別れの寂しさを紛らわそうと、
ラ・マンチャの次はどこに行こうかしら、と
「歩き方」を片手に、一人作戦会議を開いた。その合間にお宿のおばあちゃんとセニョーラ(おばさん:多分おばあちゃんの娘)にもお別れの絵はがきなど認めて、お別れの準備は着々と進んでいく。。。
絵はがきに宛名を書こうと思ったので、おばあちゃんとセニョーラに名前を聞いてみると、おばあちゃんはMARIA、セニョーラはMARIA del CALMEN。
デル カルメン!スペインっぽくて素敵!というとMARIAが
「私が名づけたのよ!」とえっへん!という感じで胸を張ったのがおかしかった。
コルドバといい
アルカサル・デ・サン・ファンといい、
MARIAって名前の人とはご縁が深い・・・って思ったけど、外人の名前って日本人の名前ほどバラエティに富んでないから、同名の人が多いのも当然なんだろうな。そして翌日。
早起きして
RENFE(スペイン鉄道)の駅でチケットを買い、ついでにずーーっと気になっていたお得な乗車券、タルヘタドラーダとカルトホベンの2種類について
「これ外人でも買える?」と聞いてみると、ドラーダの方は60歳以上じゃないと買えないので絶対無理、ホベンの方は18~26歳なら買えるけど、ホベンカード(??)なるものをバンコ(銀行)に行って作ってこないとダメらしい。
26歳までかあ。
じゃあホベンもダメだあ。。。としゅんとしていると、親切な駅員さんは私が年齢制限ではなく、バンコの場所が分からなくて困っている、と
うれしい誤解をしてくれたらしく、
「ここに行けばいいのよ!」と言いながら、最寄のバンコまでの簡単な地図と、住所と電話番号をメモした紙を渡してくれた。
若く見られたから褒めるわけじゃないけど・・・アルカサル・デ・サン・ファンの駅員さんっていい人揃いだなあ。駅でチケットを買ってからお宿に戻り、チェックアウトと同時に、昨日頑張って会話集を参考して書いたお別れの絵はがきをMARIAとdel CALMENのダブルマリアに渡すととっても喜んでくれた。
「電車はアラ ドス イ メディアに出るから、それまで荷物を預かっててくれる?」とお願いすると、快く
OK!と言ってくれたので、タヌ夫さん(キャスター付きリュック)をお宿に置いたままにしておき、勝手知ったるメルカード(市場)で移動中の食べ物や飲み物を調達。またしてもちょっと贅沢して生ハムも買っちゃった。
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