素直に
スペインの陶器に感動していた可愛らしい日本人の女の子を、目的地のサンピオV世美術館まで案内した。
P&Gの特別展がものすごく面白いからオススメよ!と言いかけたけれど。。
このピュアな女の子には鎖で縛られた美少年は刺激が強すぎるのではなかろうか、と思いなおしたので、
「過激な展示物もあるから気をつけてね!」とだけアドバイスしてお別れした。
女の子と別れたあと、ポルト(港)に向うバスに乗るまではまだ時間があったので、念の為にもう一度今朝チェックアウトしたお宿に戻り
、「マヨルカ島から帰ってきた日に泊まる予約はちゃんと入ってる?宿代は前払いで今朝精算したから、
次にここに来た時はお金は払わないからね!!」とくどくどとフロントのセニョール(おじさん)に念を押した。
セニョールが苦笑いをしながら
「OKOK!お金はいらないよ」と言ってくれたのに、
「私が戻ってきた時にもう一人のセニョールがフロントにいても、お金を払わなくっていいように伝えておいてね!!」と更にお願いし(
東洋人はものすごくお金にウルサイなあ、と思われただろうな)、最後には
「Si!!OKOKOKOKOK!」と笑われてしまった。
たとえ1泊1,500円とはいえ、無駄遣いはできないのでセニョールに笑われるくらいはなんてことないもんね。
お宿のフロントのセニョールに笑いながら送り出され、ポルト行きのバスに乗って、夜なのにまだまだ明るいバレンシアを離れた。
マヨルカ島行きのフェリーは、
おおこれなら片道9時間でも船酔いしなさそう、と安心できるくらいかなり立派なもの。こんなに大きなフェリーにこれだけのお客でごめんなさい、と思うくらいにお客は少ない。バカンスシーズン以外はいつもこんな感じなのかな?いつもこんなじゃ採算割れしそうだけど・・・。
『23:30出発』とオラリオ(時刻表)には明記しているにもかかわらず、ずいぶん早く乗船させるなあ・・・と思っていたら、なんと!!22:00にフェリーはポルトを出航したのだった。
予告なく1時間も早く出るのはやめてよね!!ここはスペインでしょうが。
遅れるならともかく、出発が早まるなんて想定外も甚だしいわっ。
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