朦朧としつつ、薬剤師をしている友達M子が持たせてくれた抗生物質(強い方)と頭痛薬と整腸剤と胃腸薬とビタミン剤を一気に飲み、
「医薬品たちよ、私を眠りに誘って〜・・・」と弱々しく願ったものの、やはり水あたりというのは恐ろしいもので、うとうとするような気配はいつまで待っても訪れず、全く寝つけない。
しんどいよ〜・・・頭痛いよ〜・・・。と、寝られないままにベッドで転々としていると、いつしか夜が明けてしまった。。。
朝になったことでかえって諦めがつき、
「寝られないのに無理して寝る必要もないか。ホテルにも連泊するって言ってあるし。いくら気分が悪くても、限界まで起きてれば人間いつかは寝られるはず!」と気持ちを切り替えた。
一晩や二晩寝なくても死ぬことはないだろう。ゴロゴロしながら、今までのモロッコの旅について思い出してみたり、日本にいる友達の顔や、旅の途中で知り合った人たちの顔を思い出してみたり、
杉浦日向子の「百物語」を何話分を思い出せるかなあとか、マラケシュでたくさん見た「こうのとり」の英語名ってなんだったかなあとか、ほんとにとりとめもないことをずーーーっと考えていた。

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