玄関先で
「行こうよ!」「やだ!行かない!」と押し問答をしている私たちを気にしたのか、お宿のおばあちゃんも顔を出し、アナスターシオにペラペラペラっと早口の
スペイン語で話すと、アナスターシオもおばあちゃんに早口で何やら返事をしている。
おばあちゃんがうまいこと言ってアナスターシオを退散させてくれるかな??と期待しつつ、しばらくその場に突っ立って、二人の会話を聞き流していた。
テニスの試合で
ボールの動きを見つめる観客のように、おばあちゃんが話す時はおばあちゃんの顔を、アナスターシオが答えている時はアナスターシオの顔を、と左右に首をふりながら一応フンフンと相槌をうったりしていると、やっと結論が出た様子。
結局二人の話し合いの結果。
「あなたがよければだけど」とおばあちゃんは前置きをして、
「明日の朝、アナスターシオとアナスターシオの息子(アナスターシオは結構なおじいちゃんだし、
『息子』といってもピチピチの男の子じゃなく、きっといいトシのセニョール(おじさん)だと思う・・・)にクルマでこのお宿まで迎えに来てもらい、クルマでこのお宿がある
アルカサル・デ・サン・ファンから50kmくらい離れた、
コンスエグラという風車の村に連れて行ってもらうという予定だけれど、あなたはどうしたい?
行きたい?行きたくない?」と二者択一の結論を出してくれた。
「ちょっとそこらへんをVESPAで走らないか?」というお誘いを断りたかったのに、
アナスターシオの息子まで出てきて
明日は3人で一日観光??おばあちゃん、どういうネゴをしてくれたんだろう??
話が全っ然見えないんだけど。。。
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