翌朝、あまりの涼しさにビックリして目が覚める。あたりはまだ薄暗い・・・。
建物の中でこんなに寒いなんて、テントの中ってどんな寒さだろう?とかなり不安になり、朝食後に早速
「オリエンタルスキンはセンシティブ!」と言った、このお宿の従業員を見つけて、
「今朝すごく寒くて目が覚めた。砂漠ツアーは夜寒いと思う。
何か着るもの貸して」と
直截にお願いしてみると、
「OK!」と言ってかなり
ヴィンテージっぽいジュラバ(モロッコの民族衣装。全身スッポリかぶるタイプ)を持ってきてくれた。。。
気持ちはありがたいけど、
ジュラバと書いて
「ぼろぬの」とよみがなをふりたいような古さ。
古いだけならともかく・・・ニオイもすごい。きっとこれを着ていた砂漠の民か、私の前に
「寒いから何か貸して」と言ってこれを借りてった旅人の体臭であろう。
しかしこのニオイ、フェズのメディナ(旧市街)の染色場を思い出させるわ。そしてこれを着て寝るなんて・・・想像しただけでちょっと泣きそう。
お水は貴重って分かってるけど、このジュラバ、洗ってもいい?と従業員さんに聞くと、
「洗う?どうして?」と真顔で聞き返され・・・
こんなにまっすぐな瞳に見つめられて
「このジュラバ臭いから」なんてとてもじゃないけど言えないよ〜!!!
「問題ないです。ありがとう・・・」と言って引き下がってしまう私って、しみじみ日本人だなあ。。。
えーん臭い臭い、でも貸してもらった以上は持って行かないと貸してくれた相手に申し訳ないし、と思いつつ、一旦チェックアウトしてタヌ夫さん(キャスターつきの大きいリュック)をホテルに預かってもらい、身軽になっていざ砂漠ツアーに出発!!

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