それぞれの旅に正解なんてないけど、短気を起こしてスペインに戻らず、モロッコの
『大きな砂丘』まで来たことは間違いなく大正解だと思う。
でかした、私!と、砂丘に沈む夕日と自分の判断に酔いしれているうちに、今宵の宿泊地に到着。
不思議な事に、風次第で形が変わっていく(なんと言っても砂でできてるわけだし)砂丘の中に、こぽっとした大きなくぼ地がある。
あちこちから集まってくる、よその砂漠ツアー
(ほんとは
ラクダツアーというらしい)の参加者とラクダおじさんたちが、
既にいくつかテントを張っているところを見るに、そのくぼ地はツアーの宿泊地としていいポイントらしい。
メルズーガのお宿で砂漠ツアーの説明を聞いた時の話では、私
たちもここにテントを張り、ゴハンを食べたら後は自由行動。夜に星が見たけりゃくぼ地から自力で這い出し、砂丘のてっぺんに登って星を見ればいいよ、(多分)とたしか言われたような記憶が。
でもここから砂丘のてっぺんって・・・結構な高さがあるんだけど。
しかもてっぺんにいる間にすごい風が吹いてこのくぼ地が砂で埋まることとか、逆にテントで寝てる間に砂丘が崩れて生き埋め・・・なんてことはないのだろうか。
(相変わらず前倒しの心配性は治っていない)ラクダから降りたら、今更ながら、なんとなく砂漠にいることが不安になってきた。
見渡す限り、ほんとに一面砂だらけだし、

(昨日の画像と同じように見えるけど、一応違う角度からも撮ってみた)
長パンの裾の折り返しや、頭に巻いたスカーフのシワの部分や、靴下の中まで、たくさんの砂が入っていた。いつ入ったんだろう??そう言えばバルセロナで出会ったKくん(エジプトに1年住んでいたという、砂の国のプロ!)が
「砂はほんとに厄介だよ!」って言ってたなあ・・・。
道中砂丘や夕日をみて
「わーー!!すごーい!!」って喜んだり、
♪つーきの〜 さばーくを〜って口ずさんだりしたせいか、何気に口の中もザラついてるし。
安部公房の
「砂の女」を思い出すなあ。。。

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