気ままに暮らす旅好き・離島好き・変身写真好きなはてるまの身辺雑記です。
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 あっという間に、アタマのてっぺんから足の先までくまなく、これでもか!というくらい泡まみれになっていた。もちろん服を含めて体中ズブ濡れ。
 ホテルのフロントのセニョール(おじさん)の言うとおり、「普段着 on 水着」でここに来てほんとによかった・・・。「黒いワンピース on 普通の下着」だったら、泡で濡れたとたんにドレスが体にペッタリ張り付いて、カッコ悪くて恥ずかしくて、身動きとれなかったと思うわ。。。

 泡まみれになって知らない人同士もみくちゃになっていると、洗車機の大きな泡ブラシかキッチンの洗物用スポンジになったような気がする。。。
 
 これって楽しい?楽しい・・・のよね?!こんな山奥で泡まみれになって楽しいのか私は?いやきっと楽しいはず、これそエンジョイパーティってヤツに違いないわっ!
と、何が何だか分からないまま、自分を納得させるかのように、なんだかねっとりしてクセのあるニオイがする泡を浴びつつけること数時間
 時計を見ると、(防泡だったみたい。止まってなくてよかった・・・)なんと8:30!!
意外とタフね、私。。。

 狂乱のフォームパーティはまだまだ続きそうな雰囲気ではあるけれど、久しぶりの夜更かしでもう体力の限界・・・もうダメ、もう無理・・・一足お先に失礼させて頂きます、と、まだまだ余力のありそうな若い衆たちと、変なにおいがする泡と、これまた変なにおいがする液体(泡が溶けたものかな?床にぶちまけられたアルコールと混じって、えもいわれぬ妙なニオイがする)まみれのフロアに別れを告げ、Amnesiaから一歩出ると。。。

寒い!そして自分がクサイ!!
 フロアに充満していた変なにおいが自分にも染み付いていたらしく、体中から立ち上る異臭が祭りのあとの気だるさを倍増させる。

 あーんくさいくさい、いくらなんでもこのままでディスコバスには乗れないわっ!!と周りを見ると、泡を流す為であろうシャワーが準備されている。
 私と同じようにはしゃぎすぎた後の気だるい目をして、パーティのお開きまで体力がもたなかった落伍者たちと同じようにシャワーを浴びたら

つっ冷たい!!いくら夏でもこの低温はないわっ!!
こんなに冷たいシャワーを浴びてバスが来るまでズブ濡れで待ってろなんて・・・風邪ひきたいって言ってるようなものじゃないの!!
 夜遊びって・・・ほんとに不健康だなあ・・・。


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 スモークなんて二酸化炭素のカタマリじゃないの?あんなに強烈に吹き付けても大丈夫なのかな?こんなに人がいてただでさえ二酸化炭素が充満してそうなのに・・・。
 ガタイのでっかい白人や黒人ならともかく、小柄な東洋人なんかがあのスモークを吹き付けられたら、あっという間に凍りついちゃいそうな感じだなあ。。。

 強烈なスモークに驚いたり、うわー明らかにゲイだねあの人たちは、と分かるカップルたちの熱愛シーンなんかをチラ見したり、ちょっと踊ってみたりバカ高いカクテルを清水の舞台から飛び降りるような気持ちで注文してチビチビなめってみたりしているうちに、メインフロアにどんどん人が集まり始めた。

 やっと始まる〜!!私も行く〜!!!とフロアの中央に向かって進み始めた時に、あちらこちらでシャンパン??じゃないだろうなあんなに景気よくブチまいてたし。きっとスパークリングワインだと思う。の栓が抜かれ、シャンパン(orスパークリングワイン)シャワーが降り注ぐ。

 わっすごいF1みたい!!と思って喜んでいると、次の瞬間、フロアにひしめくお客の上にぶわわわ〜!!!っと大量の泡が降ってきたっっ!!!

これがAmnesia発祥のForm partyEspumaだっっ!!

 泡が降ってくるとフロアにいる人たちのテンションもものすごいイキオイで上がりはじめる。あちこちでキャーとかワオ!という嬌声があがるわそれまで自分が飲んでいたドリンクのグラスを放り投げるヤカラはいるわ(危ないっての)やたらに泡を掴もうとしてマサイの戦士みたいに垂直跳びを繰り返す元気な男の子はいるわ・・・

 その挙句泡で滑って転ぶドンくさい人もいればええっ?!アンタ見せ魔?!と思うくらい積極的に、自分で脱ぎ始める女子(オシャレなクラブウェアの下に水着はつけているけれどこの水着がまたとんでもなく小さい!ピンポイントしか隠れてないじゃないの!!)もいる。。。

 ああこれぞ阿鼻叫喚。興奮の坩堝ってこういう状態のことをいうのね、きっと。
 

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 出発前のお着替えで時間はかかったものの、3:00くらいにAmnesiaに到着。
「こ、こんなところに?」とちょっと驚くような山奥にあるのが秘密結社めいてるなあ。結社じゃなくてクラブだけど。
 ホテルのフロントのセニョール(おじさん)のアドバイス通りにTシャツ短パンというえらいラフな格好でやって来たけれど、ほんとにドレスコードはないのね?とおそるおそる入場してみると、中にはオサレなクラブウェアを着ている若い衆もいるけれど、大半のお客は私みたいに極めてラフな格好だったのでひと安心。 
 足元もビーチサンダルの人が多くて、いかにバカンスの島とはいえ、こんなにカジュアルでいいんですか?という雰囲気。でもまあ、なんにせよ気後れせずに入り込めてよかったよかった。。。

 最初はさすがにこんなところに女一人で来る人なんていないだろうな〜、目立つかな、目立つだろうな東洋人だし。チンピラ外人にからまれないかな、チンピラ外人向けに警備員とかいるのかな、なんてビクビクしていたけれど、いざダンスフロアに行ってみると、誰もかれも楽しむのに一所懸命になっている。
 人目を気にせず(というか他人を見ているのは私くらいかも?)ベチャつくカップルや、一心不乱に踊る人や、お立ち台の上のバイラーレ(ダンサー)を激写している人などなど、「何かに夢中」な人ばかり。東洋人の女子一人くらい、楽々クラブの闇に溶け込んでしまえたので、早速フロアの中をウロウロと探検することにした。

 打ちっぱなしのコンクリート風の外観から「うわっすごい!!大きいね〜」という印象で、中に入るとダンスフロアはメインとサブの2箇所。こんなに大きな建物でフロアが2箇所。。。そしてどちらのフロアも結構な人出。
 こんなに人が集まって踊り狂っている(もちろん狂わずに自分のペースで踊っている人も多いけど)と、人いきれでフロア内はムンムンしそうな気がするのに、さほどねっとりした熱気を感じないのは、さっきから

ものすごいイキオイでスモークが吹き出しているからかしら・・・。

 
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私が不安そうな顔をしているせいか、フロントのセニョール(おじさん)はにっこり笑顔で笑って「Amnesiaのパーティだろう?

濡れてもいい格好で行かないと!」
と教えてくれた。
 このドレス、ポリエステル100%だし濡れても大丈夫!と答えると、セニョールは更に「そのドレスがもう2度と着られなくなってもいいのかい?普段着で行きなさい、普段着で!とアドバイスしてくれたけど・・・普段着って。。。
このドレス以外にはいつものTシャツと短パンしか持ってないのに、ほんとにそんな格好でいいのかな?門前払いされないかな??

と不安を抱きつつ、地元の人のアドバイスには従って置く方がよかろうと判断。
部屋に戻っていつもの短パンと、夕方に手洗いをしたところなのでまだ生乾きのTシャツを着、フロントのセニョールに改めて「行ってきまーす!」と言うと、よしよし、という風にうなづいた後、水着を着た?」とまた新たな質問を投げかけた。

水着?着てないよ・・・「ドレスじゃなく普通の格好で行きなさい」ってのと一緒に「水着『も』着て行きなさい」って言ってくれればよかったのに・・・。
と、セニョールのコマ切れのアドバイスに少し不満を抱きつつ、再びお部屋に戻ってTシャツ・短パンの下に水着を着て、「さあこれでもう注文はないでしょ!」とばかりにフロントのセニョールに三たび「行ってきまーす」と挨拶をすると、やっと「楽しんでいらっしゃい(多分)」と笑顔で見送ってくれた。

しかも!夜も遅いし、Amnesiaまでは遠いから、ということでタクシーまで呼んでくれていた。

セニョール、気が利く〜!と言いたいところだけど、当初の予定ではイビサの町とクラブ間を結ぶ「クラブバス」(「ディスコバス」だったかな??)で出発するつもりだったけど、セニョールの言うとおり何度も何度も着替えている間にバスの発車時刻に間に合わなくなってしまったのでした。ということでまた散財。とことんお金がかかるなあ。タクシー代ってほんとバカにならないわ・・・。


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ヒッピーマーケットではインド人っぽい人たちがたくさんいて、地中海にいながらにしてアジアの空気も感じられる。

『Made in INDIA』という手書きの看板を出しているお店も多く、これでスパイシーな香りでも漂ってくればもっとエキゾチックだろうな。日本の(もしかして大阪だけ??)フリーマーケットのように「500円」という値札がついている商品でも

「ちょっとおねえちゃん!!

これ2個買うから300円にまけてや〜!!」
(もちろん1個300円ではなく、2個で300円に値切られる。どれだけ値切ったら気が済むねん)というようなめちゃくちゃな値切りシーンも見かけず、売り手も買い手ものどかに穏やかに買い物を楽しんでいる。こんな風に生活の糧を手に入れて、夕方になればサンセットを見ながらチルアウトをして心を癒すと。
 長生きできそうないい暮らしだなあ。いいなーヒッピーって。。。

 イビサの町に戻ったあとはBar(立ち飲み屋さん)でカフェ・コン・レチェ・コン・イエロ(アイスオーレ)を飲みながら、サンセットの時間を待ち、今日は昨日のCafe del Marのお隣の『MAMBO』というお店に行ってみた。

 MAMBOのDJが選んだ曲をBGMに地中海に沈む太陽を眺めていると、昨日と同じく心のコリがほぐれていくようなゆったりした気分。(こんな気楽な生活を送ってて『心のコリ』なんてあるのか?という気がしないでもないけど・・・

『世界一素晴らしい夕焼け』を楽しんだあとは、今日のメインイベントの為に一旦ホテルに戻り、水浴びと水風呂を済ませてから仮眠。
 午前1時を回った頃に起き出して、一張羅(と言ってもいつもの黒いポリエステルのワンピース)を着ておめかしし、「Amnesiaのパーティに行ってきまーす!」と、ホテルのフロントのセニョール(おじさん)と挨拶をすると、セニョールは
パーティに行くのにそんな格好で大丈夫かい?(多分)」と心配そうに一言。

 えっもっともっともっとドレスアップしないとダメってこと??でも私のMAXオシャレ着ってこのワンピースだけなんだけど。。。
 そういえばお昼にイビサの町を歩いてみた時に、いかにもクラブウェア、みたいな服を売ってるのをたくさん見かけたけど、ワンナイトエンジョイパーティの為にこれ以上散財できないし、お店の前を素通りしただけだったんだよね・・・。パーティにドレスコードがあるかどうかを昨日「クラブのパーティに行くべきだよ!」って勧めてくれたタクシーの運転手さんか、今朝パーティのディスカウントチケットを売ってくれたお兄さんオネエさんに聞いておけばよかった。。。


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エンジョイナイトライフ&エンジョイパーティ!!
とエラそうに言ってはいるものの、実はハウスもトランスもよく分からない私なので、各クラブやディスコのレコードショップに入ってはみたけれどお目当てのレコードがあるわけでもなく・・・。
 なんとなくレコードのジャケットなど見ながら、「あ、これカワイイ」「うーんイマイチ」などとひとりごちていた。
 他のお客さんの目には、ブツブツ言いながら手当たり次第にレコードを手に取り、曲目も確かめずにジャケットだけをナナメ見している東洋人はさぞかし「ど素人」に見えただろうなあ。

 クラブやディスコのグッズ販売店(オフィシャルグッズ店なのかなあ?)も覗き、せっかく来た記念にTシャツでも買おうかな、と思ったけれど、うーーーん・・・これはちょっと着る勇気が無い、というようなデザインのものや、うーーーーーん、このピッタリしたシルエットのものを着こなすのは不可能!!と思うようなTシャツばかり。自分へのお土産は諦めて、軽くお昼ごはんを済ませたあと、お兄さんオネエさんのアドバイスに従ってヒッピーマーケットに行くことにした。
紫外線が怖いので移動はまたまたタクシー。

出費だ散財だあ!!どうしようどうしよう・・・」なんて言いつつ、かなりの姫観光だなあ・・・。なんだか「節約旅行者」って感じじゃなくなったきたような今日この頃。

 などと最近の自分の根性のなさと浪費癖を気に病みつつ、タクシーの運転手さんに「中国人?」などと聞かれながら、Sant Carlesというところで開かれているヒッピーマーケットに到着。

 緑の山を背景に広がる会場は、私の「ヒッピー」マーケットというイメージ、「地べたにゴザ敷いて手作りアクセサリーやなんかよく分からない木工製品を売る」というものを覆し、足元は白い砂利が敷き詰められていて一応整地されている感じ。白いビニールテント(小学校や中学校の運動会で来賓席の上に張られてたようなヤツ)を張って、商品も「わっカワイイ!と思うようなデザインのTシャツがキレイに並べて陳列されていたり、アクセサリーにしても見たことがないような細工のブレスレットや、ものすごく手がかかっていそうなビーズのネックレスなどなど、思わず手に取ってしまうものがたくさん並んでいる。
 
 時間と手間をかけて作ったんだろうな、と思う商品を並べているお店の隣にはどう見てもスーパーボールにしか見えないゴムボールを結構なお値段で売っているお店があったり。「この値段でスーパーボール買う人なんているのお?」と思いながら見ているとTHE 観光客っぽい人たちが数人やって来てめいめい5個くらいスーパーボールを買って行くところを目撃。イビサ島における需要と供給を垣間見た。。。


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 あまりに長い間私が黙って手元のクーポンを見つめていたせいか、お兄さんオネエさんは「これがディスカウントチケットよ」と、現物のチケットを見せてくれた。
 
 チケット自体は胡散臭げなものではなく、クラブの名称が入っているだけで、「DISCOUNT」という文字もない。正規のチケットか、前売りのチケットみたいな感じ。
 で、いくらになるの?と聞くと、なんと5,000円!
 昨日のPACHAの入場料も結構高かったし。このチケットで今日もまた5,000円の出費。。。連日連夜の散財だなあ。

 日本で「クラブのパーティ」なんてものに行こうと思ったら相場はどれくらいなのかな?5,000円ってかなりボラれてるのかもしれないな〜とチラリと思ったけれど、結局、Bar(立ち飲み屋さん)で出あったお兄さんオネエさんからのディスカウントチケットを買ってしまった。(一応ちょっとだけネゴして400円くらいまけてもらったけど)

 その後、チケットが売れて更にご機嫌が良くなったお兄さんオネエさんに、「砂浜でサンセットを眺めるチルアウトの時間まで何をしようか考え中」、というと

ヒッピーマーケットをオススメしてくれた。そんな見どころもあるとは、さすがヒッピーがたくさんいるイビサ島ならでは。イビサの町を少し見てから、ヒッピーマーケットに行ってみるね!グラシアス!とお兄さんオネエさんにお礼を言い、一旦ホテルに戻った。

 昨日はマヨルカ島からのフェリーが到着した港からホテルまで、ほぼわき目も振らずに突き進んできたので、イビサの町をしっかり見学するのは実質今日がはじめて。
 ここは本当に「ディスコ&クラブの島」らしく、町の通りにはあちこちにクラブやディスコのグッズを売るお店や、各クラブやディスコで流れる音楽のレコードショップ(CDショップじゃないところがいかにも、という感じ)が目に付く。
 昨日お年寄りたちの熱いダンスを堪能した「PACHA」のキャラクターになっているのはさくらんぼ。老舗ディスコ(クラブ?)のキャラクターがさくらんぼ、ってなんだかカワイイなあ。


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翌日。
昨夜水シャワー・水風呂を済ませてベッドに入ると、嬉しい事に「痛!」とか「熱!」などと思うことなく、朝まで普通に寝られた。
 昨日一日、日中は紫外線を避けてゆっくり休み、夕方からはチルアウトで素晴らしいサンセットを眺めて、心も体もリラックスできたおかげかしら。
 今晩も「エンジョイパーティ」の予定だし、日中に出歩いて疲れちゃったらダメかな〜とか、でも3時4時に元気になってればいいんだし、疲れて帰ってきても仮眠を取って充電すれば大丈夫かな?などと体力と相談しながら今日のプランを考えてみる。

 ホテル内をよく見ると、フロントにも色々なクラブやディスコのフライヤーやフリーペーパーがあり、(いつも頼りにしている『歩き方』には、クラブ情報なんて皆無なので)それらを片手に軽めの水風呂を済ませたあと、ホテルの近くのBar(立ち飲み屋さん)のカウンター席でオレンジジュースとボガディーリョ(サンドイッチ)を食べながら、ホテルでもらったフリーペーパーやフライヤーを見ていると、カウンターの中にいたお兄さん(珍しくセニョール(おじさん)世代じゃない!!)に、

ねえ、どこのパーティに行ったの?」と聞かれた。
この口調そしてこの雰囲気・・・この人、見た目は「お兄さん」だけど中身は「オネエさん」だわ、きっと。
 
お兄さんオネエさんに「昨夜PACHAに行った。帰りのタクシーで運転手さんに『どこかのクラブのパーティに行け!』って言われたから、どこのクラブに行くか考えてるの」と答えると、

Amnesiaのパーティはすごいわよ!私ディスカウントチケットを持ってるから、買わない?」と言われてしまった。おいおいいきなりダフ屋行為?このお兄さんオネエさんたら、商売上手ね〜。。。

 ディスカウントクーポンがついたフライヤーなら昨日運転手さんにももらったしなあ・・・クーポンを使うのと、ここでディスカウントチケットを買うのと、どちらがトクなのかなあ??いやいやでもいきなりここで声をかけてきたこのオネエさんを信用してもいいのかな?
お金を払ってニセモノのチケットをつかまされたらお話にならないしなあ・・・などと、久しぶりに大阪人の計算高さを発揮。

(計算高いのに数字が苦手で金額の計算をするのがものすごく遅い為、かなりの時間無言でクーポンを見つめていたと思われる)


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 PACHAを出てタクシーを拾い、運転手さんに泊まっているホテルの名前を告げると
「もうホテルに戻るの?パーティには行かないの?」と驚かれた。

 パーティ??どこで?と聞くと、シーズン中ならどこかしらのクラブで開催されているらしい。どこかしらで、って言われてもねえ・・・と、イマイチ私の食いつきが悪かったせいか、運転手さんは「君は今までPACHAにいただろう?PACHAは年寄りが多いよ!もっと他のクラブにも行ってみるべきだよ!」と更にプッシュしてきた。

 あ、そうなの?でもお年寄りがあんな風に楽しそうに踊るところなんて日本じゃなかなかお目にかかれないから、私はPACHAでもかなり楽しめたよ、というようなことを答えると運転手さんは、「まあそう言わずに一度パーティに行ってみれば?」と言いつつ、
DISCOUNT」と書かれたフライヤーを何枚かくれた。

 パーティの開始時間を見てみると、たいていどこも0:00開始、1:00時開始、というような時間帯になっているらしい。これなら今からでも行けそうじゃない?と運転手さんに聞くと、たとえ0時や1時に始まっても、パーティが盛り上がるのは3時〜4時、遅い時間帯に盛り上がるクラブだと

5時・6時にすごいイベントを始めるクラブもあるらしい。

 「すごいイベント」はいいけど6時って・・・朝じゃないの。体力がないと楽しめなさそう。それにしても夕暮れのチルアウトから夜明けのパーティまで、時場所問わずに色々な方向で楽しめるんだなあ、イビサ島って。

 運転手さんは自分もクラブ(で開催されるパーティ)が好きなのか、開始時間の事以外にも一番オススメのクラブや、『この時間帯から盛り上がるから』と、オイシイとこ取りで3時〜4時にクラブに行くと、人気があるクラブでは入場制限を設けていて門前払いをくらうかもしれないので、行ってみたいパーティがあれば、できれば2時くらいにはお目当てのクラブに入場しておく方がよい、などなど色々と詳しく教えてくれた。
 そしてホテルに着く頃には、何にでも影響を受けやすい私は当然のように
「よし!明日の夜はクラブでエンジョイパーティだ!!」と思うに至っていた。ああ単純・・・。


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で、いざPACHAに行ってみてビックリ!
 予想以上に本当に、本当に年齢層が幅広い・・・。
「幅広い」なんて言っても20代〜40代ってところでしょ、という私の予想は、フロアで楽しげに踊っているおじいちゃんやおばあちゃんに、ものの見事にくつがえされたのだった。。。

老けて見えるけど年齢的にはセニョール(おじさん)・セニョーラ(おばさん)」という感じではなく、顔のシワシワ具合、そして踊る時の身のこなしから想像するに、あきらかに50〜60代、なんなら70代くらいのおじいちゃんやおばあちゃんが若い子たち(30代くらいの人が『若い子』に見えてしまう・・・)と同じように、同じ曲を楽しみながら踊っているというこの画!
なんて壮観な。。。


 チルアウトとはまた違った意味で、イビサには度肝を抜かれました。
 あーーーほんとにすごい画だ。日本のお年寄りたちにもぜひ頑張って頂きたいような、でも自分のおばあちゃんがこんなところで踊っているのは見たくないような。。。ジロジロ見ちゃ失礼!と思いつつ、元気いっぱいのお年寄りたちから目が離せなかったのでした・・・。

 お立ち台(なんだか懐かしい響き)の上にはPACHA専属っぽいバイラーレ(というとなんとなくフラメンコっぽい。『ダンサー』の方が雰囲気が伝わりそうだなあ)がいて、リズムに乗って長い手足を激しく動かす様は

「うわ〜、外人ってカッコいい!!」
の一言に尽きる。

今日は目の保養の連続だなあ。イビサって楽しいっ!!
 と、PACHAにてしばし「ヒートアップしている方」のイビサ島を楽しんでいると、日焼けしたヒフが「そろそろ水風呂!!」と訴えてきた。。。 
 あまり無理をしてまた「あら?貧血?」みたいな事になると楽しい気分も台無しなので、盛り上がり続けるおじいちゃんやおばあちゃん(もちろん若いお客もいるけれど、珍しいもの見たさでどうしてもお年寄りに注目してしまう・・・)の見納めをして、ホテルに戻る決心がついた。


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 イビサ島の浜辺には、今いるcafe del Mar以外にも、何軒も有名で立派なBar(立ち飲み屋さん といっても私がよく利用する『狭い店内のカウンター内に愛想のいいセニョール(おじさん)が一人いて、お客は昼間っからヒマをもてあましていそうなセニョールたちがカードゲームなんかをしながら

「オラ!セニョリータ!」なんて声をかけてきてくれるようなローカル色の強いBarでは決してない。
同じ『Bar』というカテゴリーでも色々あるんだなあ)があり、それぞれのカフェやBarごとに、そしてその日のDJの気分や好みによっても、チルアウトの時に流すBGMの選曲の特色が出るらしい。

 そんなことを知ってしまうと、じゃあ明日もまた違う味わいのチルアウトを楽しみに浜辺にやってこなくちゃ!って思っちゃうなあ。たった一度の経験で、すっかりチルアウトにハマったみたい。。。環境音楽って、今まであまり興味がなかったジャンルだけれどこんなにいいものだとは思わなかった。
 何に関しても『食わず嫌い』はもったいないことだと知ったイビサの夕べだった。

「クールダウン」は堪能したし、じゃあ次はやっぱり「ヒートアップ」でしょう!マヨルカ島で達成できなかったエンジョイナイトライフを幕開けさせちゃおうかなあ。。。

 イビサ島は以前も書いたように「クラブ・ディスコでとっても有名」なところ。そして今はまさにイビサのオンシーズン中!!

「amnesia」「Privilege」「Space」と、有名どころのディスコ(『クラブ』か?ディスコとクラブとの違いは何なのだろう)は数々あれど、私が目をつけてたのは老舗の「PACHA」。
なぜこのPACHAを選んだかというと、客層がとっても幅広い(らしい)ので。日本でもクラブやディスコなんてとんと行かないし、
第一クラブなんてYOYO系の若い衆の巣窟』ってイメージで・・・なんだか怖くて足を踏み入れたこともない。意外と小心者。なのになぜ海外ではこんなに「エンジョイナイトライフ」を欲しているのだろう私は・・・。
 外人(白人)って見た目は東洋人より老けて見えがちだし、まあそんなに気を使わなくても

「あっおばさんが来た!」なんて思われることはなさそうだけれど、小僧や小娘ばかりのところでヒヤヒヤするより、やっぱり同年代の人がいる方が落ち着くかなあ、なんて思って。
 

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 『世界一美しい夕焼け』に間に合うように、イビサ島各地にいたのであろう観光客たちがゾロゾロと集まり始め、思い思いに砂浜に腰を下ろしていくのを店内から羨ましく眺めていた。
 一人旅なのでキレイな景色を見ても「うわーキレイっっと思いつつ、一人しみじみ楽しむことが多いので、今みたいに周りにたくさんの人がいて、しかもBGMも流れているなんてとっても新鮮。
「海に夕日が沈む」という事象も、今まで何度となく見てきたはずなのに、のんびりしたBGMに包まれて、他の人の気配を感じながら眺めると格別の味わいがあるなあ。なんだか日焼けした肌のほてりもおさまってくるような。

 いつまでもいつまでもこの夕日が沈まなければいいのになあ。。。


 水平線のはるか上はまだほのかに薄いみずいろを残し、沈みゆく太陽は砂浜に向かい、海面に一筋の金色の道を照らす。
 太陽の光を浴びながら金色の道の上を歩く自分を想像している間に、いつの間にか太陽は水平線に沈みかけていて、薄いみずいろだった空も淡いピンクやオレンジが混ざったような、なんともいえない優しい色合いにかわってきた。。。
 そして、印象派が描く夕焼けのお手本のような夕空を見ていると心がとっても温かくなってきた。

 太陽が沈みきる頃を見計らっていた(と思われる)Cafe del MarのDJは、いかにも最後の曲にふさわしい、メロディが自然にフェードアウトしていく曲を流してくれて、本当にいいタイミングでBGMもサンセットも「終了」という雰囲気になった。

 すると、その場にいた観光客やヒッピーからは自然に拍手が・・・もちろん私もみんなと一緒に手を叩いていた。お年寄りみたいだけど・・・

極楽ってこんなところかもしれない。


 見慣れたはずのサンセットも、それにふさわしいBGMと一緒に楽しむとほんとに癒しになるんだなあ。
 こんなに心が穏やかになるなら、たとえ裕福に暮らせなくっても、ひがな一日好きなアクセサリーを作って観光客相手に細々と販売して、少しのお金を手にして毎日浜辺のカフェでチルアウトをする、っていう生活も悪くないなあ、なんて思ってしまった。


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 ホテルの部屋で水浴びと水風呂を済ませてしばしくつろぎ、「チルアウト」を楽しむために、イビサでは超超超有名なビーチバー、『Cafe del