最近とみに無駄遣いというか、ちょっとした贅沢が身についてきたなあ。
放浪を始めた頃なら
「少しでもお金はセーブしなきゃ!」って必死だったから、多分窓なしの
1泊1,500円の物置っぽい部屋を選んでたはずなのに。。と昔の私を懐かしみつつ、ビアッヘ(旅行代理店)を見つけたので立ち寄って
バレンシアから出るフェリーの無料のオラリオ(時刻表)を頂いた。
せっかく海沿いの街に来たんだから、
地中海で泳いじゃえ!と久しぶりの海水浴計画にニヤニヤしながら、人気のないメルカードセントラル(中央市場)で今日の晩ごはんになりそうなパンや生ハムを買い、メルカードセントラルのお向かいにある「ラ・ロンハ」という建物を見学。
ここは昔の交易所で、今は集会所として使われているらしい。たくさん人が集まる場所にふさわしく、建物の外側の彫刻も手が込んでいる。飾り窓の彫刻もすごく細かくて、手間がかかってるなあ、と感心するくらい。そして建物の中に入ると表面をらせん状に彫られた、うねうねした柱が立ち並ぶ。
たしかに立派な建物ではある。あるけれども・・・教会のように祭壇があるわけでもなく、美術館のように絵画や彫刻があるわけでもないので、
素直に
「うねうねの柱がたくさんあるな~」と感心すると、他にすることもなくなったのでそそくさとラ・ロンハを後にした。(後で知ったけど、ココって
世界遺産らしい。。。
世界遺産もピンキリだなあ)
Bar(立ち飲み屋さん)でぬるいセルベッソ(ビール)をチビチビ飲みながら、先程ビアッヘでもらったオラリオを見ていると、私が行こうと思っている島へのフェリーは曜日が数字で書かかれていて
(1=月曜日 2=火曜日・・・7=日曜日という具合)すごく分かりにくい上に(『歩き方』にはフェリーは週6・7便ある、って書いているのに)このオラリオには、フェリーは週に1本、という記載が。
他のフェリー会社のオラリオもどこかで手に入らないかな?と思ったので、Barのセニョールに最寄のビアッヘの場所を教えてもらい、そのビアッヘで疑問点を色々と質問してみると、窓口にいたセニョーラ(おばさん)は私のヘタクソな
スペイン語を一所懸命聞いてくれて、全ての質問に答えてくれた上に、
「バレンシアからバスで30分くらいのところにキレイなプラヤ(海岸)があるわよ!」と教えてくれた。
親切なセニョーラはプラヤへのバス停・バスの発車時刻なども、こちらが尋ねる前に教えてくれる。痒いところに手が届くような対応に
「さすが大都市の旅行代理店だなあ」と実感。
アルカサル・デ・サン・ファンのバスターミナルで
私
「コンスエグラまで日帰りできる?」職員
「多分」私
「コンスエグラからアルカサル・デ・サン・ファンに戻ってくるバスの時刻を教えて」職員
「ここじゃ分からない。コンスエグラで聞いてくれ!」って言われたのとは大違い。。。

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