なぜ私が少々神経過敏気味になっているかというと・・・まずは
ETA(
「バスク祖国と自由」)について簡単にご説明を。
固有の言語、文化を持つバスク人が生活している
スペイン北部〜フランスにまたがる
バスク地方は、生産力にも工業力にも恵まれた地域だったせいで雇用を求める
バスク人以外の民族(バルセロナがあるカタルーニャ地方の人たちなど)が大量に流入し、その結果自分たちの民族の尊厳や伝統文化の破壊を恐れた人達が民族運動を展開することになった。
その後
スペイン内乱をきっかけにして自治政府が誕生したけれど、その後自治政府がフランコ将軍率いる反乱軍に敗れると、それまで使用を認められていた
バスク語(他民族にとってはかなり難解な言語らしい)の使用は禁止され、
スペイン中央政府によって自治獲得運動も弾圧されていく。
この弾圧の中で先鋭化した
バスク人達が結成したのが、私が『もしやこのご夫婦、
ETA(バスク祖国と自由)では?』と妄想していた民族組織
ETA。
ETAは1959年に、それまでの穏健派から離脱した先鋭集団が非合法のテロ組織として成長し、1973年には当時の
バスク首相カレロ・ブランコを暗殺したり、『革命税』という税金を市民から徴収して活動資金にし、革命税を納めない企業や商店に対して、爆破テロや社員誘拐までやらかす始末。そんなこんなで発足当時は一般の
バスク人からも支持されていたものの、次第にその支持もなくなり、孤立したという歴史をもつ。
よく考えればこの人の良さそうな初老のご夫婦がETAのメンバーなわけはない、と思うんだけど。。。
「バスク」って聞くとそこはかとない緊張と共に、大昔に見た「丸い巨大な石を肩の乗せてゴロゴロ転がす」というものすごくインパクトのあったCMを思い出すなあ。
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