と、万一の時の事の場合の妄想などたくましくしながらせっせと足を動かし、雑木林の中の遊歩道のような道を進んでいくと、たまーに見かける
「コレもしかしてお城?」と疑ってしまうくらい簡略化されたイラストが描かれた標識らしきもの(でも
『お城はコチラ』というような矢印も
『ベルベル城』という名称も書かれていない。これを標識といっていいのか、判断に迷うところ)だけが頼り。
一応こんな標識モドキが立ってるくらいだから、
観光客の一人や二人きっといるはず!と自分に言い聞かせ、汗をかきかき坂道を上り続ける。遊歩道を30分くらい歩き続けた頃、
「あっもしかしてコレでは?!!」と思う建物にたどり着いた。
無事に着いてよかった。。。しかしめちゃくちゃ暑いなあ
マヨルカ島は。日焼け止めが汗で流れて、紫外線が突き刺さっている状態のほっぺや鼻のアタマがヒリヒリするったらない。これが
地中海の日差しなのね。
ベルベル城は
パルマ・デ・マヨルカの西方の丘の上に建つお城。
Bellver(ベルベル:眺めのよい)という名に恥じないお城で、ここからは
パルマ・デ・マヨルカの街とパルマ湾が一望できるところ。往時はパルマ王の夏の離宮だったらしい。
そしてそんな高貴なお方のお住まいとして建てられたにもかかわらず、パルマ王がいなくなった後、20世紀初頭までは監獄として使われたという光と闇の歴史を持つお城。(と大層な書き方をしたけれど、ヨーロッパのお城ってその時々でこんなふうに両極端の使い方をされたものが多い)
建物の形↓

は、ホテルのフロントのセニョーラが
「そんなものやってないわよ!」と言い放った
Toros(闘牛)の会場を思い出させる。
建物にぐるりを取り巻かれた中庭状の円形のお庭から見上げる青い空がとってもキレイで、
ああ地中海に来たんだなあ、とやっと実感が湧いてきた。海から離れたせいか、あまり潮風は感じないものの、やはり
内陸部のラ・マンチャや大都会のバレンシアとは空気の味も違う気がする。 与那国島にある
Dr.コトーの診療所のセット同様、
ベルベル城は建物の屋根の上にも上っていいみたい。結局私以外の観光客はいなくて
ベルベル城は貸切状態。
ほんとに贅沢な観光をさせてもらってるなあ・・・。夏の旅キャンペーン中
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この記事はブログルポの
海外旅行特集の依頼により執筆しました。
