結局、グアダルキビール川沿いの道に佇み、顔を汗と脂でテッカテカにしながら
「歩き方」の地図とにらめっこしていると、本日6人目の親切な
スペイン人が
「どうしたの?」と声をかけてくれたので、
「メスキータに行きたい・・・」と、疲れきったテッカテカの顔で訴えると、
「この川沿いの道を歩けば
5分で着くよ!頑張りなさい!(多分)」と教えてくれて、おまけにオレンジを3つもくれた。。。セニョール(おじさん)のご厚意には感謝しますが、正直重い・・・。
1つでよかったのに〜と思いながら、グアダルキビール川を渡る風を感じながら歩くこと10分。
やっと着いた〜!!!
あれがメスキータだっ!!!オレンジが3つも入って重くなったリュックを背負いなおし、
「やれ焦らされたことよのう。待てばそれだけ値も増そうぞ」と
布都姫の入内を待つ泊瀬部王子のような気持ちになりつつ意気揚々と
メスキータに踏み込んだ。
この地を治めたアブデ・ラーマン1世が、
「バグダッドに負けないくらいのモスクを建てよう!!」と思い立ち、3回もの拡張工事を施された、巨大なモスク。
そして時代は下って16世紀、
レコンキスタによってイスラム勢力を追い出したカルロス5世は、なんと
この
巨大(175m×135m!!)なモスクの真ん中にキリスト教のカテドラルを建設してしまった・・・。

↑大聖堂の天井
教会の真ん中に大きなお仏壇を作るようなものだ
。
増設中に「なんだかおかしい、バランスが悪い」とか、思わなかったのかしら。
権力者の考えることって常人には理解できないわ〜・・・。イスラムとキリスト、両世界の融合文化の象徴のような
メスキータ。城壁はアラビア調のゴシック様式が複雑に入り組み、まるっきりアラビアン。真ん中の大聖堂の醸し出す違和感に目をつむりさえすれば、
アルハンブラ宮殿にいるような気持ちになってきた。
いやあ、メスキータいいねえ。スペインで見るアラビア建築って、どうしてこんなに魅力的なのかな??

↑
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