私よりも後から、砂丘を登り始めた屈強で大柄な先祖代々の肉食人種(=白人)たちは、私がヒーヒーいいながら砂丘の真ん中あたりで(少しずつ滑り落ちながら)休憩しているところをひょいひょい追い越していく。
中でも嫌味なヤツはわざわざ私に向かって
「After you(お先にどうぞ)!」なんて言いながらさっさと砂丘のてっぺんまで登っていくし。
くうう、悔しい。100歩譲ってこれが
私を励ます為のアメリカンジョークだとしても、
全く笑えないっ。私だって朝ゴハンさえしっかり食べてれば、こんな砂丘、余裕で登れるのに〜!!!
しかし。嫌味なヤツでも一緒に登ってる人たちがいるのといないのではモチベーションが段違い。一人っきりだと少し登っては
「疲れた〜・・・ちょっと休憩」(ズルズルと後退)、また少し登っては
「あーまた疲れてきた。休憩休憩」(ズルズルと後退)という感じで、一所懸命手足を動かしている割にかなり効率が悪かったのに、今朝は他の観光客に遅れながらも、昨夜よりもかなり速いペースで砂丘を登りきることができた。
ラクダ使いのおじさんは結構ゆとりをもって起こしてくれたようで、砂丘のてっぺんについてしばらくすると、砂丘に温かな光を送りながら太陽が昇ってきた。
ああ、今からまた新しい一日が始まるんだなあ。
♪あたーらしーい あーさがきた
きぼーうの あーさーが〜富士山頂で御来光を拝んだ時のようなありがたあい気分をかみしめつつ、他の観光客を見習って砂丘を滑り降り、言葉は通じないけど親切なラクダ使いのおじさんと一緒に、来た道(目印がないので違う道、というよりも違う砂丘かも)を戻り、メルズーガのお宿に戻ってきた。
「大きな砂丘」、ほんとに素晴らしかったなあ・・・。
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