翌日。
目覚ましが鳴る前に
「うう背中が痛い・・・」と苦しみながら目覚める。 やはり今日も今日とて水浴びと水風呂は必須。できる限り時間をかけて体を冷やしきってから、ちゃちゃっとパッキングを済ませて、HOTEL COLONの無愛想なフロントのセニョーラ(おばさん)に
「明日の夜には帰ってくるから!今日一旦チェックアウトするから、今の部屋を今の値段で明後日の夜から二泊分予約させて!」(今泊まっているお部屋はダブルルームをシングルユースさせてもらっているので、もし新たにカップルのお客がやってきたらお部屋にバス・トイレ無しの普通のシングルルームに追いやられるかも知れず・・・
今の日焼けの状態では部屋にバスタブがないのはとっても辛いはずなので私も必死)と、極力愛想よくお願いしてみた。
「必ず今の部屋を予約できるかどうかは分からないわよ」と、いつものようにクールというか極めてドライな返事をするセニョーラに、Tシャツの襟をぐいっと伸ばしていまだ赤×白の色の対比が痛々しい
ツキノワグママークを見せながら
「今私はひどい日焼けをしているので、部屋にバスタブがないと困るの!お金もあまりないし、ダブルルームの宿泊費は払えないから
どうしてもシングルユースで泊めてもらいたいの!」と畳み掛けると、ドライで無愛想なセニョーラも真っ赤に焼けた私のヒフにはさすがに驚いたらしく、
「こんなカラダで毎日出歩いてたの?痛いでしょう?病院には行ったの?」と、思いがけず優しい言葉をかけてくれた。
無愛想なセニョーラからの予想外の親切なリアクションに驚いた上、ここ数日の睡眠不足と体の辛さが怒涛のように押し寄せてきて、涙腺がいきなり緩み、かなりみっともない事に
「・・・病院に行ってないの!」
と答えると同時に、涙がボロボロ流れてきた。。。 一度泣いてしまうと、体の辛さが気持ちの辛さにすり替わってしまったみたい。
「セニョーラに『こんなカラダで』とか言われた。。。他人に『こんな体で』って思われるくらいひどい状態なのに、知ってる人も一人もいなくて毎日一人ぼっちでウロウロしてる私って・・・なんて寂しい人間なの・・・」なんて考えると、涙腺も涙を止めるタイミングを逃したようで、あとからあとから涙が出てくる。

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