気ままに暮らす旅好き・離島好き・変身写真好きなはてるまの身辺雑記です。
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わざわざ書くまでもないような気もするけど、セビーリャvsコルドバフラメンコ対決の総評を。

結果は100対0でセビーリャ、ロス・ガジョスの勝ち!!
ロス・ガジョスでは、フラメンコのバイラオーラ(踊り手)たちが、ましてお店のオーナーらしき人物が観客にキメのアピールをしたり、拍手を要求したりしなくても、お客からは自然に拍手が湧いていた。それくらい、みんな舞台に引き込まれていた。
カンテオーレ(歌い手)にいたっては、コルドバのこのタブラオ(フラメンコを見せるお店)のおっちゃんたち、マイクを使っているくせに全然声量がなく、きっとほんとは

「アイイイイ〜〜!!」みたいに絶唱する部分なんだろうけど、
「あひーひー・・・ひー・・・ひーー・・・」ってな感じで途中で声は裏返るし息継ぎばっかりだし。

ここコルドバフラメンコを見て、「どこかでこんな風景見たよ?」と考えていて、ハタと気づいたのは、ここ2・3日によく見かけた

「エルロシオの巡礼祭」がらみのTV番組。

(エル・ロシオの巡礼祭とは・・・セビーリャからから西に70kmほど行くと『エルロシオ』という村があり、聖母ロシオ修道院という教会の中には

「その像に触れると一生健康に暮らせる」と言われている聖母ロシオ像がある。そのロシオ像は京都御所のように一般公開日が決まっていて(基本的にはイースターの50日後らしい)、その日に合わせてスペイン各地から信仰心の篤い人たちがエルロシオ目指して馬車を仕立てて長旅をものともせずにやってくる、というお祭り)

そのエルロシオのお祭りについてTVで放送する時に、巡礼祭に集まってきたそのへんの素人がフラメンコの衣装を着て、親戚のおうち?のような、カーペットを引いた床の上で楽しそうに踊っているシーンをよく見かけたんだけど、今日のタブラオのフラメンコはまさにソレ。

久しぶりにおじいちゃんやおばあちゃんに会った孫が、お父さんやお母さんに
「ほらほら○○ちゃん、おばあちゃんにフラメンコを見せてあげて!!」と促され、子供が(可愛いだけで決して上手ではないフラメンコらしき)踊りをちょろちょろっと披露すると、周りの大人がチヤホヤ持ち上げて

「わーー○○ちゃんすごい!!上手上手!」って感じで身内だけで喜んでる、という画をベッドに寝転んで覚めた目で眺めているのと、ほぼ同じ味わい。。。


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うーーーむなんだかなあこのタブラオフラメンコを見せるお店)は・・・と思いつつ腕組みをしたまま(手拍子する気も起こらない舞台だったので)見ていると、15分くらいの休憩があり、その後舞台に出てきたのは4人のバイラオーラ(女性の踊り手)たち。

げっまた群舞。しかも2組目に登場していたぽっちゃりバイラオーラに至っては、前の踊り手の足使いを見ながら踊って、「今、私は修行中!必死で先輩たちについてってます」感がひしひしと伝わってくるし・・・。

ああもう後半もずっとこんな感じなのかなあ、と諦めかけた頃に踊り手が交代し、1組目に登場して
「フォークダンスか!」と思わずつっこんだバイラオール(男性の踊り手)が、王子様みたいなフリフリのブラウスを着て登場。

しばらく彼が一人で踊った後で、最後に登場したのは男性女性混成の5人の踊り手。そして既にこの舞台でお約束になってしまった

「迫力のないお遊戯」を延々と披露・・・
しばらく「たんたたん たんたたん たんたんたんたんたんたん Ole!」としか表しようのない、のどかなリズムで簡単なステップを踏む5人・・・。
20070121145333.jpg

写真を見るかぎりでは普通のフラメンコの舞台っぽいなあ・・・動画でお見せできないのが非常に遺憾ですが

これは絶対にフラメンコじゃなーいっっ!!

あーやっと終わった終わった、という感じで5人の踊り手が舞台からハケると、体育館のような会場の入り口に陣取っていたこのタブラオのオーナーらしきセニョール(おじさん)が、観客に向かって拍手を要求。。。
仕方なくお客さんたちがパラパラと手を叩くと、それに合わせてコンサートのアンコールのように5人の踊り手が舞台に戻ってきたのも、これまたどうだか・・・という感じ。

演出のクサさに更に萎えてしまったというか。
ああ、セビーリャのロス・ガリョスはホントにエライよ。
このタブラオよりたった200円お高いだけの料金で、あんなに迫力のあるフラメンコを堪能させてくれたんだから・・・。



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