私がもし
ドン・キホーテだったら、
何基目の風車に突撃したかな?右端のはなんだか強そうだから、その隣のにしようかな・・・なんて考えながらぼーっと風車を見上げていると、不思議なことに、長い間使われていないはずの
風車の羽根がくるくると回っているような気がした。はるばる
コンスエグラまで来た私に、旅のカミサマがご褒美として見せてくれた錯覚かもしれないなあ。。。
私だけの思い出を作ってくれてありがとうカミサマ。
おばあちゃんたちには「風車が回っているように見えた」ってことは黙っていよう。。。風車がある風景も充分堪能したし、アナスターシオやお宿のおばあちゃんに親切にしてもらったおかげで
ラ・マンチャの人たちのことも好きになれた。内陸部もいいけど、
そろそろ海の近くに行きたいなあ。。。どこかいいところはないかしら。
お宿に戻ったら、久しぶりに
「歩き方」でも熟読しちゃおうかな、と思いながら、アナスターシオがなんだかんだと話しかけてくるので適当に
「Si!」と返事をしていると、お宿につく頃には、
「明日アナスターシオのVESPAでエル・トボソに連れて行ってもらう」という話がまとまっていた・・・。
私とアナスターシオの二人で
コンスエグラに行く、と決まりかけた時はあんなに渋い顔をしていたお宿のおばあちゃんも、今日1日アナスターシオと一緒にいて
「このじいさんは信用できるわ」と思ったのか、今回は特に反対もしないみたい。ニコニコ笑いながら私に向かって、
「待ち合わせはカンポ・デ・クリプターナがいいんじゃない?明日は早く起きなさいね!」なんて言ってるし。。。
ラ・マンチャではほんとにアナスターシオとのご縁が深いんだなあ。どうせ二人っきりなら、おじいちゃんのアナスターシオより、
若いホセ・ルイスと一緒の方が断然嬉しいんだけど・・・。
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