あいたたあいたた、と思いながら波打ち際に広がる石のエリアをかろうじてクリアすると、足元ははさらっさらの砂に変わった。一段上のステージだ。。
やったーこれで地中海独り占め!!と喜びながら、ものすごい遠浅のプラヤ(海岸)を更にずんずん歩く私。
なかなか泳げる深さにならないので
地中海の日差しをマトモに肩で受け止めながらずりずりと歩くと、やっと海水が腰くらいの深さになってくれた。
さあ本格的に泳ぐぞ!我流の平泳ぎながら、日本では遊泳区域の限界にぷかぷか浮いてるブイまで泳がないと気がすまない私。
地中海にはブイがないので泳ぎすぎに注意しなくては・・・。 遠浅のプラヤをてくてく歩いた甲斐があり、ここからだと昨日ため息混じりで見学した巨大なカテドラルの全景を眺めながらのんびり泳げる。
なんて優雅な海水浴。日差しは強いけど、海水は冷たくてちょうどいい感じだし、空ははてしなく青空。
青い空には
マヨルカ空港に離発着するヒコーキが飛行機雲を何本も描き、ほんとに
「絵になる風景」こんな風景の中に自分がいるなんてねえ。。。 日本ならここらあたりにブイが浮かんでいるであろう、と思うところまで泳いで、
目を瞑って仰向けになり、波に揺られているとカラダから余分な力が抜けていくのが分かる。HOTEL COLONの愛想の悪いセニョーラ(おばさん)や、ベルベル城に向かうバスでどう頑張ってもベルベル城の最寄のバス停を教えてくれなかったいけずなバスの運転手に出会ったことも脳のヒダからすーーーっと溶けて耳の穴から流れ出して行くみたい。
海って偉大だ・・・。 ぷかぷか浮いたまま、閉じたまぶたを通していても眩しいくらいの
地中海の太陽としばし戯れる。体のオモテだけ焼けるのも困るので、潮の流れでできる『ゴミの道』にぶつかり、枯れ草やら
ナプキン(しかも使用済み・・・)にしばしば行く手を阻まれつつ、バスタオルを敷いておいたプラヤ(海岸)まで戻り、うつぶせに寝転んでお水を飲みながら
『ねじまき鳥』を読んでみたり。
なんだか背中がチリチリしてきた、マヨルカの太陽は効くねえ、と思ったらまた海に出てじゃぶじゃぶ泳ぎ、飛行機雲を眺めながらカラダを冷やして、落ち着いたら(ゴミの道は避けつつ)プラヤに戻ってゴロゴロする、という泳→ゴロゴロ→泳→ゴロゴロ→泳→ゴロゴロを、
トータルで4セットくらい繰り返した。
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