

 うわあああグラシアス!ありがとうございます~!!と、これは本当に心からお礼を言って18:12発のUtiel行きの列車に、発車ギリギリで飛び乗った。
 飛び乗って一息つくと、今までチケットの払い戻しなどでバタバタしていて意識のどこかに霧散していたUtielってどの程度規模の『町』なんだろう?お宿は見つかるかな?」という疑問が湧いてきた。

 田んぼの一本道、みたいなところにポツンと駅舎だけがあり、(先ほどMurucia行きの列車からバレンシアノルド駅に引き返す時に乗り換えをしたAlzarナントカ、みたいな駅だとかなり困ったことになりそうな気が。。。駅の周りに何もなければ、何ヶ月ぶりかの待合室泊の可能性もあるわけだ。

 悶々とした気持ちを抱えつつ、ふと窓の外を見ると既にバレンシアの街からはかなりの距離を進んだ様子。畑ばかりが広がる地域を抜け、そしてこんなに不安じゃなければ「うわー いい雰囲気!」と喜べそうなサワヤカな高原を抜けていく。
 畑・高原とも裸眼1.5の視力を誇る私が見る限り「家」「建物」らしきものの影すら見えない。
 

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 Utielなんて地名、見たことも聞いたこともないし!!どこにあるのよこの町(か村)は?!
なんだか嫌がらせみたいに何もかもがうまくいかない駅だなあ、バレンシアノルドってヤツは。。。


 今日はとことんツイてないみたいだし、多分クエンカより手前だろうなUtiel駅って、と半ば諦めつつ、ホームにいた駅員さんに「18:12発ってクエンカ行きじゃないの?」と尋ねると、
「うん、Utiel行きだから」とそっけない返答。
ちっアンタじゃお話にならないわ!と、駅構内のインフォメーションで再度「18:12発のクエンカ行きはどうなったの?」と聞くと、

「いつもはクエンカまで行くけど、

今日はUtielで止まることになりました
ですって。
なりました、って!!なんでよりによって今日やねん!!とここで怒っても「止まることになりました」列車を先に進ませることはできないし。そして今日クエンカにいけないのなら、善後策は以下の2つ。

○チケットを払い戻してもらい、今夜はバレンシアに泊まる
○チケットを払い戻してもらい、とりあえずUtielまで行く。
 Utielで1泊し、クエンカには明日移動する。


 バレンシアはもうお腹いっぱい、って気がするし、一度「さようなら」した街に再び戻ってくる(しかもその日のうちに)のって、ちょっとどうかと思うなあ。ならいっそどんなところか全然分からないけどUtielに行ってみようかな。もしかしたらものすっごく楽しいところかもしれないし!
 
 と、意外とあっけなく結論を出したので、早速チケット売り場のセニョーラ(おばさん)とチケットの払い戻しの交渉を開始した。
相手は、と見ると、以前このバレンシアノルド駅で「オラリオ(時刻表)ちょうだい」とお願いした時になぜか列車のチケットを売りつけられそうになり、挙句に
「オラリオちょうだいって言ってるでしょ!!」
「どこのオラリオよ!!!」と、不毛な怒鳴り合いをしてしまった、例のセニョーラだった。。。

 今回の問題は私の乗り間違いから発生したわけだから、あんなにエキサイトせず、穏便にお願いしなくてはっ。


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 ああやっぱり間違えたのね・・・。
 しかし・・・列車に乗り間違えるなんて!モロッコでもスロバキアでも何事もなく乗り換えも乗り継ぎもできたこのワタクシが!始発駅から出る電車に間違って乗るなんて!と、自分のどんくささに打ちひしがれつつ、お隣の席のセニョーラ(おばさん)に「Murciaってどこですか?」と、『歩き方』の地図を見てもらうと、バレンシアから見てクエンカ(マドリー(ド))方向とは全く逆。。。このままだと、また地中海方面に向かってしまう。

 あーあ、やっちゃった。でもまだ時間も早いし、とりあえずバレンシアノルド駅に戻ってから再度クエンカに向かっても大丈夫だろう、と気持ちを切り替えた。
 列車の行き先やMurciaの場所を教えてくれたセニョーラにお礼を言って、「次の駅に着いたらすぐにバレンシアに向かう列車に乗り換えるぞ!」と、気合充分でタヌ夫さんを携えて、列車がどこかの駅に停車し、ドアが開くのを今か今かと待っているのに・・・

ぜんっぜん停車しないよこのMurcia行きの列車・・・。
駅という駅を快調にスっ飛ばし、うわーーーんやっと停まった!のは、Alzarナントカというほんとに小さな駅だった。


 駅舎内には乗客どころか駅員さんも見当たらず。無人のプラットホームのベンチに腰掛けてバレンシアノルド駅に戻る列車の到着を待つこと40分。やっと来てくれた列車に乗って揺られること30分くらいで、出発地点のバレンシアノルド駅に戻って来られた。

 今日チケットを買う時に、オラリオ(時刻表)で確認したら、バレンシアからクエンカまでの列車は1日に3本あるとのこと。
 最終の18:12発に間に合えば22:00前にはクエンカに到着→駅前にもし客引きがいたらそのままお宿確保、もし客引きがいなくても『歩き方』によると「駅の近くの新市街に安宿多し」ってことなので、まあお宿はなんとか見つかるであろう、と思ったのに、バレンシアノルド駅のホームの発車掲示板を見ると、18:12発の列車の行き先はクエンカではなく、

「Utiel」行き、となっていた。。。


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 安宿に預かってもらっていたタヌ夫さん(キャスターつきバックパック)を引き取りに行き、バレンシアノルド駅に向かった。

 目的地の「クエンカ」行きの列車が「何番のプラットホームに入るか」ということがなかなか発車掲示板に出ない。
 発車時間は迫ってるのに、もしかしてここに来るまでに何か事故でもあったのかな?インフォメーションにどうなってるのか聞きに行った方がいいかな?とヤキモキしていると、

やっとクエンカ行き 6番線」というお知らせが発車掲示板に出たので、6番線6番線、とつぶやきながらタヌ夫さんと共に移動。

 6番線にやってきた電車は予想外に乗客が多く、マドリー(ド)方面からバレンシアに来る人ってこんなにいるのかな?あら、でもみんな降りる気配がないのはなぜかしら、と軽い疑問を抱きつつも空いている席を見つけた。

 窓際で日光が怖いけれども、これからクエンカまでは3時間半の旅なので座っておくべし、と思い、通路側に座っているセニョーラ(おばさん)に「すみません」と声をかけて窓側の席に座らせてもらった。

 15:12発のはずなのに、15:15になっても列車は動かない。日本(といっても私が使用するのは関西の私鉄)なら3分も発車が遅れたら事故だよ事故!まあスペインだし3分くらいの遅れは誰も気にしちゃないけどさあ、などとと思いつつ、プラットホームの発車掲示板をふと見上げると「15:15 6番線 Murcia行き」という表示がピカピカと点滅している・・・。

は?!6番線ってこの列車よね?
クエンカ行きじゃなくてMurcia行き?!


と思う間もなく、列車は動き出してしまった。。。

 行き先が不安なせいもあるだろうけれど、この列車がまたやたらと速い。落ち着いて「Murcia」がどのあたりにあるのかを『歩き方』スペイン全土の地図で探そうとするものの、車窓の景色がびゅんびゅん後ろへ飛び去っていくのを横目で見ると不安で不安でなかなか「Mursia」は見つからない。。。かなりソワソワし始めた私を気にしたのか、お隣に座っているセニョーラが「どうしたの?」と声をかけてくれたので、「この列車、クエンカに行きます?」と聞くと、
クエンカNO!!」と一刀両断の返事が・・・。


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 ハエを追っ払って口の周りをキレイにした後、温度が上がりきる前に涼しいところに避難しようと思い、涼しい川風(涸れた川の上を拭いてくるのに涼しいような気がするのはなぜだろう?単なる私の思い込み??)を受けながら、節約旅行者の強い味方、入場無料のピオⅤ世美術館にまたまた来てしまった。

 タイミングの悪いことに幼稚園児たちの遠足と一緒になってしまい、好奇心の強そうな子供たち4・5人につきまとわれた上に

「チーナ!チーナ!(中国人)」と延々とはやしたてられ、いささかムッとしながらも例の美少年揃いの「P&G特別展」を再び堪能。
 しかしこんな幼稚園児たちが木に縛り付けられた全裸の美少年を見ていいのかな?やっぱり外人、というかラテン系の性教育はおおらかなのだなあ。

 P&G展を見学し終わり、カテドラルの裏手の木陰のベンチに座って青い空を見上げていると、不意にバレンシアに住もうかな」という気持ちになってきた。

 それほど今日の空は高くて青くて心が開放されるような感じなのだ。その青い空に、周りの建物の輪郭がクッキリした切り絵のように際立っていて、まるで地面のような量感がある空から、見上げる私に向かって建物が伸びているみたい。

 こんなにクッキリハッキリとした青い空を毎日見られるなんて、バレンシアの住人がう羨ましいな。空がキレイで海も近いし(ちょっと頑張ってフェリーに乗ればマヨルカ島にもイビサ島にも行けるし!)、おいしいパン屋さんも見つけたし(ただしおかずパン限定)無料の美術館もあるし、これでこんなに『大都会』じゃなければ言うことなしなんだけど。
 
 イビサ島ではのんびりしたヒッピーの生活に憧れ、バレンシアでは空の青さに「ここに住んじゃおうか」と思ってしまうなんて、私ってほんとに地に足がついていないんだなあ。

 住むとしたらこんな建物がいいなあ、あ、でもエレベーターがないし不便。メルカード(市場)も好きだけどお手軽に買い物ができて、いろんなフレーバーのDANONE(おなじみサッカー選手のカードつきヨーグルト)があるスーパーの便利さも捨てがたい。ということはやっぱりメルカードよりスーパーが近くにある方が生活しやすいかも?などと浮ついたことを考えつつ、雰囲気のいい建物を見物しながらブラブラしていてふと気づくと14:30になっていた。

 移住の夢想から現実に戻って、タヌ夫さん(キャスターつきバックパック)と一緒にバレンシアノルド駅に急がねばっ!


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 クエンカに向かう電車の出発までにはまだまだ時間があるので、メルカード(市場)でフルーツでも買って食べようかな~と、天井からぶら下がった生ハムや、色とりどりの野菜やフルーツをキレイに陳列している通路をブラブラしていると、山盛りのフルーツ売り場の隣に、こじんまりとしたパン屋さんが。

 そこでおかずパンっぽいパイ生地のパンをひとつと明らかに甘い系のクリームがたっぷり入っていそうな大き目のパンを買い(フルーツはどうした?)、朝ごはんがわりにいただくことにした。

 暑い季節だけなのか、年中涸れたままなのか分からないTURIO川沿いの木陰にころあいのベンチがあったのでそこに腰掛けて、まずはおかずパイを食す。
 このおかずパイが大当たり!中はオリーブアンチョビの風味が効いたたっぷりのトマトソースと白身のお魚。

 周りのパイ生地はサクサク、層の数もしっかり多くて、濃厚なトマトソースをしっかり包んでいる。このお店、きっとクロワッサンもおいしいだろうな。。。

 おかずパイが当たりだったのでかなり期待して甘い系のパンを食べたところ、こちらは残念ながら大失敗。大きいことが恨めしくなるくらいに生地もクリームもおいしくない。。。

 表面にはこれでもか!というくらい粉糖が振りかけられていて、(食べる前はその粉糖にすら期待していたけれど)口の周りは真っ白になるし、生地もパサパサでしっとり感はまるでないのでやたら食べこぼしてしまった。
 そしてその食べこぼしをめがけて大量のハエが集まってくると。
 
 これが同じ店で売ってるパン?!とプリプリしながら口の周りを粉糖まみれにして

手足をバタバタさせてハエを追いやる私
を、道行く人たちが不思議そうに眺めていた。。。


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翌朝。
 昨夜はなんだかんだとお部屋に不安を感じつつ、一応寝られたのでひとまずヨシとしよう。。。
 共同シャワーしかないので、他のお客さんを待たせないように!と思って頑張ってかなり早起きし、恒例の水シャワー(のみ。だってバスタブなしだもん)、及びパッキング及び宿代の清算まで済ませて、昨日私のマヨルカ島イビサ島とっても濃い思い出を楽しく聞いてくれたフロントのセニョール(おじさん)にタヌ夫さん(キャスター付バックパック)を預かってもらう。

 まずはイマイチ相性がよくないRFNFE(スペイン国鉄)のバレンシアノルド駅に行き、次の目的地のクエンカ行きのチケットを購入。
 前回ノルド駅にきてオラリオ(列車の時刻表)をもらいたかっただけなのに、なぜかチケットを売ろうとする窓口の職員さんと口ゲンカをしてしまい、自分の大人げのなさを少し反省したので、今回はきちんと行き先・大人1枚・乗車日をメモに書いてからチケット売り場の窓口の職員さんに見せたので間違いなくチケットは購入できた。

 バレンシアノルド駅、恐るるに足らずと鼻息も荒くバレンシア市役所のお向かいの郵便局に向かい、イビサ島の思い出などを認めた絵葉書をポストに投函しようとしたところ、投函口がやたら多くて・・・一体どこに入れればいいのやら??
 とりあえず全部スペイン国外に出したいハガキだし、「extranjero」的な単語を書いているところに突っ込んできたけれど・・・多分「外国の」って意味だよね・・・。
あれ?「速達」ってどんな単語だったっけ??もしかして国内速達便の投函口に突っ込んだんじゃあ・・・??
 
 不安になったのでそこらへんを歩いている人をつかまえて「ここに日本宛のハガキを入れたけどOK?」とめちゃくちゃなスペイン語でたずねると、その人は
「OKOK!チャオ~!!」と言ってアッサリ去って行ってしまった。本当にOKなのだろうか・・・。


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 今まで数限りなく泊まってきた「節約旅行者向けのお宿」の部屋には、このバレンシアのお宿とは比べ物にならないくらい狭いところも、窓のひとつもなくて暗くて息苦しくておまけに電気もつかなくて、本当に

「密閉された大き目の棺桶」というようなところも、部屋のドアのカギが昔のお手洗いの鍵みたいに(ちゃんと鍵穴があってそこに鍵を差し込んでカチャリ、なんて上等なものじゃなく)留め金を引っ掛けるだけ(しかもこの宿は毛布まで湿っててそこはかとなくオシッコのニオイがしていた・・・)のところとか、「さすがにコレはないでしょう!!」というお部屋はたくさんあった。そんなお部屋たちに鍛えられたはずだったのに・・・。

 なのにこのレベルのお部屋でこんなに圧迫感を感じるなんて、これからの旅の先行きがちょっと不安になってくるなあ。まあ人間なんて状況に慣れる生き物だから、そのうち元通りの節約旅行者体質に戻れるだろうけど。。。

 でもなんだか寝付けなかったので、気分転換に近くのBar(立ち飲み屋さん)に行ってみることにした。
 
 すると今度は人の多さに「げっ!!」と驚いてしまう始末。
 クラブのパーティで他人にもみくちゃにされても平気だったにも関わらず、街に溢れている人たちを見るとなんだか落ち着かない。マヨルカ島では散々耳についたドイツ語が、バレンシアでは全く聞こえなくなったのも少し寂しい。

 さっきまではバレンシアに戻ってきてやれやれひと安心」という気持ちだったのに、時間が経つにつれてマヨルカ島イビサ島)は良かったなあ」という気持ちの方が強くなってきたような。。。
 ひどい日焼けさえしなきゃほんとはもっと地中海で海水浴もしたかったのに。ひどい日焼けさえなければ、名物電車(マヨルカ島には小さな電車が走っているらしい)に乗って海辺の町にSollerにも行けたのに・・・などなど、し損ねたことをいくつも思いつく。
ひどい日焼けにもかかわらずあれだけ好きに遊べてよかった!とは決して思えないのは根が欲張りだからだろうか・・・

 次にマヨルカ島に行く時は日焼け対策を最優先事項にしようと心に誓いつつ、チビチビと炭酸水を飲む夜は次第に更けていくのだった。。。


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 フロントには私の他には宿泊のお客さんもいなかったので、セニョール(おじさん)を相手にまずはAmnesiaのForm Partyのことから、海水浴で丸焼けの豚みたいになりかけたことなどを報告。
 セニョールも聞き上手で、私の拙いスペイン語にもウンウンと楽しそうに相槌をうってくれた。セニョールは「チルアウト」に一番興味があったみたいで、その時のBGMを知りたがったけど、残念ながら曲名は全く分からない。。。
 
 環境音楽っぽかったのでちゃんとしたメロディーがなかったので、「こんな感じ」ってハミングもできないし。困った私を見てセニョールは「また思い出したら教えてくれればいいよ(多分)」と言って、マヨルカ島に出発する時に予約していたお部屋のカギを渡してくれた。

グラシアス!とお礼を言ってお部屋に入る。
あれ?この部屋。。。

こんなに狭かったっけ?
こんなに暗くて圧迫感があったっけ?そしてこんなに暑かったっけ?
こんなに窓が小さかったっけ?それに風通しも悪い・・・


 マヨルカ島イビサ島での思わぬ優雅なホテルライフのおかげで、今まで何も感じずに「やったあ洗面台がある!鏡もある!」というレベルで喜んでいた安宿のお部屋に対して、免疫がなくなってしまったような・・・。

 節約旅行者に相応しいお宿はこういうところだから!!と自分に言い聞かせつつ、シングルベッドに横になりゴロゴロしていると、なんだか天井がせまってくるような気がしてきた。

強迫神経症だよ、これじゃ・・・。「天井が迫ってくる」なんて、ジャンキーがよくいう台詞じゃない?!


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 セニョール曰く、スペインではあまりアイスオーレはメジャーではないらしい。カフェ(コーヒー)コン(一緒)レチェ(ミルク)でカフェオレもしくはカフェラテにするか、もしくはカフェ コン イエロ(氷)でアイスコーヒーにするのが一般的。両方頼んだので『えらくゼータクな娘だね』って思われたのかも

 スペインだと、カフェ コン イエロ の状態のグラスが1つ、それとは別にレチェを入れたグラスが1つ、と計2つのグラスを目の前に置かれて「あとは自分で混ぜとくれ」みたいに言われることも多々あるので、
 日本じゃアイスオーレは普通にみんな注文するし、日本のアイスオーレはお店の人がカフェもレチェもイエロも全部1つのグラスに入れて持ってくるんだよ!とセニョール(おじさん)に教えてあげると、「日本人は親切だなあ!」って感心されたり・・・。

 ちょっとした異文化交流を楽しみながらの地中海クルーズにもやがて終わりがやって来て、ついにバレンシアのポルト(港)に到着!
 久しぶりのスペイン本土に対して「ああ戻ってきたっ」という感慨を持つあたり、私の気持ちもかなりスペインに根差してきたような気がする。。。

 出発した時の記憶を呼び戻してバレンシアノルド駅近くに予約していた安宿に向かい、「ただいま~!」という気持ちで「HOLA!」とフロントにいたセニョールに挨拶をすると、
「HOLA!予定通りだね!マヨルカ島は楽しかったかい?」と返事をしてくれた。

 ゆきずりの旅行者なのに、ちゃんと私のことを覚えててくれたなんてウレシイなあ。こんな風に言われるなんて、
ほんとにバレンシアに住んでる人になった気分!


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 翌日は少し早起きして水シャワー・水風呂を済ませ、フロントにいた愛想のいいセニョール(おじさん)にアディオス!とお別れをしてからPort(港)へ向かい、バレンシアに戻るフェリーの出港時間まで待合室でTVを見ながら「これから9時間も海の上かあ・・・」と思いながらぼーっとしていた。

 行きのフェリーは夜中の航行だったので意外と「9時間」という長さを感じなかったけれど、今回はカラダもアタマもスッキリしている昼間の移動なので、9時間がやたら長く感じられて仕方がない。

 デッキの日陰のベンチに腰掛けて真っ青な地中海を眺めたり(その間約4時間、島影ひとつ見えない海域を進んでいた。本当に♪海は広いな大きいな だなあ)、海面を覗き込み、フェリーが白波をたてて進んでいるのを見て

「結構な速度だなあ。落ちたら死ぬだろうな」なんて物騒なことを考えたり、屋内に戻ってトミー・リー・ジョーンズとジェシカ・ラングが出ている古い映画を観たり(トミーが呆けたような役を演じているのが面白かったような気がする。もちろんスペイン語吹き替えなので詳しいストーリーは分かっていない)、ひじの内側のめくれかけのヒフ(こんなところの皮が日焼けで剥けるなんて何十年ぶりだろう??)をいじくってみたり。

 それでも全くバレンシアに着く気配がないので、明らかに「たいくつしのぎ」というテイで声をかけてきたセニョール(おじさん)にフェリー内のBar(立ち飲み屋さん)でカフェ・コン・レチェ・コン・イエロ(アイスオーレ)をごちそうしてもらったところ、そのセニョールに

「カフェ・コン・レチェ・コン・イエロ?!」と爆笑されたり。。。


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 行ってみた、はいいけれど、閉館時間まではあとほんの少し。。。
 チケット売り場でしばし見学するべきかここまで来たことでヨシとするべきか逡巡した後、バルセロナにいた時にもチャンスはあったのに、なんだかんだと忙しくて(一人旅なのに『忙しい』ってのもヘンだなあ、と思ったけど、バルセロナにいた時って旅の達人Kくんと一緒に行動してたから、あまり自分一人の時間ってなかったのかもしれない)結局ミロ美術館に行かなかったことを思い出した。ここで行かなきゃもう行けないかも。。。

「美術館」と銘打ってはいるけれど、実際はミロが自分のお母さんの出身地であるマヨルカ島に移住してから、ずっと住んでいたおうちにマヨルカ島で制作した絵や彫刻を展示した、ほんとにアットホームな施設。

 50代になって、やっと作品が評価されたTHE 大器晩成型芸術家ミロ
 名声を得てから亡くなるまで約30年を過ごした自宅(美術館)とそこに収められた作品たちには、なんともいえないゆとりというか安心感があった。
 成功をつかんだ人の心の余裕が未だに建物のそこかしこに漂っている感じ。今も存命なら100歳を越えたはずのミロが、「やあ、よく来たね」と言いながらアトリエのドアを開けてくれそうな雰囲気すらある不思議空間。

 作品は世界で順当に評価され、気候のいい自宅のアトリエで気が向くままに作品をつくり、それに疲れたら眼下に広がる地中海を見ながらのんびりと過ごす。。。なんて贅沢な老後だろう。

芸術家って「短命・夭逝」のイメージだけど、やはり人間長生きしなきゃね、と思う私なのだった。

※読者の皆様へお詫びとお知らせ
PC環境のせいかFC2ブログの不具合かハッキリしないのですが、昨日から
コメントの入力ができない状態です。
FC2ブログの方のところへお邪魔してコメントを入力し、「コメントの確認画面」に進むと見事に文字化けしてしまいます)
現在FC2ブログに問い合わせ中ですが、トラブル解決まで、こちらにコメントを頂いた皆さんのブログにお邪魔してもコメントを残すことができないと思われます。。。ご了承下さい。はてるまが行く!は「コメント確認画面」の設定していないので、「NAME」欄はおかしなことになっていますが、コメントは投稿できるみたいです)

こんなトラブルには負けじと「はてるまが行く!」は明日も続きます!!


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 夢のようなイビサ島からマヨルカ島に戻り、出発前に涙ながらに「ダブルルームをシングルユースの料金で泊まらせて~!!!」と予約のお願いをしていたHOTEL COLONへ向かう。

 フロントには恒例の無愛想(でも本当は日焼け後用ジェルなんかをくれる、結構親切なところもあるけど)なセニョーラ(おばさん)がいたので、
「HOLA!戻ってきたよ~!」と明るく挨拶をすると、私の顔をじっと見つめて一言

「誰?」

 ひえっ忘れられてる!?よもや今から宿探し?と引きつる私を見たセニョーラはニヤリと笑って私の首のつけねを指差しながら、「治ったの?」と質問してきた。・・・あーよかった、覚えててくれて。

「治っていないけどセニョーラがくれたジェルのおかげでずいぶん楽になった。ありがとう!」
 とお礼を言い、広くて明るいお部屋の大きなベッドにゴロリと転がり、スペイン本土に戻ってからの行き先について「歩き方」を片手にしばし考え・・・ようと思っても、アタマの中では狂乱の「泡の夜」がグルグル回っていてあまりいいアイデアは浮かびそうにない。まあいいや、バレンシアに戻る日のお宿(ほんとに久しぶりの「安宿」!)の予約もしてることだし、そんなにあせって計画なんてたてなくても。
 
 お宿の近くのBar(立ち飲み屋さん)でオレンジジュースを飲みながらイビサ島の熱い夜の様子をレポートした絵葉書など認めたあと、極力夕日を避けるようにしながら、HOTEL COLONのあるスペイン広場から出るバスに乗り、(公共交通機関だと運賃もお安くてどこに行くにも

あとどれくらいメーターが上がるんだろう?』とドキドキしなくていいのでとっても気楽)
マヨルカ島の高台にあるミロ美術館に行ってみた。
 

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フロントには昨夜、というか今朝Amnesiaに出発する前に
「ドレスはやめて普段着で行きなさい」
「普段着の下には水着を着て行きなさい」
的確なアドバイスをくれたセニョール(おじさん)がいたので「昨日はセニョールのおかげで楽しかった!グラシアス!」と早口でお礼を言い、シャワー・水風呂・身支度にパッキングをちゃちゃっと済ませるとギリギリでチェックアウトの時間に間に合った。

宿泊代の精算で再びフロントのセニョールに会った時に、Form Partyはすごく楽しかった!と報告すると、セニョールも満足そうにニコニコ笑ってくれた。
お宿代は多少高かったけど、フロントの対応もよかったしお部屋も(狭いけど)いつも清潔にしてくれていたし、シャワーの水の水圧も申し分なかったし。このホテルに泊まってよかったなあ。

フロントにリュックを預け、Amnesiaのディスカウントチケットを売ってくれたお兄さんオネエさんがいるBar(立ち飲み屋さん)でかなり遅めの朝食というか少し早目の昼食を済ませ、お兄さんオネエさんにも昨日のパーティの興奮をひとしきり聞いてもらった後、(お兄さんオネエさんは今日はまた違うクラブのパーティのディスカウントチケットを勧めてくれたので『今日のフェリーでマヨルカ島に戻るから行けない』と断ると、

あらやだ残念!』といかにもオネエ風にガッカリしていたのがかなりおかしかった)ホテルに戻ってリュックを引き取り、フロントのセニョールとお別れをして、マヨルカ島へ戻るフェリーに乗るためにポルト(港)に向かった。

マヨルカ島までの4時間の船旅中、ほんとに濃かったこの数日間のことを再度味わってみた。
世界一の夕焼けを眺めながらのチルアウト、気楽で楽しそうなヒッピーの集まるヒッピーマーケット、そして極めつけの泡踊り(笑)、じゃなくForm Party!!
癒しあり、狂乱ありの夢のような経験を思い出しつつ、想像以上の「エンジョイナイトライフ」を味合わせてくれたイビサ島が次第に小さくなっていくのをフェリーのデッキから眺めていた。

ありがとう!そしてさようならイビサ島・・・。



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テーマ:一人旅 - ジャンル:旅行

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